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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 浦野 泉
【2018年8月22日[Wed] ご出発】 海外

H様/フランス・スペイン10日間

ウェブトラベル御中
浦野様

こんばんは~
お待たせしました!旅の報告です。
昨年も書きましたが、
「旅のアンケート」なんぞ面倒くさくて真面目に書いて来なかった私ですが、
浦野さんには大変お世話になったので、私達の思い出ではなく、浦野さんが役立ちそうな情報をまとめておきます。

8月22日
今年のアムステルダムトランジットタイムは運河クルーズ1時間参加しました。
昨年の町歩きとは違った景色が見られて気分転換出来ました。

トゥ―ルーズのホテルが残念な事に2部屋確保だったのですが、2つ共ダブルベッドでした・・・。
遅めの到着だったので、他の部屋もエキストラベッドも無いと言われたので、
布団毛布をお借りしたとお願いすると、ホテルの方がテキパキと準備してくれました。

ケサコさんが床で寝ましたが、
結局床寝が一番楽だったと言っていました(なので本当に気にしないでください)

他のホテルは、初めから3ベッドのあるお部屋で今年は何のトラブルもなく、
旅行中の疲れを完全に癒してから翌日に臨むことが出来ました。

ヨーロッパのベッド事情は理解しているつもりなので、
浦野さんの努力に感謝致します。
他のホテルも予想通り綺麗で、接遇、サービス良かったですよ。
そうそう、ここのホテルはチェックアウトの時に
「トラベルタックス」で€3.96/3人追加請求されました。
少額だったので、支払いましたが初めに支払う必要性
を説明されていれば良いかなと思いました。

8月23日
鉄道の案内も5分前でしたけど、もう全然焦りませんでした。
鉄道に乗った人はかなり多かったけど、
ルルド駅は思ったより人降りなかったので、人がまばらになってしまった・・・
でも駅出たら目の前のバス側面にルルドーコトレと大きく書かれていたのが
停車していたので時間もないのでダッシュ!
チケットはドライバーさんより購入、€8.3/人でした。
大型バスでしたが、乗客は8人程度、皆、車で移動なのですね。

車内は綺麗で近代的で安全運転でした。
コトレ到着後、ドライバーさんがホテルの場所を教えてくれたので、
迷わずホテルに向かい荷物を預けて、ゴーブ湖行きバスに乗車でき、散策できました。
湖岸にあったカフェが全てフランス語表記だったので、
英語のメニューがあるか聞いたら、英語を話せるお姉さんが来て説明してくれました。

フランス人は全員英語を流暢に話せると思っていたのですが、
ここらの方はほとんどが話せないようで、
ホテルの方も英語を話せる方は限定されてその方が対応してくれました。
ここの温水プールは色々なタイプがあり、
多くの方が利用していました(もちろん私達も!)

8月24日
ここもチェックアウト時にツーリストタックス€5.1/3人支払いました。
バスは10:20に乗車、5人程度の乗客でした。
Pierrefitte-Nestalasに下車したのは私達3人のみ・・・
バス停はあり、941の時刻表はあるけど、
頂いていた時刻表は見当たらない~(泣)
すぐ近くにホテル&レストランがあったので問い合わせようとしたら
「ノンノンノン」と言われ多分、外人さん来ても「話せないわよ~」って
事を言っていたような気がします。

それでも頂いた時刻表を見せると、
バス停方向を指差して「ウィウィ」と言っていたので少し安心できました。
この場所は、サイクリングやトレイルランの途中に寄る場所に
なっている看板がありましたが、待っているのは3人のみ。
レストランでのんびり待っている間に941や他の方面のバスが行き来して、
乗客が乗り換えしている様は見られるのですが、
ここから出発すると思われるバスが来ない~と思っていたらバスが来て、
側面に書かれた「KEOLIS」の文字が!でもドライバーさんがす~といなくなり、
また不安に・・・でも出発予定10分前にドライバーさんが戻ってきて、
ガヴァルニーに行くとのこと。
やっと安堵。
乗客はどこからともなく来た若い子1人と私達のみ。
それに€2だというのにびっくり!
近いのか?と思ったけど、やはり1時間は走行しました。
山中のくねくね道路でしたが安全運転だし、車内も綺麗でした。

ツーリストインフォメーションに行き、
翌日のガヴァルニー大圏谷の行き方など確認していると、
2時間程度で行けるトレッキングルートがあるというので
ホテルチェックイン後着替えて向かいました。
なかなかよいルートで足慣らしにはぴったりでした。
ホテルもファミリータイプの3ベッドで広さも問題なし。
マダムが英語流暢で助かりました。
ここもレストランでは英語話せる方が対応してくれました
(そうじゃないとまったく会話が成立しない、フランス語も読めないし・・・
英語表記メニューがないのです)

