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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 藤元 淳子
【2011年12月24日[Sat] ご出発】 海外

Y様 マチュピチュ・ナスカ ペルー10日間

藤元さま


おかげさまで無事に帰国しております!
時差ぼけからか疲れからか、帰宅した後
眠り続け、先程やっと目が覚めました。
ですが、本当に楽しく、よい思い出となった
旅でした!

1 リマ到着、真夏のクリスマス
ついた初日はちょうど日付が変わった直後で
クリスマスになったばかり、
リマではたくさん花火があがっていました。

迎えに来てくださった現地ガイドさん曰く
ここ数年、クリスマスイルミネーションがとてもにぎやかだそうで、
普通のおうちもきれいに飾っているところが多く、
真夏のクリスマスは初めてでしたが、
そんな感じでお祭りっぽく楽しめました。

リマではミラフローレス地区の、
住宅街風の通りにある、小さなホテルに
飛び飛びの日程で泊めていただきましたが、
なんだか気に入りました。

もともと個人宅だったのかな?という感じの
本当にこじんまりしたホテルで、
玄関ホールに机があってそれをフロント用に使用、
ロビーとなるような空間のソファも年季が入っている、
部屋も昔は家族のそれぞれが使っていたのかなあと
いうような、いい感じに古びた机があったりしました。

でも(どちらかというと潔癖かもしれない私でも
気にならないくらい)清潔でしたし、
トイレバス(又はシャワー)も新しかったので
不自由はなく。
むしろ人の気配や歴史を感じられて面白かったです。
大きなホテルと違って、行ってみないとわからないというか、
自分では探し方がわからないタイプのホテルというか。

日程の都合上、一回だけですが、
朝食は中庭のテラスみたいなところでいただきました。
そこも壁のタイルなんかがきれいで、屋根がないので
すずめが来たりするのを眺めたり。
本当は朝食ついていなかったんですけど、
起きて下に下りたら「コーヒー飲む?」と聞かれて、
「うん」と答えたらなぜか出してくれたので笑、
(ちなみに朝食いくら?と聞いたら、いらない、といわれました。
いいおにいちゃんでした)
多めにチップを置いてきました。そんなところも面白く。

2 ナスカにて大感動
次のナスカまでのクルズデルスルのバスも快適でした。

昼頃ついて、夕方から綺麗なお庭のあるマリアライヒ博物館に行き、
ミラドール(やぐらみたいのと小山)からの眺めと夕日にうっとり。

と、その前にランチを食べたのですが、
バス停すぐ近くの「セビツチェリア エルリモン」というところが、
超!おいしかったです。

飛行機以来初めてのちゃんとした食事だし、
生ものだから大丈夫かなー、とも思ったのですが、
現地ガイドさんが回転のいいお店なら心配ないですよと
言っていたことと、いかにも美味しい繁盛店!という勢いが
あったので、(ホリデイということもあってか、地元の人で大賑わい)
セビッチェとアロスコンマリスコス(シーフードご飯)を
頼みました。たしか全部で39ソルくらい。

混んでて入れなかったのと、すぐ横が宿のホテルだったため、
10~15分くらいでデリバリーしてくれました。
(テイクアウトできる?と聞いたら、届けてあげるよという趣旨の
ことを言われました。早すぎるスペイン語で正確にはわかりませんが)

ホテルのロビーで待っていたら、ちゃんとお皿にのせて、
ナイフフォークやナプキンも置いてくれ、お店で食べるのと同じようにして
持ってきてくれましたよ!

