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イタリア建築紀行

イタリアを建築というテーマで見ていけば、興味が尽きることはないでしょう。「名建築&世界遺産」「ユニークな宿」「美しき小都市」という3つの切り口を設け、個性的かつ本質的な旅を目指す日本の旅人たちへ、現地イタリアからメッセージをお送りします。
トラベルコンシェルジュ 菅澤彰子
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中世海洋都市アマルフィとその海岸 Costiera Amalfitana


アマルフィ海岸は、1997年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
ここをロケ地とした日本映画が2009年に上映されてから、
一気に注目が高まったと思います。

イタリアで最初に生まれた、中世の海洋都市を目指して、
私がアマルフィを初めて訪れたのは、世界遺産登録よりも何年か前のことでした。

日本ではまだ、ほとんど知られていない存在で、
「どうやって行くの?」という基本的な答えさえ容易にみつからない、
という情報の少ない時代のことでした。

今となっては、日本の旅人たちにもアマルフィへの明確な道しるべが示されており、
そういう点では恵まれている時代になった、と思います。

日本にとっては、「知られざる小都市」にすぎなかったアマルフィが、
数年の間に、みるみる大躍進を遂げたといえるでしょう。


私は大学院時代に、南イタリアの都市研究をしていたのですが、
1年目、研究室が取り組んでいたサルデーニャ島の現地調査に参加しました。

研究室のイタリア都市調査はその後も、毎年間続いていくのですが、
サルデーニャ→シチリア→プーリアと経て、
その後、調査対象となったのがアマルフィなのです。

私は、シチリアで研究班のリーダー的な役割をつとめることになりました。
次の年、プーリアの大学に単独留学中に研究室の後輩たちがやってきたので、
自分の論文をまとめながら、教授のかたわらで、
"スーパーバイザー"と呼ばれる立場に置かれました。
(プーリアは、世界遺産のアルベロベッロのある地方です)

アマルフィへは、その後、優秀な後輩たちが行っており、
何年かにかけて、素晴らしい研究成果を挙げてくれました。


某邦画の制作にあっては、この研究成果が参考にされたという話を聞きます。
当時としては、貴重な日本語の情報源のひとつだったのでしょう。

2009年の映画公開時に私はもう、ウェブトラベルの仕事に携わっていましたから、
「これからアマルフィへの旅行者が増えてくるだろう」とは思っていましたが、
まさにそれを肌で感じることになりました。

ユネスコ世界遺産への登録や、映画のロケ地になるということが
どれだけ世の中に影響を及ぼすか、というのを
アマルフィを通じて、目の当たりにしたわけです。

現在では、書店でもWEB上でも非常に多くの情報が行き交い、
日本からもたくさんの人々がアマルフィやその海岸を訪れるようになっています。


「世界遺産だから」といって訪れたのなら、
単に「世界遺産をひとつ踏破!」ということに満足するだけでなく、
「なぜここが世界遺産なのか」をぜひ考えてみてほしいと思います。

もし「どこか景色のいいところでのんびりしたい」という理由で
ここを目的地に選ぶのならば、何も考えずにただ海を眺めていればいい。

神話にゆかりあるだけあって、ただそれだけで、
地中海的なエネルギーを感じられる土地だと感じられるのです。




↑大階段でアプローチする、壮麗なアマルフィの大聖堂 Duomo di Amalfi
美しい中庭「天国の回廊 」Chiostro del Paradisoは必見


菅澤 彰子(すげさわ あきこ/ イタリア在住)


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