1. ホーム
  2. 海外旅行
  3. ヨーロッパ旅行
  4. フランス旅行
  5. お客様からのお便り
  6. Y様/パリ・南仏で芸術を感じる旅・8日間

お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 大成 真知子
【2009年12月23日[Wed] ご出発】 海外

Y様/パリ・南仏で芸術を感じる旅・8日間

大成様

この度のフランス旅行では、大変お世話になり、ありがとうございました。
あちこち回ってちょっと欲張りすぎたかな?!という感もありますが、
今の私たちらしい旅になった気がします。

公共の交通機関を使って移動したこともあって、あちらで生活する人々の実情を
垣間見た気もします!
(パリの街角ってきれいなイメージがあったのですけれど、結構ゴミが落ちていて残念でした。
それから、地下鉄があまりに汚くて驚きました・・・。)

また、最後主人がニースで食あたりを起こし、海外旅行保険を使って、
お医者様の往診を受けました。
一時熱が高くなり心配しましたが、翌日にはかなり回復し、無事帰国しました。
海外旅行保険を利用したことはなかったので、本当に勉強になりました。
色んな意味で思い出深い旅となり、また主人の具合が悪くなったことで、
かえって私たち夫婦も仲良くなれたのではないかと思います。

もっとも印象に残っているのは、お天気にも恵まれたモンサンミッシェルと、
エクサンプロヴァンスのローヴの丘から眺めたセントヴィクトワール山でした。

以下にフランスでどのように過ごしたかを記します。

12月23日
到着後、地下鉄に乗って、シャンゼリゼ通りのイルミネーションと凱旋門を見に行きました。

12月24日
ルーブル、オルセーと見て、ギメ美術館へと急いだのですが、結局ギメには間に合いませんでした。
おかげですっかり疲れてしまい、ホテルに戻って、夕食までひと休みするつもりが、
二人でそのまま寝てしまい、気が付いたら20時を回っていました。
そんな訳で、せっかく予約していただいたカフェドラぺに行きそびれてしまい、本当にすみません。
その日は、すでに胃もたれ気味で、そのまま夕食を食べずに寝てしまいました。

12月25日
マドレーヌ寺院を見てから、エッフェル塔に上り、ノートルダム寺院と、モンマルトルの丘を見学。
夜はセーヌ川ディナークルーズに参加しました。
この日は、晴れて気持よい天気でした。エッフェル塔では、
並んだのが階段用のチケットの列で、思いもよらず歩いて第一層まで上ることになり、
苦行のようでしたが、これもまた思い出。
そこから上はチケットを買い直し、エレベータで上りました。上空は思いのほか寒く、
そのまた上へはさらに長蛇の列でしたので、第二層までであきらめました。
ノートルダム寺院などの教会建築も素晴らしかったですが、夕映えのモンマルトルの丘の
美しい景色が心に残っています。
モンマルトルからの帰りに、サンラザール駅で、ヴァリデーションを済ませました。
ディーナークルーズは楽しかったのですが、ずいぶんと夜遅くて、後半はうとうとして
しまいました…。

12月26日
モンサンミッシェルTGVとバスで、モンサンミッシェルへ。
モンサンミッシェルは、快晴。朝日を浴びる姿から夕焼けまで、
存分に楽しみました。
修道院の中があんなに広いなんて思ってもみませんでした。
遠くからのモンサンミッシェルの眺めも良かったですが、
修道院の聖堂から広いテラスのようなところに出たときの
景色が格別でした。
例の巨大オムレツも食べました。
オードヴルのカキもおいしかったです。
夜ホテルについてから、夕飯をたべてないということで、
カフェドラぺに行きました。
とはいえ、フレンチはこってりしていて、毎食たべるのは
結構しんどいので、カフェの方で、スープやオードブルなど
だけで済ませました。
私たちのお腹にはちょうど良かったです。

12月27日
いよいよパリを発ち、マルセイユへ向かいました。
マルセイユでは、すぐにコインロッカーが見つかったのですが、
ローヴの丘より望むセントヴィクトワール山乗ろうとしていた列車がキャンセルとなり、30分遅れの列車で
エクスに向かいました。
エクスでは、レ・ドウーギャルソンで昼食をとり、
旧市街地を歩いて、サン・ソヴェール教会などを見ながら、
楽しみにしていたセザンヌのアトリエに向かいました。
残念ながらお休みで、ローヴの丘まで登りました。
そこからの眺めが本当に素敵でした!
主人はセザンヌ気分でスケッチをしていました。
それから、セザンヌの生家やグラネ美術館をみて、
18時過ぎの列車でマルセイユに戻りました。

