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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 水田 壮彦
【2014年5月25日[Sun] ご出発】

K様、A様 ご一行:列車と車で巡るドイツ・フランス30日間の旅

77歳を筆頭に平均年齢71歳の二組の老カップルは
5月25日に成田を出発、
ドイツ・フランス・スイス・ルクセンブルク4カ国42都市と
世界遺産21箇所を巡る30日間の長旅を終えて
6月23日無事に帰国しました

水田様には昨年のオーストリー・ドイツ25日間に続いての
依頼ということで、
2月の計画スタートから多岐に亘る当方の希望に
真摯に対応して頂き有難うございました。
お蔭様で中身が濃く満足度の高い旅行ができました。
改めてお礼申し上げます。
お天気も我々の味方をしたのか、
傘をさしたのが僅か1日半と期待していた通り5月、6月の
爽やかなヨーロッパの気候に恵まれました。

ドイツの10日間はベルリン、フランクフルトをベースとして
ジャーマンレイルパスを利用し、
北ドイツのハンブルクやリューベック、中部ドイツはニュルンベルクやヴュルツブルク、クヴェトリンブルク等々の
歴史ある各都市を観光。

加えて、フランスの20日間はレンタカーと
フランスレイルパスとで巡りました。
特にレンタカーでの1週間は青空のもとブルゴーニュから
ローヌアルプ、スイス・ レマン湖畔のラヴォー、
フランシュ コンテ、アルザス、と
主にチーズとワイン街道沿いに
点在する美しい村々を観光しました。

また。車窓からの景観も素晴らしいもので、
真っ青な空と緑一色のブドウ畑、
果てしなく続く麦秋の海を行くがごとく車を走らせたことは、
ヨーロッパの地を直に触れる得難い体験をしました。

ノルマンディー、イルドフランスの各地方は列車を
利用してシャルトルやルーアン等の寺院やランブイエ、
シャンティー、フォンテーヌブロー等の古城を巡りました。

しかしこれらの行程にはSNCFの長期列車ストが付きまとい、
予定の列車がことごとく運休してしまいましたので
行程に少ながらず影響を及ぼしました。

水田様には最新の鉄道情報を携帯に頂き
大いに助かりましたが、次に出る列車が
4時間後ということで、急きょレンタカーを借りて
目的地まで行ったことや、
あと一駅というところで運転打ち切りとなり
困り果てているところを、地元の方やポリス達が
一生懸命に車を探し、
1時間後にタクシーを確保できたといった試練がありました。
助けて下さった皆さんに感謝・感謝。
その他にも運行列車の情報をつかむのにかなりのエネルギーを使いましたが、何とか次善の策で切り抜け、予定していた観光はすべて廻ることが出来ました。

今回の旅行の目的の一つが、大好きなイタリアの画家、
カラヴァッジョの作品を鑑賞することでありました。
ベルリン、ポツダム、ナンシー、ルーアン、パリ等の
美術館で合計7点をすべて鑑賞することができ大満足でした。

ホテルは通算11か所利用しました。
総じて良かったと思います。
特に田舎のホテルが好印象です。お薦めです。

イタリアを振り出しに、今年で4回目が終了しましたが、
毎度のことで、「あっちもこっちも見たい、行きたい」で
過密スケジュールになってしまいました。
次回はまだ決まっていませんが、
少しは余裕のある計画を立てたいものですが、
その時になるとまた同じ繰り返しになるような予感が走ります。
とにかく無事に帰ってこられてほっとしています。
水田様有難うございました。
機会があればまたお手伝いをして頂きたいと存じます。

最後に印象に残った場所を挙げます。
ドイツではポツダムのサンスーシ宮殿と絵画館、
フランスでは ブルゴーニュ地方の世界遺産
清貧と質素を厳格に守る静寂の「フォントネー修道院」と
ローヌアルプ地方の、時代から忘れ去られた
中世の町「ペルージュ」、
アルザスの美しく可愛らしい村リクヴィールと近隣の村々、
イルドフランスでは孤高の印象派画家シスレーが
愛した町モレ・シュル・ロアン、スイスはラヴォーでした。

水田 壮彦 wrote:

ご利用ありがとうございます。
フランスでは予想以上に国鉄のストライキが
長引いた中でのご旅行となり、
大変だったかと思います。

運転計画の変更など多い中で
状況に応じて柔軟に対応されていらっしゃったのは
皆様の豊富な人生経験によるものと思い、
私も敬服いたしております。

昨年のオーストリア、ドイツへのご旅行の際は
中欧を襲った大雨と大洪水、
そして今年はストライキに見舞われましたが、
無事にご帰国いただけて何よりでございます。

ご利用ありがとうございました。
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