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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 溝口 伸
【2007年4月3日[Tue] ご出発】 海外

吉田 誠・沙央里様/ドイツ、イタリア旅行15日間

溝口様

ご無沙汰をしております。
忙しくしている間にあっという間に初夏の陽気になってしまいました。
先日結婚披露パーティーを都内で催行した関係で旅行記が遅くなってしまい、
申し訳ありません。

改めまして、本当にお世話になりました。
15日間という、旅行としては最長記録の今回、
幾つかのアクシデントのほかは、無事に行って帰ってこれたのは
溝口さんのサポート無しには有り得なかったと主人共々感激しております。

だらだらと長くなってしまうとは思いますが旅行の思い出を
綴らせていただこうかと思います。
覚悟はよろしいですか!?(笑)


4月3日 NRT-MXP-FRA
前日、準備に追われ3時間睡眠で空港へ。
こんなときしか発揮できない空港が近いという利点を生かし、
車で第一ターミナルへ。AZ787は on time!
ハネムーンミールは過去に乗ったどのエアラインのエコノミー機内食より
美味しかったです。
EUになってから初めてのヨーロッパだったので、第一寄港地のミラノでは
トランジットの心配もありましたが、無事に終了し、仕向地のフランクフルトへ
ドイツの寒さに閉口・・。

4月4日 FRA
ホテルの朝食が美味しかった!部屋も今回の旅行の中で一番広かったし、
ミニバーフリーは水が高いヨーロッパでは助かりました。
今日も寒く、セーターに着替え、ホッカイロが役に立ちました。(笑)

リューデスハイム

ローレライ
今日はライン川下りへ。
集合場所が分かりにくく、迷いながらも、
英語の達者なトーク上手のドイツ人とバスに乗り込む。
山の頂上からライン川を見下ろす景色のいい
"ケーブルカー"に乗れるため、幾らか払って乗ることに
したものの、‘これリフトじゃん!カーじゃないよ!’と
高所恐怖症の私は思わず文句を言ってしまいました(^^;
景色は綺麗でしたが・・・。



クルーズは寒かったけど、
お城がいっぱい見れて楽しかったです。
展望デッキで寒くなってしまいましたが、
ローレライや鉄道、他の運搬船も沢山居て、
物流を支えてるんだろうなぁなんて思ったり、
なかなかのんびりしていい時間でした。

夕食はイタリアンにしたのですが、
量の多さに驚きながらもしっかり食べて、しっかり蓄えました!




4月5日 FRA-ハイデルブルグ-ローテンブルグ
朝早かったけど、何とか起きて、‘あれ?早速筋肉痛?’
旅行では必ず自分の体力の無さにがっくりします(苦笑)
スーツケースをがらがら引いて、JALバスに乗り込み、日本語ガイドさんや
他のツアーの方とも仲良くなり、まずはハイデルベルグ城へ。
女性ドライバーさんは度胸が良く、狭いカーブも何ともせず、
どんどん攻めてて(・∀・)カコイイ!!
大きなワインの樽を見て主人が
「いいなあ。家にもほしい・・・」
~どこに置くんだい??
市内ではドイツ料理とお酒の強い主人がビールに感激!
‘なんて幸せ’とぼやいておりました。

ローテンブルグローテンブルグまではイースターの影響で
混雑している高速を避けて途中から一般道で。
小さいお伽話の様な街に感動!
どうもドイツは早くお店が閉まるため、
安全でも夜まで遊べなかったのが残念・・・
それでも犯罪博物館に入ってグロッキーな
道具の数々におびえ、スノーボールという
お菓子を頬張りながら満喫しました。
出来るならもう一日居たかったです。

ノイシュバンシュタイン城4月6日 ローテンブルグ-ホーエンシュバンガウ-MUC
今日は移動のほうが長かった。
ノイシュバンシュタイン城はやっぱり綺麗でした!
マリエン橋は下の断崖絶壁が吊橋の合間から見えて、
え上がりました(xーx)
公開している部分が少ないような気がして、
もっと見せてほしいなぁと思いつつ、
こんなお城に住みたいなあと横目で主人を
見上げましたが・・・どう思ったのやら!?(笑)

MUCは、以外に小さい街でした。
ドライルーベンに行ったものの大混雑で、英語のメニューを
頼んでもなかなかくれない上に、スタッフに言われたのが
「探したけど無かった。」
「は??」
じゃあどうすればいいの?という感じで、あまりの開き直りぶりに
次の担当に頼んで出てこないなら出ようかと言っていたところ、
彼はとても親切にしてくれて助かりました。
危うくドイツ人の評価ががた落ちするところでした(苦笑)
1ℓのビールに感激しお肉も白ソーセージも美味しかったです!