これがほんっとうにおいしくて、
いっぺんでペルー料理ファンになりました。
(ただ、コリアンダー嫌いの人はちょっと大変かもしれません。)

外国で野菜果物などの素材そのままではない、手間のかかった料理を
食べて、「(この料理の)本場なんだなあ」と思うことはあっても、
「うわあ、おいしい!」としみじみ思ったことはあまり経験なかったので、
余計に感動してしまいました。


その日泊まったアレグリアもとても綺麗なホテルで、
中庭の花やプールを前に夕暮れを眺めながらクスケーニョを飲んだり、
翌朝も快晴の下、シンプルでおいしい朝食をいただき満喫しました。
(ペルーは万事薄味傾向で好みにぴったりでしたが、
スクランブルエッグもとてもシンプルで美味しかったです。)

そういえば日程表では夕食がついていると書いてあったのですが、
夕方聞いてみたら「今日は食堂はやってない」とのこと笑。
クリスマス当日だし、ランチも遅くにたっぷりおいしいものを
いただいたので、まあいっか、ということになり、
飲み物だけとってたっぷりゆっくり眠りました。

今思えば、夜にマリアライへさんのプラネタリウムというのに
行ってみてもよかったな、とも思います。


よく寝た翌朝はナスカの地上絵をみるため、セスナフライト、
の予定だったのですが、ここで、私が得意のわがまま笑を発揮し、
パルパの地上絵もあわせてみるフライトに変更していただきました。

前日、マリアライヘ博物館で、パルパの地上絵についても説明
(400年くらい前のもので、ナスカに比べてシンプルで小さいそうですね)
してもらっていたら、比べてみたくなってしまったのです。

朝一でツアーカウンターで聞いてみると、客が4人、パイロットが2人必要だ、
追加料金が一人120ドル、フライトは少し長くなって1時間ちょっと
といわれたのですが、空港に確認してもらったところ、大丈夫と言われました。
(結果、ナスカの空港で1時間ちょっと待ちましたが、
結局パイロット二人、私と連れの二人の4人乗りで飛びました。)

当日は綺麗な快晴で、ものすごく気持ちがよく!
一応酔い止めも飲んでおいたのですが、そんな心配も
忘れるほどの景色を満喫しました。

個人的には、パルパは確かにすこし拙いというか、
描いた人の思いやかわいらしさを感じる一方、
ナスカはデザインとしてより完成されている、という
感じで、地上絵の壮大な不思議を堪能できました。

降りたあと、時間があったのでそのままドライバーさんの
勧めに応じる形で、遺跡と水路の見学ツアーに。
(2人で35ソルくらいだったような)

ホテルに戻り、少し街歩きをして、
ナスカの広場近くの、炭火焼で繁盛しているお店で、
炭焼きチキンとフライドポテトとサラダのセットを
これまたテイクアウトして、リマへの帰りのバスの中で
食べました。
(これも美味しかったです。クミン等スパイスの香りがよくて)

クスコ前は食べすぎないように、夜は食べないくらいが
よいとガイドさんから聞いていたので、
その通りにして休みました。

3 クスコ経由、素朴で素敵な聖なる谷ツアーへ
翌日はクスコへのフライトのため早起きして、
降りた後はソロソロと動くように気をつけ、
ホテルに荷物を預けて聖なる谷ツアーへ。

ピサックの市場、マラスの塩田、モライ遺跡などを回りました。

市場ではちゃんと値切り交渉も楽しみつつ、おみやげを買いました。
ローズクオーツの結晶、80ソルなりを33ソルまで負けてもらい
プレゼントとして違う色の小さな結晶2つをつけてもらいました。
(最近の女子はわりとパワーストーン好きが多いので、
下手に民芸色の濃いものを買うよりもいいかも、と思ったのと、
アルパカ製品などは街で買うほうがいいものがありそうと
思ったためですが、ふり返ってみて正解だったかなと思います。)


道中は山道やウルバンバ川に沿った道をドライブ。
とても綺麗で、車窓から見える家や人々も素朴な印象、
これがアンデスの山々なんだなあと感慨深かったです。

リマやナスカは他の南米の都市や砂漠の近くの町と
似ているなあという印象だったのですが、
こうした山中や小さな町はあまり見たことがなく、新鮮でした。

また、高度の高いゆえの空の透明感や、
サボテンやアロエ様の植物の面白さや緑の美しさも
とても鮮やかで、行く前は
「最悪ナスカとマチュピチュだけ見られればいいかな」と
思っていたのですが、これを組んでいただいて本当に
よかったと思いました。

この日のドライバーさんは恰幅のいい、楽しく気のいいおっちゃん
だったのですが、彼が一押しというウルバンバでのランチブッフェも
おいしくいただきました。(彼が一番よく食べていたような笑)

