ベルリンにあるペルガモン博物館は、大規模修復工事のため、2023年10月23日から長期の休館に入ります。
再開は2027年の予定で、この10月までが、当面の間の最後の見学のチャンスになります。
ペルガモン博物館は、ペルガモン(現在のトルコ)で発掘された大祭壇をはじめとする、古代ギリシャ時代およびバビロニア時代の遺跡などを展示する博物館です。
ベルリン中心部にあり、5つの国立博物館が集中して世界遺産にも指定されている、博物館島に位置します。
単に美術品の展示にとどまらず、出土した遺跡を館内に再構築し、空間を再現しているのが特徴で、島にある博物館の中でも高い人気を誇ります。
1930年に開館し、2013年からは一部エリアを閉鎖しながら、段階的に修復を行ってきましたが、今回の長期休館中に、長年の建物の傷みの修復などを行う予定です。
休館中も、当時のペルガモンの街並みの360度パノラマが楽しめる別施設「Das Panorama」は、営業を続けます。
また、休館中は外部の博物館へ収蔵品を貸し出し、他館での展示を計画しています。
休館前の最後の訪問をされる際は、駆け込みで混雑が予想されますので、事前に公式サイトで日時指定の入館券の購入をお勧めします。
Pergamonmuseum closed starting 23 Oktober 2023
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