お盆(ランタンフェスティバル)は、祖先の霊を迎え供養する仏教の伝統行事で、毎年祖先がこの世に戻ると信じられています。
19世紀後半、日本人移民によってハワイにも伝わり、現在では6月から9月にかけて各地で盆踊りが行われ、寺院や団体の募金活動も兼ねています。
初日には家族で墓参りや掃除をし、花や食べ物、提灯を供えて霊を迎える「迎え盆」を行い、家庭ではキュウリやナスで作った精霊馬を供える風習もあります。
2日目は、600年以上続く日本の伝統舞踊「盆踊り」が披露され、先祖への感謝を表します。ハワイでは初盆の追悼行事も行われます。
そして、最終日には「送り盆」として灯籠流しや送り火で先祖の霊を送り出し、ハワイでも灯籠流しのイベントが開催されています。
多くの会場ではやぐらが設置され、地元のグルメやクラフト品の販売で賑わいます。盆踊りは地域に根ざした催しですが、旅行者も気軽にご参加いただけます。
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ハワイ日本文化センター