ブッフェは結局計二回食べましたが、
名物料理をいろいろとって食べることができるので
とても便利でした。
食べる量も調節しやすいし、ブッフェで気に入ったものを
次に自分たちで食事をとるときに頼んでみたりできるし、
イマイチ、と思えば一口でやめられるし笑。

マラスの塩田は雨季ということもあり、
白い部分が少なかったのですが、山間の様子が面白く、
行き返りの山道もスリリングで、
塩田を流れる水に触れてほんとにあったかいなと
感心したりしました。

また、モライはおっちゃんの言うとおり、
「wonderful!!」な眺めで、見ているだけで笑いがもれるような、
爽快で、不思議な段々畑といった風情で、印象的です。
遺跡の入り口にいた犬に何故だかずっとついて来られて、
犬のガイドを受けたのもよい思い出となりました。
(こちらの息が上がって止まると、少し先で振り返って待ってくれました笑)


その後に着いたオリャンタイタンポの宿がまたかわいらしく!
すぐ前が川、その手前にかわいいお庭と犬、左手には山を望む、
ハイジがいそうなロケーションに、
あたたかな山小屋風のロッジ、そしてかわいい娘さんと
よく似たお母さんと、いい人そうなお父さんの家族経営という、
とってもとってもかわいいホテルでした。

夕方街に出て、道行くおばちゃんに薬局を聞いたのですが、
丁寧に教えてくれました。
そして私がスペイン語を間違えていたために笑
教えられた先には病院しかなく、再度迷っていたら
再びおばちゃんに発見され笑、
手をひかんばかりの勢いで薬局に連れて行ってくれた上、
私が薬を買い終えるまで、日本人にとまどう薬局のおばちゃん
と私の相手をしてくれました。いいひとです。

フロントの女の子におすすめのレストランを聞き、
駅近くの川沿いにあるおしゃれなレストランに行ったところ、
これまた大変美味しかったです。
サラダとグリンピースのクリームスープとアヒデガジーナ?
(鶏カレーライス的なもの)を二人でシェアして、
それぞれ飲み物をもらって、
90ソルもしなかったと思います。

夜になると結構冷えるので、シャワーを浴びて
早めにベッドへ。高所のため、星が綺麗でした。

4 いよいよマチュピチュへ

朝起きて散歩して、かわいい食堂で朝食をいただき、
かわいい娘さんと記念撮影をして列車の駅に向かいました。

昨晩のおすすめレストランを教えてくれたフロントさんによれば、
列車のホームにある「カフェマユ」というところもおすすめとのことでした。
とても楽しそうに働くお兄さんとお菓子をみているだけでも、
いかにもおいしそうで、ブラウニーとかクッキーなんかもあって。
私は時間があわなくて買えなかったのですが、
飲み物を持って列車に乗る(TOGO)というのもでき、
実際やっている人も多くみました。


ガイドブックにも書かれていることですが、列車の左側が眺めよし、
というのは本当ですね。

私たちは右側だったのですが、予約が直前だったので、乗れるだけでも、
と思っていたら、運良く?一番後ろで左側に席がない
構造だったので、窓の外もよく見えました。
また、ここぞというポイントではこっそり左側に移動して笑、
濁流うずまく谷川も遺跡も、じっくりと見ることが出来ました。
(車内にツアーの人たちがいたため、ポイントに
なるとガイドさんが教えてくれたので)


1時間半ほどでつき、ホテルに行くと
少し早いけどいいよといって部屋に入れてもらえたので
荷物を置いて、その日はまるまる、マチュピチュを堪能しました。

雲が迫ってくる様子も、雨に降られて苔がキラキラするのも、
霧の中のマチュピチュも、そこから晴れ上がる様子も
とても神秘的でした。

(朝は曇っており、それから晴れて気温があがってきて、
昼頃から雨が降る、そして晴れる、というサイクルのようで、
二日ともそんな感じでした。また、山や植物の様子や雨のふりかたは
屋久島に似ている感じがしました。)


どうやってこんなものをつくったのか、
どうしてこんなものをつくろうと思ったのか、
それを考えているだけでも楽しかったです。
(あの石垣ときたら、本当に本当に隙間がないですもんね!)

