「冬の絶景」を求めて、様々な世界遺産を訪ねました。凍りつく巨大な湖や無数の滝が生む氷の不思議な造形。アルプスの美しい白銀の世界。豪雪地帯で生き抜く野生動物とも出会います。さらに氷点下50度を超える極寒の地にも向かいました。北欧の辺境の町では、凍った湖をソリで渡ります。シベリアで遭遇したのは、凍結した川沿いにそびえ立つ奇妙な石柱の群れ。冬の世界遺産には、知られざるもう一つの魅力がありました
【極東ロシアについて】
国名 ロシア連邦
面積 1710万平方キロ(日本の45倍)
人口 1億4680万人
首都 モスクワ
公用語 ロシア語
宗教 ロシア正教、イスラム教、仏教、ユダヤ教等
時差
政体 共和制、連邦制
元首 ウラジミール・プーチン大統領
主要産業 鉱業(石油,天然ガス,石炭,金,ダイヤモンド等),鉄鋼業,機械工業,化学工業,繊維工業
GDP 1兆2807億アメリカドル
通貨 ルーブル
●極東ロシア
ロシア連邦のうち、東シベリアのバイカル湖から太平洋に接する地域まで
●気候
極東ロシアへの夏は涼しいと思われがちだが意外に暑く、昼と夜の気温差も激しい。冬季は、氷点下の気温となるため、しっかりとした防寒対策が必要。
●時差
バイカル湖観光のベースになるイルクーツクは、協定世界時(UTC)+8で、日本(UTC+9)との時差は1時間。
■バイカル湖
ロシア南東部のシベリア連邦管区プリヤート共和国とイルクーツク州・チタ州に挟まれた湖。シベリアの真珠と称される。1996年に世界遺産登録。大きさは琵琶湖の47場合。世界の淡水の2割を湛えている。世界最古の湖として古くから環境が変わらず固有種が多い。
■イルクーツク
ロシア連邦イルクーツク州の州都。モスクワとウラジオストクを結ぶシベリア鉄道 が通る交通の要衝。
■ノボシビルスク
シベリアの首都の異名をもつシベリアの中心都市