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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 羽生 明子
【2017年8月10日[Thu] ご出発】 海外

T様ご家族/ドイツビールと食いだおれ旅行

ウエブトラベル 羽生様

「ドイツビールと食いだおれ旅行」のお礼と、感想、気付き点や、その他失敗談を含めてのご報告です。

タイトル通り、子供たちと3人で、ドイツビールを堪能し、バイエルン料理に食い倒れて帰ってまいりました。的確なアドバイスしていただき、わがままにも付き合っていただいた羽生様に感謝。そして留守を守ってくれた嫁にも感謝です。

今回の旅の目的は、日程の割には実に盛りだくさん。

・史上最大の旅客機エアバスA380に乗ってみたい
・ミュンヘンの街並みを散策
・ホフブロイハウスでドイツビールを堪能
・バイエルン料理で食い倒れる
・ロマンチック街道をめぐる旅
・ドイツ鉄道に乗って、関口知宏さんの足跡を追いかける
・ライン川の景色も楽しみ
・世界遺産ケルン大聖堂を見てみたい
・フランクフルト散策とりんご酒も楽しみ

これだけのことを限られた日程でこなすのは、パッケージツアーでは恐らく無理かと思い、Webtravelさんに打診。ドイツの事情もよくわからなかったので、最初は遠慮しながらコンシェルジュの羽生様に相談していたのですが、なんだか大丈夫そうな気がしてきて要求をエスカレートさせてゆきました

結果的に、自分でもいろいろと計画し、羽生様にアドバイスいただいて、ほぼ全ての希望をかなえていただいた形で、大満足な旅にすることができました。

「ドイツビールと食いだおれ旅行」では、順に…
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・史上最大の旅客機エアバスA380に乗ってみたい

以前には、旅客機開発の仕事もしていましたので、飛行機が好きな私。羽生様から提案いただいた、タイ国際航空を利用すれば、乗ってみたかった、エアバスのA380にも搭乗でき、かつ、コスト的にも有利ということもあってこちらを選択。
乗継時間を含めて約20時間も要するわけでして、ちと疲れました。

乗継の際には、バンコクで改めてセキュリティチェックが入りますので、これは少々面倒くさかったですね。A380と乗継は経験したので、次からは直行便いいかも。

そして、ミュンヘンに到着 したのですが・・・

★トラブル その1 - バス停の場所が判らない

ミュンヘン空港(MUC)に到着して、まず最初にバス停の場所がわからないトラブル発生。

ミュンヘン中央駅へ向かうエアポートバスのバス停の場所は、ルフトハンザ提供の地図で確認していたのですが、実際の空港は半地下を含めた立体的な作りなので、平面的な表現しかされていない地図では、建物の形状がわからないのでバス停の場所がわからず。

仕方ないので、建物の形状を把握できるターミナル1まで移動して、そこからバスに乗車できましたが、結果的に、案内所で聞いて、案内看板に従って最初に行きついたバス停で良かったのですけどね。残念。

日本ならば、どこの空港も、バス停は比較的直線的に並んでいるので、わかりやすいものですが、ドイツの空港施設は入り組んでいて、わかりにくかったです。
いやぁ しょっぱなから参りました。
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・ミュンヘンの街並みを散策

ミュンヘンに着いたのは朝でしたので、まずはホテルに大きな荷物を預けることにしました。
チェックインできる時間には早かったのですが、部屋には入れないもののホテルのスタッフさんからは「チェックイン手続きだけしておいて、荷物はそこの棚に置いてていいよ」と行ってもらったので、でかい荷物は預けて早速ミュンヘン散策へ

マリエン広場までは、用意していただいたGerman Rail Passを利用して、Sバーンで移動。

この日、あいにくミュンヘンは雨模様のため、寒かったので、娘は駅の近くにあったH&Mで上着を購入。マリエン広場に着くと、あと10分で11時の仕掛け時計の時間。

11時前のマリエン広場には、仕掛け時待ちの観光客が既にたくさん集まって時計が動くのを待ってました。11時少し前には仕掛け時計が起動。芸の細かい人形たちの動きに皆さん大喜びの様子で、私たちもしばし見入っておりました。

仕掛け時計見学の後は、お目当てのお昼ごはんをいただきに、ヴィクトアーリエンマルクトに移動。
娘は目聡くヴァイスヴルストを見つけて迷わず購入。もちろんビールもでかいのを注文して、早くも食い倒れモード突入。う~ん、いいね~!