4月7日 MUC-MXP
とうとう今日でドイツともお別れ。
もっと違う都市にも行ってみたいと言いながら一路イタリアへ。
暑!!ドイツとは大違いの暑さに着替えたくらいです。
薄いものをあまり持って来なかったので内心焦りました。
エアポートバスが降ろしてくれたところから、ミニアオスタホテルが
なかなか見当たらなくて、ぐるぐる廻ってやっとみつかったけど、
今までに比べてやはりランクは下がってるかなあ。
ここだけ三ツ星ということもあるのかもしれないけど、
ただ立地は良かったです。駅近いですしね。

駅からドゥオモへ。人が多かったのと鳩が多かったです。
フェラーリショップでお土産を買い込み、ギャレリア内のレストランで
早めのディナーを取り、ジェラードで食べて満腹になってホテルへ。
luiniはなかなか見つからなかったのですが最終的にやっと見つけられて、
もちろんお夜食に買い込みました!(まだ食うか。。)

4月8日 MXP-VCE
朝ごはんを隣で取っていた家族連れの奥さんが
(日本人、国際結婚らしいです)
話しかけてきて、どこが良かったかとかを聞かれました。
話しているとどうやらイタリアに来る前のスイスでパスポートを
すられてしまったそう。。。
私はイタリアは二回目で、以前同じツアーで来たおじ様がフィレンツェで
すられたりしたこともあり、十二分に気をつけてはいましたが、
やはり体験談を聞くと怖くなっちゃいました。

ベネツイアまでの午後のユーロスター出発時間まで時間があるので、
主人に引っ張られて、もう一度ドゥオモ駅まで行くことに。
今日は昨日行けなかったスフォルツア城まで行って見ようかと決めました。

ミラノ駅駅に向かって歩く途中、ジプシーの少女に
「お金頂戴」と手を出されました。
その場は無視を決め込んでスルーしたのですが、
切符を買おうとしているとまた追いかけてきました。
朝聞いた話がよみがえり、怖さ倍増し、思わず駅から
一度脱出をはかりました。
その場の気分が一気に下がるし、主人もぴりぴりし
喧嘩の一歩手前でした。(><)
なんでジプシーなんかのために喧嘩しなきゃいかんのかと
イライラしつつ(笑)もう一度、時間をあけて駅に行くと
その少女たちは観光客たちに切符の買い方を教えていました。
(怪しい。怪しすぎる)
とにかく隙をみて主人が切符を買ってきてくれて、電車にのり、お城へ。
日曜のためお店は閉まっていたけど、それでも雰囲気やお城も満喫しました。

ユーロスターに乗るため、駅へ向かいましたが、その後またもハプニングが!
「あれ??電車のチケットがない・・・!?」
ホテルをチェックアウトする前に確かにコートのポケットに入れたはずなのに!!
無さそうなのを確認して主人が来た道を戻り探しに行ってくれました。
その間私はもう一度あちこちバッグを探しなおしましたが、やっぱりない!
半泣き状態で主人が帰ってくるのを待ちました。
あと30分で電車も出発するのに。。

もしなければ事情を説明して駅員に話してみて、それでダメなら溝口さんに電話か!
というとき、主人が戻ってきました。
「あったよ!」
駅の外に落ちていた紙ッぺらをひっくり返したら、チケットだったとのこと!
風が吹いても拾われてもおかしくない状況の中、見つかったことに神様と
旦那に感謝!!
私の信用はダウン↓でしたが、主人への信頼度は一気に↑でした。
一安心して、初のユーロスターを堪能♪
疲れて寝てしまいましたが,,,,。

