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今回のテーマは
『電子渡航手続きが増えています』
コロナ禍以降、久しぶりに海外へ行こうと思ったら、以前は紙に機内で記入していた入国書類が電子化されていることに驚かれた方も、少なくないのではないでしょうか?

今まで機内で記入すればよかった手続きを、出発前にスマートフォンやPCから作業をして完了させておく必要のある国も増えており、機内でパスポートを出して記入する手間が減った一方で、出発前に作業時間を確保する必要が出てきています。

国・エリアによっては、パスポートに埋め込まれているICチップの情報を読み取る必要があったり、パスポートの顔写真ページの写真をアップロードする必要があったり、…など申請方法は様々ですが、慣れていないと戸惑う方も少なくないようです。

今回は、そんな電子渡航手続きについてお伝えしてまいります。
電子渡航手続きとは
飛行機に乗る時に必要な航空券、1990年代頃までは紙の航空券が使われていましたが、現在はeチケットが主流になっています。
eチケットとは、航空券の情報を航空会社のコンピュータ内で管理し、パスポート情報と照合することによって航空券を確認することができるシステムです。

空港でのチェックイン時にはパスポートだけを提示すれば、航空券を提示しなくても搭乗することができます。
今では当たり前のようにeチケットを使って飛行機に搭乗することができますよね。

同じように、以前は紙で提出していた入国書類も、紙ではなくパソコンやスマートフォンから入力し電子化されたものを、入国時に審査官が読み込んで確認する、それが電子渡航手続きです。

入国審査だけでなく、税関での手続きも電子化されているところが増えてきています。
電子渡航手続きの種類
eVISA
これまで各国・エリアの大使館などへ紙の申請書で申請していたビザを、PCやスマートフォンから電子的に申請できるようになっている国があります。

電子渡航認証
eVISAと同じような手続きですが、ビザは渡航目的や滞在日数など、電子渡航認証では対応できない渡航者が申請するのに対し、電子渡航認証は原則としてビザを取得しない渡航者全員が必要となる手続きです。
申請後、相手国・エリアの承認を得る必要があります。

入国カード
これまで機内で記入していた、いわゆるEDカードです。
紙への記入の代わりに、スマートフォンやPCで電子的に入力する国が増えています。
ビザや電子渡航認証とは違い、原則として相手国・エリアの承認を必要とせず、入力を完了すれば、その内容を入国審査で確認される流れとなります。

国・エリアごとの必要手続き
以下の表は、日本のパスポートを持つ方が、観光目的で1週間程度の滞在をする場合に必要な手続きをまとめたものです。

「入国カード < 渡航認証 < ビザ(査証)」の順で手続きに時間や手間がかかるため、どちらでもOKの場合には、より手続きが簡単な方を選択してあります。

ビザが必要な国・エリアは、従来の紙での申請の他、電子申請によるeVISA、到着時に取得するアライバルビザなど、申請方法がいくつかありますが、渡航目的や滞在日数、到着空港などの条件により申請できる方法が異なる場合がありますので、必ずご自身でご確認ください。

