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ピックアップ特集

トラベルガイド
プラン1 ミディ・ピレネー地方ってどんなところ・・・?

フランスには魅力的な地方がたくさんありますが、その中で「ミディ・ピレネー地方」は、まだあまり馴染みがないかもしれません。でも、そこには、ロマネスクを代表する素晴らしい建築物の数々、美しい中世の村々、そして美食・・・と様々な魅力が溢れています。そんな、まだ知られていないフランスを体験しませんか? 「ミディ・ピレネー地方」は、フランスの南西部、スペインとの国境近くに位置しています。南にはピレネー山脈が広がり、広大な自然、そして、山あいには美しい小さな町や村が点在しています。聖地・サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路(世界遺産)の中心地としても重要な場所です。また、「フランスの最も美しい村」に選ばれている村も多く、1/3はこの地方に集約されています。

まずは、「ミディ・ピレネー地方」の中で一番の大都市「トゥールーズ」を紹介します。 トゥールーズは、パリ、リヨン、マルセイユに続く、フランス第4の都市で、ヨーロッパの玄関都市から飛行機で、また、パリからTGVで入る事が出来ます。 トゥールーズは、航空産業の街、そして学生の街としても有名で、人口の3割は学生と言われています。1998年、日本が初出場した仏ワールドカップサッカーで、初試合をした街として馴染みがある方もいらっしゃるかもしれませんね。 トゥールーズの街は、赤レンガ造りの建物が美しく連なり、「バラ色の街」と言われています。街は、キャピトール広場を中心に、放射線に伸びる道沿いには、可愛らしい雑貨店やレストランなどが並んでいて賑やかです。 必見は、ロマネスク様式の最大のキリスト教会「サン・セルナン聖堂」です。サンチャゴへの巡礼者が立寄った教会としても有名で、世界遺産にも登録されています。トゥールーズ独特のスタイルの8角形の鐘楼は、遠くからでも圧倒的な存在感があります。

また、こちらも世界遺産の「ミディ運河」のクルーズなども楽しいですね。白いプラタナスの並木道が続く運河は優雅で美しく、違った角度からトゥールーズを感じる事が出来ます。 「ミディ・ピレネー地方」は、この「トゥールーズ」から旅を始めると便利です。山あいにある村が多いため、できれば、小さな村はレンタカーで廻ると便利ですね。比較的大きな「アルビ」「ロデス」「カオール」などは、列車路線も延びています。 それでは、次に「ミディ・ピレネー地方」の美しい街や村から、おススメの町と村を、名物料理と共にいくつかご紹介しましょう。

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プラン2 フランスの秘境&巡礼路沿いの村

ロカマドゥール
断崖絶壁に張り付くようにつくられた村で、遠くから眺めても、近づいて見ても、その迫力には圧倒されます。頂上にロカマドゥール城があり、中腹には7つの聖堂が、そして麓には、レストランやお店、ホテルが建ち並んでいます。中世の巡礼者達は、聖堂まで216段の階段をひざまずきながら上がったそうで、そんな巡礼者達に思いを馳せながら、じっくりと滞在したいところです。雰囲気の素敵なホテル&レストランもあります。

コンク
ロマネスク美術の至宝、フランスの美しい村にも選ばれているこの村は、巡礼者達の重要な聖地として栄え、今なお多くの巡礼者達が訪れています。まさに、山あいの秘境、山間に突然現れる村の姿には感動を覚えます。中世の佇まいがそのままで、どこを見てもシャッターを切りたくなるような、絵になる村。サント・フォア教会のタンパン(入口の門)には「最後の審判」が描かれ、向かって左に天国、右に地獄が刻まれています。

モワサック
必見は、何と言っても必見は「サンピエール教会」です。こちらの「タンパン」は、ロマネスクの最高峰といわれていて、ヨハネ黙示録の最後の審判の様子が描かれた彫刻は、時間を忘れて、ずっと見ていたくなるほどです。また、光や雨、風が計算された「回廊」も非常に素晴らしいです。回廊には76本の柱が並び、46本にはそれぞれに聖書の情景を表した彫刻が施されています。

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プラン3 フランスの“最も美しい村”

サン・シル・ラポピー
ロット川渓谷沿いの崖上に佇む、名前の響きのように、可愛らしい村。二度の世界大戦の影響を受けなかった事もあり、石造りの可愛らしい家々が13~14世紀の姿のまま残っています。また、今年は、フランス人の「一番好きな村」にも選ばれて、村の方達は大変喜んでいるそうです。小さい村ながらも、レストランやカフェもホテルもあり、フランス人の観光客で賑わっています。

コルド・シュル・シエル
遠くから見ると空に浮かんでいるように見えることから「天空の街」と呼ばれています。街は、1222年、アルビジョワ十字軍のころ、トゥールーズ伯レイモン7世によって、シモン・ド・モンフォールによって住処を追われた各地の村人たちの避難所として築かれました。その為、二重の城壁によって、800年以上の間、変わらない姿で残っています。街の標高159~320m、石畳の坂道を登るのは、なかなか体力が必要ですが、上からの景色は格別です。

オトワール
滝が流れる断崖のふもとにある本当に小さな村。村の入口にあるレストランとお土産屋さんを超えると、綺麗に手入れされたお花が美しい歴史ある石造りの家々が並んでいます。すれ違う村人は「ボンジュール」と気軽に挨拶してくれて、普通の生活を感じる事が出来ます。

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