私が初めて留学したのは12歳の時でした。はじめは全く耳に入ってこなかった英語が聞き取れるようになり、一か月過ぎるころには友達との会話も多少楽しめるようになっていました。楽しくて、楽しくて日本に帰るのがいやだったことを覚えています。それから毎年のようにイギリスの語学研修に参加しました。大学の時にある留学会社のお手伝いという形で現地に行き、留学生の問題を解決すべくアドバイスをしていたことがあります。その時に将来留学に行く人たちにアドバイスをする仕事に就ければ、と漠然と考えていました。ヨーロッパで住んでみたかった私は大学卒業後、就職先をドイツに選びました。ドイツの旅行会社で10年間就職したのち、日本に帰国し、現在にいたるまで留学のお手伝いをする仕事をしています。留学がなかったら私の人生は全く別のものになっていたでしょう。留学=語学の習得以上の大きな経験を得ました。皆様にもぜひその経験をしていただきたく思っています。