連れと二人で勝手な推測をしながら、うろうろ歩いて回りました。


また、地球の歩き方を持っていたのですが、
ガイドブックには書かれていないことがまた面白く。

座ってのんびりとあたりを見ていると、
客を二人くらいしか連れていない現地ガイドさんが、
地図に書いていないところを案内していたりするのですね。

そこに後から行ってみると、ものすごく!眺めがよかったりしました。

また、通説的解説や豆知識を知りたいときには、
神殿などのいわゆる有名ポイントで、大人数を連れたガイドさんの
そばに寄っていって、しれっと解説を聞いたりできたので
楽しかったです笑。

日本語の通じるガイドさんをつけてもらったほうが
効率がいいのかもしれませんが、
余裕のある日程を組んでいただいていましたし、
こういう勝手な楽しみ方ができたのも、
私と連れにはよかったような気がします。
(有名どころであればあるほど、自分で得た感覚というのが
貴重な気がする性分なのです。)


お昼は早めにマチュピチュの入り口右手の
お店でハンバーガーを食べて入りました。
(ハンバーガーが7~8ドルくらい?でした)

マチュピチュ入口のホテルビュッフェはホリデー価格か、
なんと一人33ドルで、地球の歩き方に書いてある25ドルより高く、
(翌日食べちゃいましたが。味は美味しかったです。)
マチュピチュ村での夕ご飯は不発でした。

お店やメニューの選択もまずかったのかもしれません(ピザを食べました)し、
高所だし、観光地!というところではしかたないのかもしれませんが、
ご飯はちょっと残念でした。
それを補ってあまりあるものがあったので、とってもよかったですけれど。


5 ワイナピチュに登って、クスコに上る

翌朝はこの旅一番の早起きをして、5時半のバスでマチュピチュに
あがりました、が、5時30分に既にバス停に大行列ができており
びっくりしました。

6時過ぎに無事マチュピチュに入り、ワイナピチュの入口まで
20分くらい、寄り道しながらも6時半すぎにはつけたので、
日時計の位置まで戻ってのんびりしました。

昼間は見て過ぎる人のほか、瞑想している人などで混んでいたのですが、
朝一だとさすがに人がおらず、
南側に広がる山の眺めを独り占め状態で堪能できました。

7時前にワイナピチュの入り口に戻り、並んで、記帳したのが
7時18分ころ。
頂上まで行って、寄り道もして、帰ってきて10時半ころだったので、
往復3時間くらいかかりました。

朝方くもっていたのでちょっと心配したのですが、
いい天気の中、登ることができました!
(降りてきた後、11時ころから激しい雨になりました)

頂上からの眺めがまた素晴らしく。
あのふきっさらしの不安定な岩の上から見る、
どっしりとした青い山々とめまいがするような眼下の森、
あまりに近い雲とそれが晴れたときのまぶしい青、
きっちりと積まれた段々畑や人のような影がちらつく
マチュピチュは、なんだか信じられないように
綺麗でした。

道々で出会う各国の旅行者とのコミュニケーションも
とても楽しかったです。
みんな同じ苦労をしているせいか、すぐに仲良くなれるようで、
冗談を言ったり、写真ポイントを譲りあったりして、
とってもいい思い出になりました。

月の神殿、グレイトケイブにもいってみようかと思ったのですが、
ワイナピチュ入口の案内には片道2時間30分と書いてあり、
(頂上まで60分とありました)、バスに乗ることを考えるとなあと
悩みました。

頂上から降りてきて、別れ道での「グレイケイブまで40分」と書かれた
看板の前で迷っていたら、通りすがりの現地のガイドさんに
「ケイブまではここから1時間から1時間半くらいはかかるよ。」
といわれ、
「看板には40分て書いてあるけど違うんですか?」ときいたら
「それは嘘だ。信じるな。頂上まで1時間以内でついたか?」
と笑われたので笑、
途中までで引き返して、残りの時間はまたマチュピチュを
じっくり見るほうに費やしました。