・レジデンツへ...

ドイツ博物館へ向かう前に、レジデンツも見たいね、ということで、レジデンツに行って
みたのですが・・・

★トラブル その2 - レジデンツに入れなかった
レジデンツはあちこち工事中で入口がかわからず結局断念
外からちょこっと覗いて雰囲気だけは味わうことができました


・ドイツ博物館に向けて街並みを鑑賞しながら散策
ドイツの街並は、きれいですね。

建物がきれい。カラフルだし、ミュンヘンは高層建築が見当たりません。
そういえば電柱もありませんね。数年前に行った上海の恐ろしいばかりの電線の壁とは対照的な風景です。そして、ブランドもののお店がさりげなく並んでいておしゃれ。
路面電車(トラム)もいい感じです。

・そして ドイツ博物館

川にかかった橋を渡って、ドイツ博物館に到着したのですが...

★トラブル その3 - ドイツ博物館 人多すぎ!

凄い数の人が200mくらい列をなしています。

待ってる人に聞いてみたら、博物館の入館チケットを購入する列だということでした。

え~~~~~~~~~~~!(仰天)

仕方がないので、待つこと小一時間。これは想定外でした。

ドイツ博物館は、日本で言えば各地にある科学館です。
ウチの子たちは、子どものころから科学館には親しんでいて、私は今でも科学館でボランティアもしているくらいですから、展示内容には非常に興味深いものがありました。

とりあえず、お目当てのライト兄弟の飛行機やコンピュータのコーナーを見て回りましたが、中にはかつて我が家にもあったコンピューターや、私が学生時代に使った、世界初のパーソナルコンピューターが展示してあったり、なかなか懐かしいやら、見ごたえのある内容に興奮することしきりでした

・聖母教会(フラウエン教会)

ドイツ博物館の次は、計画通り聖母教会に立ち寄り。

改めて思えば、ちゃんとした教会に行ったことははじめてかもしれません。
子どものころには、家の近くの山の上にある小さな教会へ、日曜ごとに「日曜学校」へ出かけていたものです。讃美歌の何番とか歌ってましたので、プロテスタント系だったかも。

ということで、カトリックの大きな教会はここが おそらく 初めてです。
その荘厳な雰囲気と、金曜の礼拝の時間に響く、よく通るドイツ語の聖歌の歌声に、しばし聞き入ってしまっていました。

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・ホフブロイハウスでドイツビールを堪能

そして、いざ あの ホフブロイハウスへ!
結論!
ミュンヘンのホフブロイハウスは最高! です が...

★トラブル その4 - ホフブロイハウス満席で座れない!

18時すぎくらいにホフブロイハウスに行ってみたのですが、満席で一旦退散。
そして、体制を立て直し、21時ごろにホテルから再度出撃!

ホテルを出るときには、エレベーターではオーストラリアから来たという、品の良さそうな老夫婦とごいっしょになり、しばし会話。

奥様からは「ホフブロイハウスへはもう行ったの?」
と聞かれ、「これから行くところです」 と 私

あぁ~ そうなんだ~ ホフブロイハウスって、それくらいミュンヘンへ来たならこのお店、と言われるようなお店なんだね~ と、認識を新たに。

再度突入したホフブロイハウス。
なんとか相席で見つけて着席。
21時もとっくに過ぎているのに、すごい賑わいです。

羽生様から教えていただいた通り、世界中からの観光客が集まってくるところですので、その方々とのコミュニケーションがムチャクチャ楽しかったです。

店内の生演奏に合わせてカンパイの音頭が始まると、知ってる人は歌って踊って、肩組み合ってカンパーイ!

最後にテーブルに1リットルジョッキを ドン! と叩きつけて一区切り。
これがホフブロイハウス流なんだね~!これは楽しい!

ホフブロイハウスで相席いただいたのは、アイルランドから来てて、年に4回はここに来るという、かなり恰幅のいい、髭を蓄えたビール腹の おっさん の二人組。

「アイルランドからは飛行機で二時間くらだかよく来ているよ」と言ってたので、私たちからすれば関西からサッポロビール園に飲みに行くような感覚なんでしょうね。
羨ましい!