ヴェネツィアVCEはとてもきれい!私も大好きな町の一つです。
ホテルベニーニは近いし綺麗だし、カナリ良かったです。
今日は憧れのゴンドラクルーズ!!
係員がいるのかと思い待っていても、らしき人は現れず、
この列に並んでとのゴンドラスタッフ指示に従い
何とか乗れました。
カンツオーネの生歌とアコーディオンの音色にのって
ゴンドラは路地や運河を進む。

セレブを味わえた時間はあっという間に終り、taverna dei dogiにて夕食♪
超( ゜Д゜)ウマー!を連発し、今日起きた全てのハプニングを忘れられました。
あぁ幸せ♪

4月9日
目覚まし時計より早くなった鐘に起こされ、サンマルコ広場へ。
小さい路地を抜けながら迷路を進む感覚で歩いて向かう。
現地ガイドのお姉さんと寺院やドゥカーレ宮殿へ。
裁判所や溜息橋、絵画に目を奪われ隠し階段に驚き
ナポレオンはもしかして、ちょっと悪いやつなのかと考えながら
ヴェネツィアングラスの工房を覗いたりしました。
この文化は残してほしいなあと思いつつ、お土産屋をひやかしながら
ランチにしました。

リアルト橋沿いのレストランで、運河に面し綺麗でした。
美味しかったのだけど、会計になると強気にチップを要求してきました。
よくよくガイドブックをみるとサービス料が入っている場合は払っても
一人1ユーロでいいとのこと。
チェツ4ユーロも払っちゃた、、ぶつくさ言う大蔵省を片目に
主人はおもちゃ屋を覗いてたりする。(苦笑)

気を取り直してまた市内をあちこち廻りました。
気になるアクセサリーやら皮のお店に入って、お買い物♪
きっと主人は、女って簡単だなあと思ったことでしょう。
移動手段を足に頼った一日のため、やはりホテルに帰ると足はパンパンでした。
食べるものも食べ、観光もし、お買い物にも満足でき、‘やっぱいい街’
と話しながら今日も無事に終わりました。
なんて贅沢♪

4月10日 VCE-ROM
今日からローマです。駅に早めに行って待っているにも関わらず、
出発の案内板にはホームの番号が出ない。
15分前になっても出ないのにはさすがに焦り、駅員に聞きに行った所、
「わかんない」
どうしてこうイタリア人は・・・と嘆きつつ、7分前に出た案内通りに
ダッシュで乗り込み、ボローニャを経由してローマへ。

怪しげなイタリア人を何人かかわし、ホテルまでは徒歩で向かいました。
これがそもそもの失敗で、何日か分のお土産も増えているのに、
石畳のアップダウンに閉口。
ホテルに着いたときにはヘトヘトでした。

アングロアメリカーナホテルは正直いまいちでした。
部屋が暗く、窓の鍵も壊れてて
(さすがに泥棒も下から上がってはこれそうにないので、no claim にしました。)
お試しパックの感あるシャンプーでした。
何よりシャワーを出すときに、ものすごい音がして壊れているようでした。
まぁお湯はちゃんと出ることは出るのですが・・・。
立地はよかったので、観光地には徒歩圏内でしたし、
レストランも近場で見つけられたのは良かったです。

まず、スペイン広場へ。
階段の上から写真を撮って下に下りて、また写真を撮っていると
怪しげなイタリア人が・・・。
あとから溝口さんが手配された他の方の旅行記にも
書かれていましたが同じケースに引っかかりました。(苦笑)

中村○輔の話や、サトミという彼女が福岡にいて来週会いに行くんだとか・・・
同じく私も警戒していましたがいつの間にか話をしていると、
ひょんなタイミングでイタリアンカラー(白、緑、赤)のミサンガを
編み始めました。
英語と日本語で何度も‘買わない’と言いました。
でも二人分編み終わる頃、どこからか仲間が財布を持って現れて、
主人に「2ユーロ」と言ってます。
ヤラレタと思っても後の祭りでした・・。
しかも主人が聞き返すと「25ユーロ」に跳ね上がりました。

