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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 山岸 玲子
【2011年12月28日[Wed] ご出発】 海外

O様 家族でイタリア世界遺産めぐり 8日間

山岸様

返信が遅くなり、申し訳ありません。休み明けに日常生活に戻ることに集中しておりました。無事に旅を終えたことを真っ先にご報告すべきところ、失礼いたしました。

おかげさまで、とってもよい旅行でした。時間がないことと治安のことが心配でしたが、上手に手配をしていただき、また、細かいことも教えていただきましたので、大変助かりました。

行く前から山岸さんのお仕事ぶりには感心しておりましたが、実際に行ってみると、あらためて上手く予定を組んでいただいたと実感いたしました。ありがとうございます。

地下鉄を利用しなかったことや、荷物のファスナーにいちいち鍵をつけていたこともあってか、変な人も寄ってこず、治安は海外の観光地としては普通だと思いました。妙に人の荷物ばかりじろじろ見てるような人はみかけましたが。

一度だけ、ミラノのドゥオーモの前で、気づいたら11歳の息子が手に鳩の餌を握らされていて、写真を撮れとジェスチャーされましたが、子供の手を引いてNo grazie を繰り返して足早に立ち去ると、“You have money!” と睨まれたものの、それ以上は何もありませんでした。

もともと鳩の写真を望んだわけではありませんが、見ていて危ないと思った人が、そういう人物がいかに危険かを教えてくれたりしました。

建築物はどれもすばらしく、人もあたたかでした。建築物はその壮麗なたたずまいに圧倒されました。

実物はやはり違います。子供にはGrazie とBuongiorno、Buonasera だけは言うように教えて行きましたが、言葉を交わす人たちはみなさん、あいさつだけでも気持ちがこもっていますし、海外へ行くと、子供をものすごくかわいがってくれます。

あるお店では、私たちのカプチーノだけ模様入りにしてくれました。それを他のお客さんに見せたりしていらっしゃいましたから、たまにしか出ないサービスなのだと思い、うれしくなりました。

一方で、それぞれの都市が全く雰囲気が違うと思いましたが、150年前まで別々の国だったんですね。そういえば、ローマの男性のガイドさんはとてもプロ意識の高い方でした。

宿泊は、部屋自体がものすごく素敵なところと、快適でリーズナブルな感じのところとがあり、それぞれによかったです。ミラノのホテルも親切でしたし、ローマのホテルのフロントの方は、勤勉な感じの人でした。ベネチアとフィレンツェのホテルは子供も滞在の贅沢をもう少し味わいたいようでした。

おかげさまで特に困ったことはなかったのですが、トイレはやはり少し心配でした。2回しかなかったとはいえ、鍵自体がないトイレもあるのには驚きました。鍵を貸してもらう場合もあると何かで読んだことがあるのでお店の人に聞きましたが、No key. It’s open. と普通に言われ、目が点になりました。ただ、そのうち一つは、お店全体から見える場所にトイレがあり、誰かが使っていると一目瞭然で、また、そういうことから、本当は鍵を貸していても誰も気にしていなかっただけかもしれません。

フェッラーリ博物館は子供も喜びました。たまたまなのか、博物館のスタッフはあまり感じはよくなかったですけど、入口で顔を見るだけなので大して問題にも感じませんでした。

ドライバーの方によれば、近くでフェッラーリを運転させてくれるお店もあるようです。そういえば、ドライバーの方には、昼食のお店も紹介していただきましたが、とても美味しく、いいお店でした。

ローマのミュージアムは、設備としては小規模でしたが、大人と違って子供たちは建築物や遺跡をめぐるのに若干飽きていたと思うので、とてもよい気分転換になりました。映画の『グラディエーター』にもなじみがありましたし、仮装もうれしそうでした。ありがとうございます。

クイズの商品は逃しましたが、最後にスタッフの方がシールやカード、バッジなどをプレゼントしてくださいました。

そういえば、ゴンドラツアーでは、3艘のうち、カンツォーネの歌い手の方と同じゴンドラでした。子供も楽しそうで、密かに音楽にノッていました。また、そのツアーのレストランは、おいしかったのはもちろんですが、お店の人の雰囲気が、きちんとした中にもあたたかみがありました。釣銭もお札でやりとりできるように少し多めにくれたと思います。小銭を出しているところもあったみたいですが。

イタリアはやはり魅力的なところですね。海外はどこもまた来たいと思いながら、実際には行けませんが、イタリアは本当にまた行きたいところです。

海外へ行く時に旅行会社のツアーはあまり利用しないのですが、今回の旅行は、当初、某旅行会社のサービス商品と思われるツアーのキャンセル待ちでスタートしました。

ウェブトラベルさんがとても理にかなったサービスを提供していらっしゃるのは知っていましたが、今回、キャンセル待ちも遅すぎて、あらためて手配を依頼する先を探していたところ、やはり、ウェブトラベルさんが私たちの考えやニーズにあっていると思いました。