アイルランド人の気質は、結構ええ加減で陽気な人が多いので、日本で言えば、いわゆる関西人のノリと共通するようなところがあるようで、言わば大阪のおっさん。
私のような関西人とは実に馬が合います。

実に楽しいおっさんたち、隣に陣取っていたドイツ美女の女子会を目聡く見つけて、カンパイの音頭を取りに行くあたりなんて、あれは大阪のおっさんでないとできまへん。

それからテーブルの奥には、アメリカはジョージアとミズーリから来たという二人組の30代くらいのおにーさん
アイルランド人のおっさんたちが帰った後に入れ替わりではいってきた
3人組には、日本式のカンパイの仕方を教えてあげました。(笑)

後ろに座っていた約10人のドイツ美女の女子会グループには、帰り際には、アイルランド人のおっさんに見習って、記念写真を撮ってあげたら大いに盛り上がってくれました。



いやはや なんとも 楽しいお店でした。
パワーを使い果たしたかも ....... (~_~;)汗

その日の夜は熟睡できたことは言うまでもありません。

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・ロマンチック街道をめぐる旅

ミュンヘン2日目は、ロマンチック街道をめぐるお城と世界遺産を巡るツアー。

ツアーに参加した8月12日は、1年の内で一番込み合うと言ってもいい時期なので、大型バスでの運行と相成りました。ツアー参加者は43人と、けっこうな団体さんになりました。

この日は大変混みあうので、レストランに行ける時間が取れなさそうなので、駅でパンでも買っていって下さい、とのガイドさんからの指示に従って、お弁当持参で出発。

当日のツアーは、ヴィース教会 → ノイシュバンシュタイン城 → オーバーアマガウ → リンダーホーフ城 の順に巡る順番を入れ替えての経路でした。

途中、バスの車窓からはバイエルン地方の牧草地帯や、そこに広がる農家の家々がとても美しく目に映りました。バルコニーには必ずと言っていいほどゼラニウムなどの花が飾られている景観は「美しい」のひと言。

ツアーガイドさんからの解説も楽しく、違う文化の一面を知ることができるのも、ガイドツアーに参加するメリットのひとつですね。

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ホーエンシュバンガウでは、シャトルバスへの乗り換えてマリエン橋の近くまで。
マリエン橋からは、絵にかいたようなノイシュバンシュタイン城を鑑賞。

雨も上がって、お決まりの構図をカメラに収めることができました。

お城入場の予約時間が13:05でしたので、お昼の休憩時間がとれたので、ランチは朝のうちに駅で購入したパンと、お城の門の下の売店で購入したビン入りのファンタオレンジ1.5ユーロで。息子はコーヒーを3ユーロくらいで購入。

実は、ここで失敗。

飲み終わった飲み物のビンは、お店に返して放置してきたのですが…
あとから聞いたのですが、ビンを返すと50セント帰ってくるのだとか。
しまった!
次にくることがあるなら気を付けようっと!

・いざ 入城!

入城したら、いきなり 階段 階段 階段。疲れました。
また、入り口で、日本語ガイドの機械を渡されましたが、ここでも失敗。
イヤホンを持ってきていればよかったぁ~
ガイドの機械を持つ手がだるくて、説明があまり頭に入ってきませんでした。 残念!

次に行くときは、イヤホンを持って行こう。
(もう行くことは無いと思うけど・・・)

しかし、あんな凄いお城を、自分の趣味だけで立てちゃった王様って、どんだけー って思っちゃいますよね。

結果的に後世にはすごい観光資源としてフル活用されているということで結果オーライなのかも知れませんが、いやぁ~ 凄いです。

・オーバーアマガウ

壁画で有名な街。
バスが止まった近くには、人気のアイスクリーム屋さんがあって、しかも値段が1.25ユーロと格安なのはうれしいです。しかも種類が豊富。
美味しゅうございました。\(^o^)/

ここで10年に1度上演されるという受難劇は有名だそうで、けっこう本格的な芝居だそうで、昔の村芝居のイメージからは程遠い立派な劇場が建っているのは驚きでした。

村のシンボルの 親指を立てたような岩山の上には十字架があったり、この村だけでなく、谷あいの村々や、いろんな町並の中にも教会の尖塔が見え隠れして、キリスト教が根付いた土地なんだなぁと肌で感じることができました。

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・バイエルン料理で食い倒れるぞ!