カッチーンきた私は「買わないって言った!!」
と思わず日本語で叫んでしまいました。
そこからは仲間が主に話をしてきて、編んだ張本人は少し離れた
ところにいました。
揉めてると25ユーロ払えば問題ないと言ってきた張本人を睨み返し、
「こんなん要らないよっ」ととろうとすると手を叩いてきたので
そこからは取ろうとするのと、はたくのとの繰り返しです。
我ながら、低い次元で子供のような喧嘩をしてしまいました(^^;
こちらがお財布を出さないところで諦めたのでしょうか、
むこうが「サービス」と言って来ました。
「当たり前だっ!」と捨て台詞を吐いてその場を去りましたが、
この手が減らないところをみるときっと払わされてしまうケースも
あるのでしょうか。
紐3本で25ユーロなんて、ホントありえないし。

その後あまりのらない気分のまま、無言で歩き、
イタリア人なんて信じられんと髣髴する気持ちをこらえ、
何とかマックでお腹と気分を落ち着けることができました。
(2人とも安あがりっ!)
お土産を買ってホテルへ。
買い物を忘れないのは、自分たちもすごいと思います。(笑)

4月11日 ROM
今日から3日間バスツアーというツアー会社にお世話になる予定で、
まず本日はローマ一日観光でした。
4ヶ国語くらい話せると言うとても優秀な女性ガイドさんが案内してくれました。

まずはヴァチカンへ。美術を堪能し、システィーナ礼拝堂へ。
写真禁止のはずなのに、あちこちからフラッシュが・・。
あれ?いいのかな?と主人と苦笑いしながら、撮っちゃえ!と、
場の雰囲気に流されて悪いことをしてしまいました。ごめんなさい・・。

壁の外を歩き、水曜の午前中に見れるミサをバリケードの外から見ました。
勿論、ローマ法王にも会いましたよ♪
(かなり一方的にですが)(^^)

フォロ・ロマーノ午後は、フォロロマーノやコロッセオなど
遺跡を中心に観光しました。
紀元前のものが普通にそこにあるっていうことが
スゴイと感激し、歴史の重みを感じ、
いろいろお勉強もできました。
普通に昔のまま出てる水道みたいなものがあり、
いまだに飲み水として使ってるのには驚きました。




ガイドさんに皮のコートが安く確かな品物を置いてるところを尋ねると、
どうも近くにありそうなので、帰りにそのまま行ってみる事にしました。
場所は迷ったけど、シーズンオフで半額というものまであり
大騒ぎで買って来ました!
やっぱイタリアは皮よね~~といいながらしっかりまた重量感のあるものを
買い込み、スーツケースを確実に重くさせているのでありました。

夕飯は教えていただいたtargetにてイタリアンにしました。
凄く美味しくて、時間があればまた行きたいくらいでした。

4月12日 ROM
今日はホテルまで迎えに来ていただいて、カプリ島へ。
バス内で、ガイドさんに主人が色々聞いてくれていたようで今後行く場所や、
オススメなどの情報も頂けたようでした。
勿論私は。。爆睡zzz

青の洞窟何度か船を乗り換え、いよいよ青の洞窟へ。
お天気に恵まれ日焼けしてしまったくらいの
晴天でしたので、もちろん何とも言いがたい
青さの洞窟内に入ることが出来ました!!
今まで見たことの無い青色にシャッターを押しまくり、
ムービーに収め、その後何度も再生を繰り返しました!
偶然見つかったという事でしたが、自然の凄さには
人間なんて小さいなぁと正直に思いました。



アナカプリではレモンを堪能!すっぱ~~
でもレモンチェッロはすごいアルコールで、のどが焼けそうでしたよ。

4月13日 ROM
今日はポンペイへ。
お迎えを頼んだはずのバスツアーのピックアップが来なくて、焦りました。
20分待っても結局来る気配なしでホテルから電話を頼みました。
やはり手配ミスのようでした。結局ポンペイまで行く大型バスは
私達以外全員が揃っていたようで超満員!
空いている2席はいずれもバラバラで誰も動いてくれる気配は無く、
結局離れ離れで座らされることになり、ちょっとブルーになりました。
新婚旅行なのに..。

ポンペイ遺跡ポンペイはやはり暑く、昨日カプリ島で買ったCAPRIと
書いてある、観光地になら絶対あるベタなTシャツを着て
行って正解でした!(笑)
観光してて思ったのは、犬が多いことと(?)人間の三大欲求
と云うのはこの時代でも変わらないんだなぁということです。
まさかこんなものが?という系の遺跡まで残っていて
驚きました。
街の構成というものがしっかり出来ていて、今私たちが
住んでいる○○市の区画よりもしかして上かな??
なんて心配になるほどでした!

