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外務省は「感染症危険情報レベル」を大幅に見直し、106ヶ国について、レベル３「渡航中止勧告」から、レベル２「不要不急の渡航はやめてください」へと引き下げました。

「感染症危険情報」は、危険度の高い感染症に関して、渡航・滞在にあたって特に注意が必要と考えられる国・地域について、外務省が発出しているものです。
これまで、アジアやオセアニアを中心とした39ヶ国・地域のみにレベル２が、その他の大半の国・地域にはレベル３が発出されていました。

今回、引き下げられた106か国は、アジアやオセアニア、北中南米、ヨーロッパ、中東、アフリカなど、広範囲に及びます。
この結果、東アジア・南アジアからはレベル３はなくなり、引き続きレベル３に留まるのは、中米やカリブの一部、東欧やロシア、中東・アフリカの一部など、56ヶ国・地域になります。

外務省では今回の見直しについて、「各国・地域における新規感染者数、ワクチン接種状況、感染症対策・医療体制、各種施策の状況等、各国・地域の実情を総合的に勘案した」と説明しています。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2022T037.html