もともと登山は好きな方ですが、夏といえども涼しかったですし、
高所といっても富士登山ほど息は切れないし、
距離も短いし、荷物も少ない状態で登れるので、
普段登山をしない人には大変だと思いますが、
ちょっとしたインカトレッキングもできたようで、
とっても充実した半日でした。
(真夏に熊野古道を一日歩くほうがずっときつい。
と連れは言っておりました。私も同感です。)

ちなみに私たちは普通のスニーカーで登れました。
(勿論、雨などふればまた違うと思いますし、
物凄い場所にある細い階段などが
あるのですべらないよう注意を要しました。)


その後お昼すぎにマチュピチュを出て、ホテルのビュッフェを
食べ、雨と行列の中、列車に間に合うかと心配しつつ
バスに乗って村へ戻りました。

帰りの電車に乗る頃は雨も上がり、
天窓も青く、眺めのいい中をクスコに向かいました。
(ビスタドームでは本当にファッションショーが
あるんですね。びっくりしました。)


お昼に調子にのって食べ過ぎたせいか、
夕方クスコについて早々、高山病っぽくなってしまったので、
(吐き気と頭痛)食べすぎに注意は本当だなと思いました。

また、現地で購入した薬を飲んだのですが、私には合わなかった
ようなので、薬の購入、使用は慎重にしたほうがいいかもしれないなと
思いました。

6 クスコ市内でお買い物

疲れもあって、翌日は朝食を軽くいただいた後、
宿のホセアントニオホテルで昼過ぎまでゆっくりのんびりしました。

始めに日程を組んでもらったとき、できるならば、
クスコのホテルのグレードを少しあげた方がいい、
とお勧めしてもらったのですが、それにしたがって
大正解、でした。
日程上、疲れも出てくる頃に、
続けての滞在時間が最も長いホテルだったので、
広々したお部屋で、落ち着いてくつろぐことができて、
よく休むことができました。

お昼は午後遅くなってから、広場近くまで出て、
プカラというお店へ行きました。
毎回おんなじようなことを書いているような気がしますが、
ここも本当においしかったです。

フルーツサラダ(朝食にもよく出る、メロンやスイカ、パパイヤのほか、
パッションフルーツ、いちごなどが少しずつ)、
にんにくのスープ、キヌアのスープと、
アロスコンポジョ(鶏ご飯)を戴きました。

私は食べすぎを警戒して、スープ以外は少しずつにしましたが、
本当に本当に美味しかったです。
なんで今までペルー料理を食べたことなかったんだろう。。。。
と思うくらいでした。

にんにくのスープは赤くて少しピリカラの、にんにく他のスパイスを
きかせたシンプルなスープ、
キヌアのスープは鶏出汁にとき卵、ショウガやコリアンダーの風味の、
体によさそう!!なスープで、どちらも10ソルくらい。
アロスコンポジョはパエリアのようなお鍋に入って、
鶏出汁とコリアンダーで味つけられたお米と、その上にお野菜と
鶏肉が乗って出てきました。22ソルくらいだったかなと。

以上は私が「にんにく好き」、
連れが「鶏好きのコリアンダー好き」という人だったもので、
頼んだのですが、今でも本気で食べたいです。
できることならお腹いっぱい!笑

また、ここのお店はチョコレートもおいていて、
(いわゆるチョコレート専門店みたいに、ガラスケースに
一つ一つ並べてありました。)
節食中のために試せなかったのが心残りです。。

ちなみにお店に日本語で書かれた詳しいクスコ市街の地図が
おいてあり、役に立ちました。
(ガイドブックを繰ることなく、地図が見られるので)

その後はちょくちょくカフェに入るなどして休憩しつつ、
そろそろと歩いてカテドラルを初めとした広場の周りの建造物を見たり、
インカの石垣が残る通りや12角の石を見て歩いたりして、
広場近くの「KUNA」というアルパカのお店でマフラーなどを
買いました。

お値段は高めなのですが、広場近くに並んでいるお店の中でも
ひときわセンスがよく、素材の手触りもいいと感じて、
帰ってからもちゃんと使えるものが買えそうと思ったためです。