ホテルにチェックインの後、ミッシェルへ行き、スープドポワソンを食べました。
ミッシェルの番頭みたいなおじさんは、私たちがブイヤベースを頼まなかったので
機嫌が悪かったです。
結局スープドポワソンだけという訳にはいかないので、イカ?の揚げ物とエビを
頼んだのですが、このエビが、主人の食あたりの原因となったようです。
行く前に、私の父から、「マルセイユに行くなら、ブイヤベースだけれど、
俺には良さがわからなかったなあ。まあ、名物だから食べてみるといいよ。」と
言われていたのですが、とにかく、スープドポワソンにしても、量が過剰で、
美味しいを通りこしてしまったというのが実感です。
私は、エビが出てきた時には、もうお腹いっぱいで、一匹しか食べられませんでしたが、
三匹のノルマを果たした主人が、結果的に食あたりになってしまったというところでしょうか。

ガイドブックに、マルセイユはフランスでもっとも治安が悪いとあり、
主人がずいぶん警戒していたのと、食あたりを起こしたこともあり、後になって主人は
「マルセイユは余分だったなあ・・・」と感想を漏らしていましたが、エクスの雰囲気が
とてもよかったので、最初の予定通りエクス泊でもよかったかもしれないと後になって
思った次第です。

12月28日
マルセイユからニースへ向かいました。
ニースについてシャガール美術館に行き、シャガールの大作やステンドグラスなどを
楽しみましたが、その直後、街に戻るバスの中で主人の具合が悪くなり、午後は私のみ、
ルノワールの家とロザリオ礼拝堂、サンポールの旅へ参加しました。
夜は教えていただいたKEISUKE MATSUSHIMAを予約していたので、主人は夜に備えて
体調を整えておくとのことで、それほどひどくなるとは思っていなかったのですが、
私が4時間ほど出かけて戻ると、だいぶ熱が出てきていたので、ディナーはキャンセルし、
お医者さんを呼びました。

現地のマイバス社のガイドさんが、もし具合が悪いようなら、海外旅行保険でお医者さんに
診てもらうのがいいとアドバイスしてくれたので、私もすぐに対応できました。
お医者さんに主人は「生ガキの食べすぎだ!」と言われたようですが、
本人は「カキではない、マルセイユのエビだ!」と言っています。
私の父などは「私たちがカキ(エビ?)のおかげで、より仲良くなれたのだから、
毎年“カキの感謝祭”をすればいい」と言っています。

私の方は、念願のロザリオ礼拝堂に行けたのですが、この日は天気が良くなかったのと
主人のことが心配だったのとで、感動はもう一歩。
また、晴れた日に主人と一緒に行かれればいいなと思っています。

12月29日
チェックアウトの12時まで、ホテルで休み、昼過ぎにホテルを出ました。
海岸を散歩し、花市場を散策。その後、さすがに、主人もエズの山登りをする元気はないだろうと
いうことで、モナコへ行きました。
おすすめのメトロポールのラデュレにも行きマカロンを買い、活況を呈するモナコの雰囲気を
味わいました。城壁の上から見た夕陽がきれいでした。

本当に楽しい旅でしたが、今回は、ハードスケジュールのフランス・ハイライトの旅
といったところだったでしょうか。
またゆっくりとフランスに行ってみたいと思いました。

パリでは、今回見られなかったギメ美術館やチェルヌスキー美術館にも行ってみたいですし、
ニースは素敵な街だったので、またゆっくり滞在してみたいです。

そして、今回はお預けになってしまった美味しいフレンチのお料理も、次の機会に食べてみたいです。
その時は、また大成さんにお願いしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
この度は、本当にお世話になりました。

インターネットによる顔の見えないやり取りでしたが、いつも丁寧に私たちの我儘を聞いてくださり、
心のこもったご対応に本当に感謝しております。

ありがとうございました。


このページのトップへ