モザイクの文化はやっぱり素敵だなぁと思いました。
少しお金持ちになると、装飾もすごかったんだろうなと思わせる
内装の後に、想像も膨らみました。

でも火山の噴火が原因であっという間に亡くなってしまった
人たちの石膏型をみるとちょっとせつなかったです。

4月14日 ROM-BRI-アルベロベッロ
午後の出発に合わせて睡眠をとっていたところ、部屋の電話が鳴って
何事かとびっくりしました。
よくよく聞くと昨日来なかったバスツアーのピックアップが今日来た模様・・・。
いや、申し訳ないけど今日はアルベロベッロに行くんだと説明して、
状況を理解していただきました。ふう~~。

実は昨日、鉄道のストライキがあったとのこと。
ユーロスターはおろか全ての鉄道が動かなかったらしいです。
昨日の夜OVERしたので、助かりました。
昨日のガイドさん曰く、本当は16日に鉄道ストライキは
予定されていたらしいのです。
「え??16日って日本に帰る日じゃない??」
と焦りましたが、直前にやってまたストライキを発動することは
考えられないと言ってくれたので一安心しました。
もしや、今度こそ溝口さんに電話か??という事態でした!
脅かさないでよイタリア人の皆さん・・・

ユーロスターでまずはBRIへ。
快適な特急電車に乗るのも、今回の旅行では最後になってしまいました。
帰国日が近くなってきて寂しくなってきました。
バーリからの私鉄はとてもユーロスターからは考えられない二両編成の
落書きいっぱいの電車!
だ、大丈夫??これ本当に着く??

イタリアではあまり英語が通じず少々苦労しました。
でもいろんな人に助けられて、なんとかアルベロベッロに到着!

遅くなってしまったのでやっと見つけた、レストランに入ったら
どれだけ待っても出てこない!
2グループのコースメニューに厨房がテンパっているようで、
しびれを切らせてもう要らないよ!と言って出ました。
無駄な時間になってしまいました。
他には殆ど空いているお店も無く、仕方なくパニーニ屋さんに入って
待っていましたが、これまた店主が他のお客さんと楽しそうに話していて
20分後にやっとでてきました。
お腹は空くし、なかなか満たされない空腹にかなりイライラしてしまいました。

「イタリアには<お客様は神様です>根性が足りない」
などと勝手に説教をしつつプンプンしながらホテルに戻って、
日本の仕事のクオリティーの高さを改めて感じました。
でも泣いても笑っても観光できるのは明日が最後なんだなと思うと
やっぱりまだ帰りたくないと素直に思ったりしました。

4月15日 アルベロベッロ
朝、コンコンという部屋をノックする音が聞こえ突然の来客に
起こされました。
まだ朝7時前だぞ??「誰??」と聞いても返事は無く、
驚いたことにいきなり部屋が開いたのです!!

ご、強盗か!!
と焦ると、普通のおばちゃまでした。
しかも私たちの顔を見るとそのまま何も言わずドアを閉じて行って
しまいました。
何が起きたのか、寝起きの頭で考えたのですが、
結局あのおばちゃまが誰なのか、部屋を間違えただけなのか?
っていうか何で部屋が開けられたのか、どれだけ考えても
分からず終いでした。(苦笑)
なんだったんだろ・・?!