ミュンヘン2日目の夜は、ミュンヘン新市庁舎地下のレストランラーツ・ケラー でバイエルン料理をいただきました。

バイエルン料理の本場ですので、やはり多少は我々日本人の口には合わないのかと思われるものもあります。ソーセージは基本的に美味しいのですが、中には非常に塩辛いものもあって、さすがに う~ん と思うものもありました。

ミュンヘンに来て、食べたいソーセージで外せないのは ヴァイスブルスト。と 娘が申しておりましたが、昨日はヴィクトアーリエンマルクトで、朝はホテルで食べたくせに、ここでも食うんかよ! と若干あきれ気味

この白いソーセージ、調べたところによると、ヴァイスブルストは新鮮さが命だそうで、このソーセージは午前中に食べるのが良いとされ、「ヴァイスヴルストに教会の12時の鐘を聞かせるな」ということわざもあるらしいです。

そういう意味では、ミュンヘンに着いて正午までにたどり着いたヴィクトアーリエンマルクトで食ったヴァイスブルストが正解なんだね~

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・ドイツ鉄道に乗って、関口知宏さんの足跡を追いかける

ドイツ3日目。
今回の旅の、2つ目くらいに重要な目的が、ドイツ鉄道の旅です。

その昔、NHKの番組で、俳優の関口知宏さんが日本の鉄道乗りつくしの旅をやっていた時に、うちの子どもたち2人は関口さんと一緒に同席させてもらって、NHKのテレビに一緒に出演させてもらったという経験があります。ちょうどその鉄道乗りつくしの旅の合間に関口知宏さんが巡っていたのがドイツ鉄道。

そういうこともあって、ドイツ鉄道の旅には特別な思いがあるのです。

その時の番組で見た、フランクフルトの駅舎の雰囲気が印象的で、もう10年も前からずっと訪れてみたいと願い続けてきたところでもあります。

初めて行ってみたフランクフルト中央駅の駅舎は、10年前に見たときと何も変わらず、期待通りでした。ああいう雰囲気は日本では無いですね~

嬉しくて 嬉しくて 泣いてしまいそうでした
(泣きませんでしたけどね...)

・ミュンヘンから

ミュンヘンからフランクフルトまでは、ICEでひとっ走り。

フランクフルトでの乗り換え時間はたったの11分ということで、スムーズに乗り換えられるか心配でしたが、これは何の問題も無く余裕で乗り換え完了。

★トラブル その5 - ICはほぼ満席!?急遽指定席ゲット!
ライン川沿いを行くICでちょっとしたトラブル発生!

フランクフルトからケルンへはライン川の景色を楽しみたいので、ライン川沿いを走るICを選択。

問題なく乗り換えた後、指定が取られていないと思われる席に座って、よっしゃー!と思ったのですが、しばらくすると車掌さんが回ってきて、窓ガラスに貼り付けてあるカードホルダーに、何やらカードを入れて回っています。

なんだろう? と思ってそのカードを見てみると...

Ingen/Rh Hbf - Dusseldorf-Hbf

と記されています。ということは...
指定が取られている席なんだ! あちゃー

座ったあとから指定されるって、そりゃないよ~

思案していたら、息子がDBのサイトで今からでも指定が取れそうだ、というので、急きょDBのサイトにアクセスして、コブレンツからケルンまでを急きょ指定席を確保。

しかし、DBの列車は車両番号の並びがむちゃくちゃで、座席も順番じゃないので席を探すのも一苦労でした。

ライン川沿いの景色は素晴らしいです。
川沿いの小高い山の上には、古城があちこちに見られて、思いのほかの多さに驚き。ローレライや、ライン川を行きかう船もあって、いかにも想像していたドイツの景色のひとつだなぁ、と大満足でした。

・ケルン駅でまたトラブル

★トラブル その6 - 自動コインロッカーが使えない!