以前に利用させていただいた時に、ウェブトラベルさんのシステム(こちらの要望に対して何人もの方がプランを出してくださり、それをこちらで選ぶことができる)を、「旅行の手配もネット時代で便利になったものだ」と感心しておりましたが、今回、山岸さんにお世話になり、あらためてその質の高さに感心しました。

求めるものが何であるかにもよると思いますが、国内とは違う事情のある国で国内旅行のように基本的には自分で動きたいと思った時、お仕着せのツアーでは無理なのはもちろんのこと、個人旅行ではあっても何もかもが付きっきりで、高額な料金で提供されるサービスを利用するのもお門違いな気がします。

旅先での行動の自由度やサポートの度合い、詳しい情報、そしてサービスにみあう料金、これらについて自分がどの程度要求するのか、その考えを反映させることのできる旅行会社はあまりないです。このような視点で選ぶことのできるウェブトラベルさんのサービスは、貴重であるだけでなく、高品質だと感じます。

幸い現地では一度も山岸さんへ困りごとの連絡はせずに済みましたが、早い段階でのプランの細かさに始まり、現地で連絡先があるということはとても大きな安心材料でした。

一度、列車のトイレが使えなかったため、数時間の移動が2回あるので不安になり、何か特別なシステムなのかと思って電話で質問させていただこうかと本気で思いましたが、すごくバカな
質問ではないかと恥ずかしく、様子見をしていたところ、単に清掃中だったことがわかりました。発車してから清掃を始めたりするんですね。今となってはありそうだと思えます。

長くなりました。よい旅をさせていただき、心より感謝しております。どうもありがとうございました。

山岸 玲子 wrote:

O様

お忙しいところ、ご旅行のご感想を頂きまして、誠にありがとうございます。

フェッラーリ博物館、ローマのミュージアムもお楽しみいただけた様で何よりです。

O様からお見積依頼を頂いたのがご出発日の2週間前、お申込書を頂いたのがご出発日の10日前、しかも年末年始の日程で航空券の空席が取りにくい状況の中、乗り継ぎのいいフライトの4名様分の空席が取れるかどうかハラハラものでしたが、
私が差し上げたメールに対するO様の迅速なお返事、加えてO様の運の良さが手伝ってか、無事乗り継ぎのいいフライトの航空券を押さえることができました。

直前のお申し込みにもかかわらず、無事手配ができましたのは、O様のご協力のおかげです。ありがとうございました。

また当社のシステムに対してお褒めの言葉を頂き、誠にありがとうございます。

O様のようにツアーではなく、ご自身のご希望にそったプランで、基本的に現地でご自身で動きたい方には、当社のシステムは最適であるといえるかと思います。

ミラノの鳩のえさの件はあぶなかったですね。O様のとっさの機転で被害に遭わなくてよかったです。

私がミラノに行ったときは、そのような人はいなかったので、O様からのご報告がなければ知らないことでした。この件は、これからイタリアに行かれるお客様にご注意するよう伝えますね。貴重な情報ありがとうございます。

イタリアのトイレについては、残念ながら鍵が壊れているとか、
便座が壊れていて取り外されているとか、あまり状態が良くないことが多いです。

また、レストランやバールなどの飲食店のトイレは、おっしゃるように防犯の意味でお店の人に鍵を借りる必要があるところもございます。(今回はたまたま鍵を借りなくてもいいところだったようですが)

挨拶程度のイタリア語を覚えて行ってらっしゃったのは、とても良いことだと思います。

日本では習慣の違いで、お店やホテルの人に「こんにちは」と挨拶することはないので、(常連でスタッフと顔見知りでない限り)海外でも日本と同じように挨拶しないで済ませてしまいがちですが、現地ではこれは大変失礼なことになります。

フェッラーリ博物館のスタッフ以外は、O様達に概して親切だったのは、O様達のお人柄はもちろんのこと、イタリア語での挨拶にもあったと思います。

イタリア人はお客様の前であろうと、「何、この挨拶もしない失礼な客は」と思うと、あからさまに冷たい態度になる人もいます。反面、カタコトでもイタリア語で挨拶されると、気分が良くなって親切に振舞ってくれます。

(本来は、どのようなお客様であっても、感じよく振舞わなくてはいけないのですが。)

以前イタリアに行かれた私のお客様から、イタリアのパスポートチェック窓口で、うっかり挨拶せずに黙ってパスポートを出したところ、パスポートを無言で投げ返されたそうですが、その同じ人にそのお客様のご主人が「Buongiorno」と言ってからパスポートを提示したところ、笑顔でパスポートを返してくれたというエピソードを聞いたことがあります。海外旅行では、挨拶はとても大事だと、あらためて実感したエピソードでした。

今回はイタリア主要4都市でしたが、他にもフィレンツェ近郊の世界遺産の町シエナ、サンジミニャーノ、ローマ近郊のこれまた世界遺産のティヴォリ、南イタリアのナポリやアルベロベッロなど、見どころの多い町がたくさんございます。

次回は、このような準観光都市を巡るイタリア旅行はいかがでしょうか。

またイタリア旅行をご計画されることがございましたら、是非ご連絡下さいませ。

この度は当社をご利用いただき、また私のプランにお申し込みいただき、誠にありがとうございました。
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