この系列のお店はリマにも、空港にもありましたが、
クスコの広場のお店は広くて種類が豊富、
また、倉庫もあるようで在庫をすぐに調べてくれたので
パッケージに入ったままの新品が買えたのも
いいところかもしれません。

少し離れた小さな広場の前にも同じ系列の店があるのですが、
なぜかその店内で従業員の人たちがパーティーをしていたりして、
なぜかご相伴にあずかりそうになったりして
(うれしいですがお腹いっぱいです、とお断りしました)、
面白かったです。
そんなこんなで店員さんが全くがつがつしていなくて、
うるさく営業してこないので、とてものんびり買い物ができました。

暗くなったころ、ホテルに戻り、ペルーのテレビを流し見つつ、
翌日の移動に備えて荷物の整理をして、就寝しました。

7 リマへと戻り、締めくくり

朝起きて朝食をとり、10時30分のお迎えまで、ホテルでのんびり。
フレッシュジュースが何種類もあり、量をセーブしつつも、
メロン、スイカ、パッションフルーツ、最後にオレンジ、などなど
ジュースのはしごを楽しみました。
(南米でおいしいものといえば、フレッシュオレンジジュース、
というイメージだったのですが、今回もよく飲みました。
そのほかにレモネードも美味しかったです。
名物チチャモラーダも飲んだけれど、どうしても
フレッシュジュースのおいしさに勝てずに終わりました。)


クスコ空港について随分時間があったので、出発ロビーに
上がるエスカレーターを降りてすぐ左にあるお店で休憩しました。
(つれてきてくれたドライバーさん曰く、
ここがいちばんコーヒーがおいしい、とのことだったので。)

朝ご飯をとてもセーブして食べたので、小腹がすいて
エンパナーダ・ポジョ(チキンパイ)を食べたのですが
これがまたまた美味しかったです。
ショウガやカルダモン、クミンを軽く利かせた
大きめの鶏ひき肉が包まれていました。

現地ガイドさん曰く「ペルー料理は間違いなく南米一」とのことで、
エンパナーダはブラジル他の国でも何度も食べたことがあるのですが、
確かに、とうなずける味でした。

別に期待してなかったのに、特におすすめ商品でもない、
空港のコーヒーショップのパイですらこんなに、、、、
どうしてこんなに外れがないんだ!と思うくらい、
何を食べてもおいしい国、ペルー。という感じです。
(ペルー料理以外はわからないですが)

衝撃に打たれたまま、ちゃっかり追加でセーターを買い、
リマに戻りました。

リマでは14時過ぎについて、20時にはまた空港に向かうことに
なっていたので、あえてセントロには行かず、これまたのんびりと
ホテルのあったミラフローレス付近で過ごしました。
(正直、南米の街は一つ見ると様子がわかるような気もしまして。)

そこでまず、地元のスーパーマーケットに。
商品の種類から売り方、陳列方法、来ている人、お店の人、
お国柄や違いが感じられて面白く、観光だけでは出会わないものも
見られてとても楽しかったです。
お菓子やハーブティーなどを少し、おみやげに購入しました。
(やっぱり安いですね)

その後、海岸の方まで出て、恋人たちの公園近くの
プントサルというセビッチェリアに行き、遅めのランチ兼
早めの夕食。
ペルー最後、そして2011年最後のちゃんとしたご飯だったので、
おいしいものを食べたい!ということで連れと意見が一致して、
地元の人っぽい人がたくさん入っているお店にしました。
(観光客向けでもあるのでしょうが、
ロケーションもよく、デートやおしゃべりランチ中、という
雰囲気の方も結構いたように思います。)


そこで初回のご飯と同じく、
セビッチェとアロスコンマリスコス、
魚のスープをとってシェアしたのですが、
ナスカのセビッチェリアに勝るとも劣らない、
(お米はこっちの勝ちかもしれない)、
とてもとてもおいしいご飯でした。

