1. ホーム
  2. ピックアップ特集
  3. バカンスシーズン到来! 人気の避暑地~オーストリアの湖水地方~を訪ねて
  4. トラベルガイド

ピックアップ特集

トラベルガイド
プラン1 “音楽の都”ウィーンを歩いてみる

オーストリアといえば、なんと言っても、大人気のウィーン、ザルツブルクの2都市。首都ウィーンは「音楽の都」として、ドイツとの国境に近いザルツブルクは天才音楽家モーツァルトの出身地としてあまりに有名です。クラシック音楽ファンにとっては必ず訪れてみたい国ではないでしょうか。
オーストリアは「音楽の国」である一方、「自然豊かで、風光明美な景色を堪能できる国」でもあることをご存じですか?今回はウィーンやザルツブルクはもちろん、ザルツブルクから日帰りでも訪れることのできる、「ザルツカンマーグート」と「ツェルアムゼー」もご紹介いたします。

首都ウィーンは人口200万人の都市。ロンドンやパリのような巨大都市ではないため、とても落ち着いた雰囲気があり、美しい街です。Ringと言われる環状道路を路面電車が走り、1周は約30分。この環状道路の中に観光名所が集中しています。到着早々、路面電車で1周してきました。クラシック音楽ファンは必見の国立オペラ座、歴史を感じさせる外観の市庁舎に、市民の憩いの市立公園などが次々に現れ、位置関係もよくつかめて一石二鳥。観光の最初に1周回ることをお勧めします。
電車をオペラ座の前で降りたら、一番の目抜き通りである「ケルントナー通り」を歩き、街のシンボル、シュテファン寺院へ。途中ザッハートルテで知られる「ホテル・ザッハー」内の「カフェ・ザッハー」で、本場のザッハートルテをいただくのも良いですね。
また、バスや地下鉄で少し足を延ばせば、世界遺産のシェーンブルン宮殿や、クリムトの「接吻」で有名なベルヴェデーレ宮殿などで優雅な気分に浸るのもよいでしょう。ちなみに今年はクリムト生誕150年ということで、ウィーン市内にはあちこちに「接吻」のポスターが見られました。

ウィーンを訪れて一番に感じたこと。それは「とてもきれいな街」だということです。
ヨーロッパの都市は、「素敵な街」であっても、電車の落書きや道端のゴミなどが目についてしまうことも多いのですが、ウィーンはどこにもゴミが無い!ガイドブックや雑誌に載っている写真さながらの美しさ(清潔さ)です。
現地で聞いた話によると、オーストリア人の観光に対する意識は大変高く、「街をきれいにしないと、観光客は誰も来てくれない」という風に考えている人が多いそうです。だから住民が率先して街をきれいに使っているんだそう。市民の方々の日ごろの努力が美しいウィーンを作り上げているのですね。

アレンジも自由自在♪モデルプランはコチラ!
オーストリア旅行の無料見積り依頼はコチラ!
プラン2 街中“モーツァルト一色”のザルツブルク

モーツァルトの出身地として名高いザルツブルク。ウィーンから鉄道で約3時間西に行ったところですが、ドイツのミュンヘンからは約2時間と、どちらにもアクセスしやすい便利な場所にあります。夏には「ザルツブルク音楽祭」、冬には「モーツァルト週間」という音楽祭が催されます。
街はザルツァッハ川を隔てて旧市街と新市街に分かれ、旧市街にはモーツァルトの生家や音楽祭の会場となる祝祭劇場、鉄道駅に近い新市街には美しい庭で有名なミラベル宮殿があります。
映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台としても知られていますね。

ザルツブルクもウィーン同様、1km四方に見どころが集中しているので、現地ガイドのツアーで効率良く回るのも、自由に歩きまわるのも楽しい街です。ちょっと見晴らしのいい場所をお探しなら、ケーブルカーに乗って山の上にそびえるホーエンザルツブルク城塞へ。すばらしい町並みが一望できますよ。
ザルツブルク旧市街を歩いて気になったのが、多くの建物の上部に書かれている数字。「1392-1990」などとありますが、これは、「その建物が建てられた年」と「修復が終わった年」だそうです。世界遺産に登録されている旧市街では、歴史ある建物がわかりやすいように、建築年を表示するようになったのだそうです。石造りの建物は古い壁を上から塗装し直して長年使うので、見た目は新しい建物に見えるんですよね。この数字のおかげで、旧市街が中世からずっと歴史を重ねてきたことがとてもよくわかりました。

さて、ザルツブルクで、オススメのレストランは「M32」。旧市街から少し北西に行ったところにメンヒスベルクという山があり、エレベーターで上った場所にあります。テラス席がとても広いので、街を一望しながらのランチやディナーも気持ちよいですよ。
ちなみにオーストリアといっても、ウィーンを含む東部ではワイン、ザルツブルクやチロル地方など西部ではビールが好まれ、多く飲まれる傾向にあるそうです。
そうそう、余談ですが、街でこんなユーモアたっぷりのTシャツを見かけたので、思わずパチリ。

アレンジも自由自在♪モデルプランはコチラ!
オーストリア旅行の無料見積り依頼はコチラ!
プラン3 自然美を味わうなら・・・のオススメ・エリア

ザルツカンマーグート地方は、オーストリアに興味をお持ちの方は耳にしたことがあるかもしれませんが、ザルツブルク郊外の湖水地方です。絵のように美しいと言われる町ハルシュタット(世界遺産)をはじめ、湖畔にはこじんまりとした町が点在し、かわいらしい町並みが私たちを出迎えてくれます。ザルツブルクからはバスや列車でアクセス可能ですが、日帰りなら、効率良く回れるツアーがお勧めです。

最後に、このメルマガをお読みいただいている貴方に、とっておきの穴場をご紹介したいと思います!
それは、ザルツブルクから列車で1時間半ほどのところにある「ツェル・アム・ゼー」という町。
ツェル湖に接するリゾート地で、各国から保養に訪れる人たちに人気のエリアです。ザルツブルクからのアクセスの良さに加え、広大なツェル湖の背後に、オーストリア最高峰3797mの山、グロースグロックナーや、3029mの山キッツシュタインホルンなど、うっとりするほど壮大で美しい山々が連なっています。今回はキッツシュタインホルンをゴンドラとリフトで頂上まで行ってきました。

山の様子は、上るごとに雪景色に変わっていき、だんだん雄大な風景が目の前に広がってきます。3本ほどゴンドラとリフトを乗り継いで、3029mの頂上駅へ。数百メートル続くパノラマトンネルを抜けると、そこは一面氷河の銀世界!近隣の山々まではっきり見渡すことができ、新雪が太陽に照り輝く風景は圧巻でした。氷河の上は直接歩くことができますし、夏でもスキーをすることができます。日本では決して見られない景色を、登山やトレッキングをしなくても手軽に見られるので、すごく得した気分になれます。
また、頂上駅にはレストランもあるので、贅沢なひと時をゆっくり過ごせますよ。
山から降りたあとはツェル湖遊覧船で湖を1周しました。日本では、ザルツカンマーグートがポピュラーですが、まだまだ日本人の少ないこのツェル・アム・ゼー地域でこれまでの旅の疲れを癒し、自然を楽しむのもいいものかなと・・・、いかがですか?

オーストリア旅行の無料見積り依頼はコチラ!


このページのトップへ