電子渡航認証が必要な国・エリアは、すべて電子申請による手続きとなります。

入国カード・税関申告書の欄は、「電⇒オンライン(電子申請)、紙⇒紙での申請」となります。
国・地域 ビザ 電子渡航認証 入国
カード
税関
申告書
備考
アジア
インド - -
インドネシア - -
韓国 - - 電※ - 2025年12月末までは紙のカードも使用可
カンボジア -
シンガポール - - -
スリランカ - - -
タイ - - -
台湾 - - 電※ - 2025年9月末までは紙のカードも使用可
中国 - - -
フィリピン - -
インドネシア - -
ブルネイ - - -
ベトナム - - - -
香港 - - - -
マカオ - - - -
マレーシア - - -
モルディブ - - -
モンゴル - - -
ラオス - - -
中東アフリカ
アラブ首長国連邦 - - - 到着時自動付与
オマーン - - - -
カタール - - - -
サウジアラビア - - -
トルコ - - - -
エジプト - -
タンザニア - -
チュニジア - - - -
南アフリカ - - - -
モーリシャス - - 併用 -
モロッコ - - - -
オセアニア・グアムサイパン他ミクロネシア
オーストラリア -
サイパン - -
グアム - -
ニューカレドニア - - - -
ニュージーランド - 電・推奨
サイパン - -
パラオ - -
フィジー - -
タヒチ - - -
北米
カナダ - -
アメリカ - -
中南米
アルゼンチン - - - -
キューバ -
ジャマイカ - -
チリ - - -
ブラジル - - -
ペルー - - -
ボリビア - - 併用
メキシコ - - - -
ヨーロッパ
アイルランド - - -
英国 - - -
ウズベキスタン - - - -
モナコ - - - 2026年ETIAS導入予定
アイスランド - - - 2026年ETIAS導入予定
イタリア - - - 2026年ETIAS導入予定
オーストリア - - - 2026年ETIAS導入予定
オランダ - - - 2026年ETIAS導入予定
ギリシャ - - - 2026年ETIAS導入予定
クロアチア - - - 2026年ETIAS導入予定
スイス - - - 2026年ETIAS導入予定
スウェーデン - - - 2026年ETIAS導入予定
スペイン - - - 2026年ETIAS導入予定
ドイツ - - - 2026年ETIAS導入予定
ノルウェー - - - 2026年ETIAS導入予定
フィンランド - - - 2026年ETIAS導入予定
フランス - - - 2026年ETIAS導入予定
ベルギー - - - 2026年ETIAS導入予定
ポルトガル - - - 2026年ETIAS導入予定
マルタ - - - 2026年ETIAS導入予定
ルクセンブルク - - - 2026年ETIAS導入予定
エストニア - - - 2026年ETIAS導入予定
スロバキア - - - 2026年ETIAS導入予定
スロベニア - - - 2026年ETIAS導入予定
チェコ - - - 2026年ETIAS導入予定
ハンガリー - - - 2026年ETIAS導入予定
ポーランド - - - 2026年ETIAS導入予定
ラトビア - - - 2026年ETIAS導入予定
リトアニア - - - 2026年ETIAS導入予定
ブルガリア - - - 2026年ETIAS導入予定
ルーマニア - - - 2026年ETIAS導入予定
※2025年7月末時点の情報を元に作成いたしました。

なお、各国・エリアの必要手続きは入国経路や入国場所など、条件によって細かく分かれている場合があります。
また、変更となる場合がありますので、必ずご自身で渡航前に余裕をもってご確認ください。
注意事項
多くの国・エリアで、滞在先の住所や電話番号が必要になります。
お手元にご予約のホテルの名称・住所・電話番号をご用意の上、申請を進めてください。

ご旅行中に複数のホテルへ宿泊する場合は、特に注意書きがない場合は、最初に滞在するホテルについて入力するとよいようです。

乗継だけでホテルを取っていない場合は、乗継する空港の名称や住所を入力するか、TRANSITと入力して進められる場合はそれでもよいでしょう。

日本語版のある国・エリアの入力フォームでも、入力する内容は日本語ではなく、すべてローマ字と半角数字だけで入力するようにしましょう。

申請できる期間が決まっている国・エリアも多いので、早めに申請した方がよいのか、「到着時刻の○時間前以降」のように出発直前の申請が必要なのか、事前に確認をしておきましょう。

複数国に滞在する場合、お帰りの乗継で入国する場合などは、ご旅行中に次の訪問国の申請が必要となる場合があります。
いつ申請すればよいのか、滞在先のホテルなどでWiFiが使えるのか、など、日本とは違う環境できちんと申請ができるように、確認をしておきましょう。

筆者もこれまで何カ国か電子申請を行ってまいりましたが、一番苦戦したのがオーストラリアのETAでした。
パスポートのICチップをスマートフォンで読み取る必要があるのですが、なかなかスムーズに読み取ってくれず、何度もエラーになっては最初に戻る、を繰り返した記憶があります。

オーストラリアに限らず、スムーズに申請が完了できない可能性も考えられますので、申請できる期間になったら、できるだけ早めに申請を済ませるのがおすすめです。

ウェブトラベルでは、ご訪問予定の国の入国手続きについてもご案内させていただいております。
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編集・発行:株式会社ウェブトラベル
発行日:2025年8月13日
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