ケルン駅に着いて、予定通り地下収納式のコインロッカーを使おうとしたら、故障しててお札が使えないトラブル発生! 両替機も故障してるし、さてどうしたものか?

と、辺りを見渡していたら、銀行の外貨両替所が目に入ったので、ここでコインに両替をお願いしてなんとか無事に荷物預け完了。

う~ん 意外とドイツでも えーかげん なところもあるんだなぁ・・・

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・世界遺産ケルン大聖堂を見てみたい

ケルン中央駅を出たら、目の前にはケルン大聖堂。
でかい!
圧倒されました。

完成するまでには630年もかかったらしいのですが、これだけのものを作るんだったらそうなんだろうね、と妙に納得。着工が1200年代というから、日本では鎌倉時代ですか。
何とも歴史を感じさせますね。

天気が良かったので、大聖堂前のオープンカフェでちょっと遅い目の昼ご飯。

落ち着いたところで、大聖堂に入場。

おぉ! これは・・・
言葉を失いました。
高い天井、ステンドグラス越しの光。

そして・・・
ちょうど、タイミングよく礼拝の時間で、ドイツ語の神父さんの声が教会中に響き渡り、パイプオルガンの音も荘厳な響き。
素晴らしい!

大聖堂の礼拝の雰囲気を感じられただけでも大満足です。
あのワガママ娘も神妙な面持ちで言葉を失っておりました。

大聖堂のあとは、ホーエンツォレルン橋を散策。
ここでも絶句!全く予想していなかった風景が・・・

400mもある橋ですが、その歩道の欄干にはおびただしい数の錠前がかけられていました。壮観、というより驚きです。ここは、そういう名所なのですね・・・

ネットで調べてみたら、錠前に恋人たちのイニシャルを記してフェンスにロックし、そして鍵はライン川に投げ込んで、二度と離れないように永遠の愛を誓うのだとか・・・

あの錠前と同じ数だけラインの川底には鍵が沈んでいるんだねぇ、と思うと 何と言っていいか(汗)

・そしてフランクフルトへ戻る

フランクフルトへの帰りは ICE Sprinter で。
行きの 後から指定事件 の教訓を生かして、帰りは指定席ゲット!

ICE Sprinter はむちゃくちゃ早い!
300km/hで走るので、フランクフルトまで1時間ちょいなんですものね。

同席のアメリカ人のおにーさんが親切な方で、私の重~い Rimowaのスーツケースを荷物棚に上げてくれました。

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・フランクフルト散策とりんご酒も楽しみ

ケルンでは比較的ゆっくり時間を過ごしたので、フランクフルトではあまり時間はとれず、お目当ての りんご酒の村=ザクセンハウゼン地区 へは行く時間がありませんでした。
それでも、レーマー広場で遅くまで開いているオープンカフェを見つけて、そこで Apfelwein = りんご酒 をいただきました。

また、夜景に映える アイゼルナー・シュテグ(鉄の橋)も鑑賞。良い雰囲気でした。

・ドイツ最終日には、フランクフルトのデパ地下とスーパーで買い物。

ガレリア・カウフホフはSバーンの駅も近く、そのデパ地下と、マイ・ツァイルというショッピングセンターの地下の REWE というスーパーでお買い物。
ここはいろんな品物が豊富で、ヘタなお土産物屋さんや免税品店に行くよりもものも種類もたくさんあって、なかなかいい買い物ができました。

・空港へ

心配された空港でのセキュリティチェックも時間はかからなかったのですが、ここで、最大のトラブル発生!

★トラブル その7 - WiFiルーターを無くした!

セキュリティチェックを通過したあと、スマホがネットにつながらないので、あれ? WiFiルーターが・・・無い!

どうやら、セキュリティチェックで、知らない間に鞄から出されてしまっていて、それが原因で私が回収できなかったようなのです。

フランクフルト空港では忘れ物を届けてくれるサービスがあるらしいことをネットで知り、とりあえず無くし物をそこに登録しておきました。
半日ほどして、フランクフルト空港から「見つかったよ」というメールが届いたのですが、手数料に送料を加えると、けっこうな費用になっちゃうようです。

参ったなぁ・・・
ということで、いろいろとお勉強もできたドイツ旅行でした。

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おわりに

お盆休みを利用して行った今回の旅。
今回の旅は、旅先の人々の親切さに触れ合い、感じることができた旅でした。

会った人はみなフレンドリーで、街中で行先を同行の家族と探していると、ニコニコと満面の笑顔で、わざわざバイクを置いて道案内してくれた人の良さそうなドイツ人のおじさん。別に、迷っていたわけではなかったのですが、ありがたいなぁと感じました...