8月25日
ガヴァルニー大圏谷へのトレッキングへ。
行く前に、マダムにローランドの裂け目が遠目に見える山小屋があるのよ。と
アドバイスされトライすることに(ガヴァルニーの町からは見えないので)
まあ、歩いた歩いた13.7㎞!
添付の1枚目の写真はこの山小屋から撮影したものです。




8月26日
前日に翌日が早朝出発だったので、朝食を何とかならないかと言ったら、
マダムが出口近くにテーブルを出して準備しておいてあげると言ってくれました。
コーヒーは冷えていたけど、パン、ヨーグルト、果物が準備されており感謝!

7時にマダムが来たので、荷物の説明をすると誰が来るの?と
すぐに理解してくれない感じがあったので、しまった!
前日に説明しておけば良かったと後悔。
それでもドライバーが時間通りに到着したので、
トランスファーサービスと伝えバウチャーをスーツケースに貼って出発することに。

そしてテント峠到着、たくさんの車が停車して、
人がどんどん出発してゆくけど、ガイドさんらしき人がいない・・・
ドライバーも去ってしまい、あとは待つのみ・・・
弘子さんがトイレを探していった方向を見ていると、
後ろの登山口から男性が急に現れた!
「この時間に山の向こうから来るなんて、何時に出発したんだよ、
まさか山中テント泊したのか!?」
と色々考えていたら、「ガイドです」と言ってきた!え~!?

確かに、ガイドさんがどのように来るのか、
そして、どのように地元に帰って行くのか、
山脈の間に幹線道路が通っていて実は楽な移動方法があるのか?など
色々考えていたのですが、
まさか、これから向かう登山口から来るとは!
聞くと「とある場所まで自家用車で来て、ヒッチハイクして
ある登山口まで行き、この日の早朝5時に出発、
テント峠までトレッキングしてきたとのこと」
これから9~10時間トレッキングなのにクレイジーだ!!と思いました。
でも、日本人好みの穏やかで控えめな感じで第一印象は良かったです。
スペイン人でした。

まあ、景色は雄大で素晴らしいところでした(言葉では言い表せない)
天気は真っ青な空に雲一つない絶好なものでした。
2週間前は荒れた天気で豪雨、突風で大変だったらしいですが、
以降はお天気が良くなり雪も大分溶けていたので、
軽アイゼンは使用しなかったですけど、安全に行けたのが一番でした。
ローランドの裂け目の写真ですが、この角度の写真はレアですよ~(笑)



8時間半でゴリッツ小屋に到着、まったく疲れ知らずの4人でした(笑)
お部屋は12人男女同室の2階建てベッドで、トイレシャワーも
同室にありました(別のところにあると行くのに面倒なんですよね)
マットレスやシーツ、毛布も綺麗でした。
温水シャワーが4分間使用できるコインを頂き、本当に温水でした!
今までの経験で温水って言われて使用するけど冷水しかでないとこ多いんです。
夕食も美味しかったです。アジア人は私達だけですが、
山登りという共通の目的があるのでお互いまったく違和感なしでした。
夕食の1時間前からガイドさんとビール飲みながら日本のおつまみ食べて、
山の事など色々話せました
(こうゆう時間を持ってくれるガイドさんは良いですよね)
山の地図を見ながら、自分達の荷物のルートを聞いたらしたら
ピレネー山脈にフランスースペインをつなぐ幹線道路は無く、
ぐるっと山脈を回って荷物を運ぶようでかなりの長距離を
搬送してくれたみたいです。
荷物搬送も国境越えか、スケールが大きいな。

夕食はスペイン人グループと同じテーブルでシェアしました。
お水がピッチャーで出されたのでコップに入れてその方達に
廻したらびっくりされ、いただきます、ごちそうさまもびっくりされました
(やはりそうなのね、習慣ないもんね)

ガイドさんはベッドはあるけど、近くの洞窟で寝袋で星見ながら
休むと言ってたので、小屋前にはテント泊している人も多くいるけれど
やはりただ者ではない片鱗が・・・

ほぼ満月の日だったので星は見えないけど雲一つない夜空を見ながら
就寝しました(窓際のベッドだったので、なんて素敵な体験)


