三徳山三仏寺と山陰の旅

2015.11.29(Sun)-12.1(Tue)
三徳山三仏寺と山陰の旅

三徳山三佛寺(さんぶつじ)は、標高899.9mの三徳山にある天台宗の古刹である。

麓に輪光(りんこう)、正善(しょうぜん)、皆成(かいじょう)の三院、そして本堂の裏の宿入(しくいり)橋を渡ると、背後にそびえる輝石安山岩とその集塊岩の急な北斜面を利用して、文殊堂(もんじゅどう)、地蔵堂(じぞうどう)、納経堂(のうきょうどう)、投入堂(なげいれどう)といった多数の国宝や重要文化財の建造物、鐘楼、観音堂(かんのんどう)、元結掛堂(もとゆいかけどう)、不動堂(ふどうどう)、十一面観音堂等が建てられている。

三佛寺の由緒は明確ではないが、寺伝によると、慶雲三年(706)役小角(えんのおづぬ) が三弁の蓮花を散らしたところ、その一弁がここに落ちたので(ほかは伊予石槌山と吉野)堂宇を建てて修験の行場にしたといわれている。 三徳山奥の院「投入堂」は役の行者が法力で投入れたとされ、建立方法については、今もなお謎のままである。

平成十三年(2001)、奈良文化財研究所が行った年輪年代測定によって、投入堂は平安時代後期(1086~1184)に建てられ、納経堂も投入堂と同時期に建立されたことが判明した。

嘉祥二年(849)、慈覚大師(じかくたいし)によって伽藍(がらん)が建立され、阿弥陀・釈迦・大日の三尊を安置したので三佛寺といわれるようになったという。 ただし、慈覚大師の来山は史実には明らかではない。 源頼朝、足利義満ともに同寺を尊崇し、盛時は38寺49院を数えたというが、兵火によりその多くを焼失した。

2015.11.29(Sun)~12.1(Tue)
ご旅行についてのご案内
◇宿泊ホテル◇
旅館大橋
日本建築として最高のものをという一念を貫き、昭和7年、当館は完成致しました。
現代では、とうてい手に入れることのできない、近郊各地の銘木を集め、そして、吟味を重ね、歳月に色褪せない伝統の風格を漂わせております。
平成9年には国の登録有形文化財に指定されました。
国登録有形文化財の指定になった箇所は(本館、離れ、西離れ、大広間、太鼓橋)の5箇所でありそれらをすべて併せるとほぼ全館が文化財というのは全国でも非常に貴重高い建物と言われております。
ご旅行代金
113,800円/大人お一人様あたり
・3名1室ご希望の方は、お一人 7,000円増し
・2名1室ご希望の方は、お一人10,000円増し

ご旅行代金に含まれるもの
•交通費:日程表記載の運送機関の運賃、料金
•宿泊代金:日程表記載の宿泊代金及び諸税、サービス料
•食事代金:日程表記載の食事代金
•食事条件:朝食2回、昼食1回、夕食1回

募集締切日:11月6日(金)
最少催行人員:10人
◇ご注意◇
三徳山は修行の場所であり、木の根や岩をよじ登る等、場所によっては多少険しい箇所がございます。
登山の所用時間は1.5~2時間程度です。
片道の道程は700mですが、ゆっくり時間をかけて安全を最優先に上る予定です。
天候等により入山できない場合もございますので、あらかじめご了承下さい。
お申し込みはコチラ