夜中12時も過ぎて、帰りの電車のホームがどれかわからなかったときに、案内してくれたイラン人のお兄さんも親切だった。

My Zeil というショッピングセンターのREWEというスーパーで買い物をしたときに、レジのおばさんが「どっから来たの?」と気さくに話しかけてくれたり。

電車で思い荷物を棚に上げてくれたアメリカ人の一見不愛想だけど優しいお兄さん。

ホフブロイハウスで出会った陽気なアイルランド人のおっさんや、アメリカ人のお兄さん、それに女子会な陽気なドイツのお姉さんたち。

フレンドリーなホテルのスタッフさんたち。
などなど・・・

世界では人に親切にするのが当たり前。
それが世界スタンダードなんだと、改めて感じました。
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今年の海外旅行はドイツで4か国目。どこを訪れても、行く先々で親切にしていただけたのがとても印象的でした。
実感としては世界の人々のほうが日本人よりもはるかにホスピタリティを備えているという気がします。

なぜなんだろう?と考えてみましたら、思い当たるところは 言葉の壁 だと思います。

ホスピタリティ、つまり、日本語で言う「おもてなし」の気持ちでは、きっと世界の国々には負けてはいないとは思うのですが、日本人は、英語の実践経験が少ないのが一番のネックで、それが「おもてなしをしたいのに引っ込み思案にさせている原因」なんだと感じます。

ドイツを始め、世界の人々は、英語に抵抗がないから、気負うことなく旅行者に反射的に親切にできるのかもしれません
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私は英語は得意というほどではないですが、間違っていても、街歩き程度の英語なんてなんとかなるんです。

会話は相手があって初めて成立するもの。

相手だって完璧な英語を喋るとは限らないし、英語が母国語ではない人もたくさん。いやそういう人のほうが多いかも。
相手によってほんとにさまざま。英語の実践経験があまり無い人は、そういうもんだ、ということがわかってないのかもしれませんね。きっと・・・

「言葉は 気持ち で喋るものなんだよ」

って、子供たちにはええ格好を言ってはみましたが、でも実際そうだと思います。

少々言葉が判らなくても、人に親切にしたいという気持ちは伝わってきます。そういうことを感じられたことが、今回の旅行の最大の収穫だったのかもしれません。

まだまだ私たちは世界の人々に見習うべきところが多いです。
今回は、息子や娘を連れて行ってやって、本当に良い経験をさせてあげられたと感じています。
若い子たちにはどんどん世界を見て、感じて、交流してほしいものです。

そんなことを 思い 感じた 旅行でした。
ありがとうございました。

羽生 明子 wrote:

T様、ライブさながらの微笑ましい(・・・爆笑の?)レポート、ありがとうございました。

お嬢様との2人旅計画でお問合せをいただき、息子さんも加わって親子3人での夏休みドイツ旅行でしたが、
今回の旅の主動者は、間違いなくT様でしょうね。
タイトルどおり食べて飲んで・・・は言うまでもなく、
ドイツへの熱い!思いやこだわりが伝わってきてドイツ贔屓の私としてもただただ嬉しい限りです。

お客様にご案内を差し上げるうえでの盲点にも、沢山気がつくことができました。

限られた日数のなか、凝縮した時間を過ごして頂くことができたのも皆様のパワーと好奇心と行動力あってこそだと思います。
最後に触れていらっしゃるコミュニケーションの問題も、実際の旅では問題に値しない・・・
これから旅を計画される方々への後押しになると思います。
ありがとうございます。

次の旅行は、どちらをご希望でしょうか。
奥様と二人旅もいいですね。
ヨーロッパにご旅行の際には、ぜひお声掛けくださいませ。

あらためまして、このたびは、弊社をご利用いただき誠にありがとうございました。

ウェブトラベル 羽生明子
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