魚のスープは、日本のおすし屋さんにある、
あら汁にコリアンダーを足した感じで、
まさに魚の出汁出てます!!というスープでした。

アロスはすこししっとり目で、チャーハンというより
パエリアに近く、同じメニューでもお店によって
やっぱり違うものだなあと実感。
こうして同じメニューを試せたのも面白かったです。

新鮮、歯ごたえぷりぷりで、旨味にあふれた
魚介類をたっぷりいただき、すっかり幸せに。

大満足の食後は、太平洋に沈む2011年最後の夕日を見ながら
(反対から見ると初日の出なわけですね。感動!)
海岸沿いを歩き、ラルコ・マルショッピングモールへ。
初日に現地ガイドさんに聞いたペルーの習慣を実践すべく、
あるものを買いました。

それは、黄色いパンツ。

理由はよくわからないのですが、
ペルーでは、年明けの瞬間に黄色いパンツに
履き替える、という幸運ジンクスみたいなものがあるそうですね。
まったく理由はわかりませんが。

よくわかんないけど、せっかくタイムリーにペルーにいるのであるから
乗っかってみようかな!と思ったまま、
すっかり忘れていたのですが、リマに戻ってきて思い出しました。

まずはスーパーで聞いてみるも売っておらず、
おばちゃんたちは親切に教えてくれるも、
ネイティブスパニッシュのスピードと固有名詞の連発に
ついていけず、撃沈。

ラルコマルはおしゃれなショッピングセンターなので、
ないかなあと思っていたのですが、
(東京でいう、お台場のような感じでした)
シックなセットが並ぶ、モール内のランジェリーショップの
すみっこに、一際異彩を放つ黄色を発見。
めでたく入手して実践しました。ちょっとフライングでしたけれども。
(散々ご心配をかけたのに、くだらなくてすみません。。。)

これで思い残すことはない、と言いつつ、ホテルに戻って
シャワーを浴び(デイユースでしたが、その後の長いフライトを
考えると、ここでシャワーを浴びられたのはとてもよかったです。)
荷物をまとめて空港へ。

23:55発のフライトだったのですが、ちょうど日付が変わるころ、
離陸し、首都の夜景の中、あちこちに、ぽんぽんと、
たくさんの花火の花が咲くのを眺めながら、
ペルーを後にしました。

コンシェルジュの藤元さんを初めとして、
現地のガイドさん、ドライバーさんも、
みなさんとても親切で、行き届いていて、こちらが
申し訳なくなるほどでした。
ホリデーシーズンにもかかわらず、とてもスムーズに
旅ができたと思います。

昨年、エジプトを一人で旅行した際は、
自分で現地ですべてコーディネートをしたのですが、
(そしてそれもいい思い出ではあるのですが)

そうした旅に比べて、本当に、スムーズで、
現地での時間の全てにおいて、旅をすることに
専念できるというか、満喫することができたと思います。

大変、大変いい旅になりました。
心から御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

重ねまして、長文乱文をご覧いただき、
ありがとうございます。
またの機会がありましたら、是非とも
よろしくお願いいたします。

Yより

藤元 淳子 wrote:

Y様


お帰りなさいませ。

お疲れのところ、さっそくの詳細なレポート、誠にありがとうございます。 

お問い合わせからご出発まで10日を切っておりましたので、
ご準備もたいへんだったこととお察しいたします。

普段はご自身でのご手配でご旅行されているとのこと、
今回も日程の骨格は事前手配でしたが、観光や食事は
現地でご自身でいろいろと探され、楽しくお過ごしいただく様子が
目に浮かぶようです。
途中、体調を崩され心配いたしましたが、大事に至らず安心しました。

日程に余裕がありましたのも、現地をじっくりお楽しみいただけた要因のひとつですね、
あまりきつきつですと、途中何かあった際に、さらにハードになってしまいますので。

ナスカの夕食、直前の追加ご手配でしたが、
どこかで連絡ミスが起こったようで、大変申し訳ございませんでした。 
後日ご返金処理させていただきます。


この度は、ご依頼いただき、誠にありがとうございました。
南米の他地域においでの際には、またお声かけていただけると嬉しいです。

今年も、楽しい一年をおすごしくださいますよう。


        
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