翌日も快晴、昨日のスペイン人は、ゴリッツ小屋から行ける
少し高めの山へ向かっていました。
挨拶ちゃんと出来て良かった。
2連泊出来たらその山にも挑戦したかったんですけど
こればかりは仕方がない。
3枚目の写真はゴリッツ小屋前、出発直前の様子です。



ガイドさんが、山小屋で問題はなかったかどうか聞いてきたので、
何も問題ない、内装は綺麗だし、設備も問題ないと伝えると、
私たちの宿泊した棟は増築で1カ月前にオープンしたばかりの
場所だったとのこと、ラッキー!!
浦野さん、魔法使いました??
ランチボックス付きで豪勢な山小屋泊でした。

オルデサ渓谷も素敵な場所で、前日とは違う景色であっという間の下山で、
この日の歩行距離14㎞、6時間でした。
ガイドさんは、植物を勉強しており、
特にきのこが得意分野だそうで、色々な事を教えてくれました。
弘子さん、ケサコさんが言うには、聞いても「知らない」という方も多い中で、
私達のつたない英語も聞き取ろうとするし、良い方でした。
経験値の高い2人が絶賛していましたよ。

また、歩行のペースも当初から合わせてくれて助かりましたし、
写真撮るのも上手でした(下手なガイドさんいるんですよ~)
山のレスキューと書かれたTシャツを着ていたので
5~6人の方が行程など色々質問してきてアドバイスしていました
(確かに皆セルフだからガイドさん他にはいなかったから頼りたい気持ちわかる)

終点のバス停でも、すぐに帰ろうとしないで少し休憩してから
バスに乗りましょうと言ってくれて旅の思い出を色々語り合いました
(このような気遣いが嬉しかったです)
どうやら、某有名山登り旅行会社会アルパインのガイドも
請け負っているようで、なるほど日本人慣れしているはずだと思いましたが、
本当に気遣いが出来る良いガイドさんで良かったです。
無事に国境越え出来た報告もしてくれたのも良かったと思いました。

どのようなルートで依頼したのか分かりませんが、
浦野さんが次回計画を担った時はこの方を指名するのをお勧めします。
最後の写真は、皆の満足気な顔が印象的でしょ?




トルラ行のバスは多くの乗客を乗せて出発、
その途中のロータリーでガイドさんは下車しここからヒッチハイクで
自家用車を止めている場所まで行くとのこと。
下車した場所、まだ山の中で何もないよ~大丈夫!?と心配しましたが
笑顔で大きく手をふる彼を見て、大丈夫だと確信し
私達3人も精一杯手を振ってお別れしました。

さて、次の心配は荷物が搬送されているかどうかでしたが、
心配をよそに到着しておりました。
翌日出発のバス停は、オルデサ渓谷から到着した場所と同じところで
すぐに分かりました。
ホテルのプールもいい感じで疲れが取れました。
そういえば、スペインでは結構英語通じました。
スペイン語?英語?って聞かれたけど。


8月28日
出発時間まで3時間ほどトルラ村近くの渓流をトレッキング、満足。
バス停で待っていると続々と人が集まって来て出発。
予約してもらって正解、ミニバンだったのでほぼ満席でした。時間通りに出発。
次の乗り換え場所はバスターミナルで冷房が効いていて、待つには安心出来ました。
大型バスが来てほぼ満席、スペイン側はバス使用率が高いのかしら?
ホテル到着直後、お天気急変豪雨に。聞くと2週間前ホテル冠水したらしい、
今回の旅お天気恵まれたわ~4★でとっても快適で、
お部屋のスペース広かったです。


8月29日
スペイン鉄道初体験、時速250キロで高速でしたが、安定感ばつぐんで快適でした。
マドリッド市内はそれなりに楽しめました(やはり私達って大都会は疲れるのです・・・)


8月30~31日
朝食は、モーニングボックスを準備して頂き食べてから
ホテルを出発できました。
空港へは浦野さんのアドバイス通りに行きました
(めちゃスムーズで€5で行けました、ありがとうございます)
そして、問題なく帰国となりました。

以上です。
読み返しても、あまり濃い内容ではありませんが
さらっと流してくださいね。
今回も、浦野さんには大変感謝しております。
ありがとうございました。
肩書をピレネー山脈お手配出来ますにしてもいいくらいですよ(笑)
もし他の方が相談してきたら、この計画を提示してあげてください(安定感抜群の旅でしたから)
同行者の2人も感服しておりました。
今年も浦野さんを初め、ガイドさんや現地の方々のお陰で素晴らしい体験が出来、人間的にも成長できたような気がします。

それでは、お体お元気で、お互いお仕事頑張りましょうね~

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