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タイ北部チェンマイでは、10月1日から、ワクチン接種が完了した外国人観光客の受け入れを再開する計画が進められています。
「チャーミング・チェンマイ」（Charming Chiang Mai）と名付けられた計画では、プーケットやサムイで既に実施されているように、一定の条件下で、接種済み観光客の訪問を可能とするものです。

先行例と同じく、到着の14日以上前に既定の回数のワクチン接種が完了している人が対象で、到着後14日間は、特定のホテルに滞在し、許可されたアクティビティを可能とします。
到着後14日間に、3回のPCR検査を行い、その結果に応じ、行動可能な範囲が段階的に広がります。
そして最後の検査で陰性であれば、国内の他地域へ移動ができます。

計画の詳細は今後発表の予定ですが、報道によれば、到着後の14日間を、チェンマイとプーケットで分割して滞在可能とすることも検討されている模様です。

最初はシンガポール、マレーシア、韓国、日本、香港、台湾からの旅行者をターゲットとし、その後に中国とインドにも拡大します。
計画の対象地区は、ムアン（Muang）、メーテーン（Mae Taeng）、メーリム（Mae Rim）、ドイタオ（Doi Tao）が含まれます。

現地の旅行会社では、受け入れ再開を見据えて、家族向け、一般向け、ゴルフやスポーツなど、さまざまなアクティビティのパッケージを準備しているとのことです。

チェンマイ観光評議会議長によれば、受け入れの準備は90％以上進んでおり、当局の承認待ちとのことです。
感染状況も踏まえて、実施の是非が判断されるものと見られます。