アルベロベッロアルベロベッロは小さい街だったので、
しかも日曜であまり普通のお店は開いておらず、
すぐに廻りきれる所でした。
でもトゥルッリは可愛かったです!
物価も安くてお土産も結構買えました。

ふと入ったリネンのお店では、気のいい店主マリアおばさんと
価格値下げ合戦を繰り広げ、たまたま居合わせた日本人の
添乗員さんが怖くて入れなかったと笑うほどでした(笑)
買ってくれた御礼にと、自宅のトゥルッリを案内してくれた上に、
コーヒーまでご馳走してくれました♪
ジェラートも食べて、文句なしの一日でしたよ。

夕食は地元郷土料理のお店に入りました。
もちろん郷土料理のコースを頼みましたが、
今まで払ってきた額は何だったの?と言うほど安かったです。
美味しいし!!最高でした♪
隣の席のアメリカからきたご夫婦とお話したりもしました。
今は実際ローマに住んでいて、自転車でイタリアを廻っているそうです。
旦那様はもうリタイアされているそうで、素敵な老後を過ごしている
仲良し夫婦をみていて、自分たちもそんな老後を迎えられたらと願うばかりです。

4月16/17日 アルベロベッローBRI-MXP-NRT
とうとう来てしまった最終日。
早めに駅に行きましたが時刻表が二つある!
どっち??
しかもどれがどの電車かわからない上、バーリまでどちらを経由して
いくのかも分からないのです。
溝口さんに頂いていた時間も片方の時刻表には書いてあるのに、
もう片方には存在しないのです!
かなりパニックでした!!

たまたま来たバーリ方面の電車がこれで本当に予定時間までに
つくのか聞こうにも、英語が通じず、ボディランゲージ含めて話しているうち
電車の出発時刻をどうやら遅らせてしまったようでした。
でも誰も文句を言わないお国柄に最後には助けられてしまいました(^^;
あいたたた・・・

もうどうにかなるよという事で、とりあえず乗り込みました。
気が気ではなかったけれど、早い電車だったらしく、幸いにも
一時間くらい早くバーリに到着しました。
今度は空港までのバス探しですが、乗るべきバスの停留所すら
見つからなかったのです!

普通に市民が利用するオレンジ色のバスでもaeroport行きがあり、
どうやら空港に行けそうだという事で、乗り込んでしまいました。
もう最終日は度胸勝負でした(笑)

帰国してもう一度インターネットでそのバス会社のページを見てみると、
およそ違うバスでした・・・
よく帰ってきたよね・・・(笑)

バーリ発のフライトが遅れてトランジット時間が短くなってしまい
ミラノの空港内をダッシュする羽目になりました。
それにしても、MXPはどうして沖スポットがあんなに多いのでしょう・・・
免税のスタンプをもらって、且つ払い戻しを受け
免税店で少しだけ買い物をして、、と、飛行機に乗るまで駆け足でした、、。
飛行機はケータ会社のストライキでイヤホンがなく、
オーディオが楽しめませんでしたが、代わりに今回の旅行でハマッた
ナンプレとゲーム、もちろん睡眠も十分取っている間に
あっという間に成田でした。


なんだかんだとハプニングもあったし、喧嘩もしましたが、
二人で力を合わせて乗り切りました!
楽しいこともちょっとブルーになるのも二人分で、思い出も沢山増えました。
これも溝口さんの完璧なスケジュール作りと手配の上に成し得たものです。

このご恩は一生忘れません。
また、ヨーロッパに行く際には是非お世話になりたいと思っておりますので、
私たちのこと忘れないで下さいね♪

本当にありがとうございました!!
写真も何枚か添付させていただきます。
5枚+後ほど追加5枚で添付させていただきます。

             吉田 誠・沙央里


T
吉田さんご夫妻の後にイタリア旅行へ行ったTです。初めまして。
旅行記、拝見させていただきました!
スペイン広場での出来事はまさに同じですね!!私は海外旅行慣れしてないので、日本語で怒ってもいいんだという概念が全くなく、ノーノーと言って、とにかく猛ダッシュで地下鉄乗ってホテルまで逃げました(笑)
こういうのがあると気分が一気に盛り下がり↓ますよね!その日の午前中はホテルでうなだれてましたもん。
他にも何度も気分を害されて凹みましたが、おかげで日本ではできない経験ができ、勉強にはなりました。
次は絶対だまされないぞぉ~って強くなって帰ってきました。

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