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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 和智 佳代子
【2009年11月22日[Sun] ご出発】 海外

N様ご夫婦/ローマ・フィレンツェ&ドイツクリスマスマーケット ヨーロッパ2カ国10日間

無事に旅行から帰ってきました。
旅行中は毎日充実しており、二人とも大満足の10日間でした!

最初の滞在地ローマでは、乗り降り自由の観光用バスを使い、
主な見どころはほとんど回れました。
オープンバスから眺めるローマの景色はとても素晴らしく、「永遠の都」だと実感しました。
サンピエトロ大聖堂のクーポラに上ったのもよい思い出です。

フィレンツェではローマよりのんびり過ごすことができました。
街がコンパクトなので、ミケランジェロ広場まで歩いて行って、
景色を見ながらサンドイッチを食べたり、
ふらっと入った教会でオルガン演奏を聞いたりして過ごしました。

ピサの斜塔もすごくよかったです!やっぱり見るだけでなく上ってよかったです。
塔が傾いているから、体が引っ張られる感じがしてけっこう怖かったです。
でも景色は最高でした。

そうそう、フィレンツェではドゥオーモに上りましたよ。
朝早くてまだ人も少なく、気持ちがよかったです。いい写真もとれました。

ウフィツィ美術館もヴァチカン美術館も素晴らしかったです。
名画を前に贅沢な時間が過ごせました。
余談ですが、ウフィツィ美術館近くに、
1万円を72ユーロにしてくれる両替所があってとても助かりました。
ローマの両替所では、なんやかんや手数料を取られて、
その度に損した気分になっていたので・・・。

それから、人生初の夜行列車ですが、
思ってた以上に居心地がよくて、寝るのがもったいないくらいでした。
シャワーもお湯がしっかりと出ましたし、快適でした。
多少揺れましたが、しっかり眠れたので、機会があればまた乗ってみたいですね。
ここで携帯を置き忘れたことだけが苦い思い出ですが・・・。
(携帯については、すぐに忘れたことに気づいて利用停止しました。
帰国後、補償サービスを使って同機種の携帯を送ってもらったのでもう大丈夫です。
携帯の中に入っていた画像がなくなってしまったことは残念ですが、
私の携帯がヨーロッパを放浪していると考えると、まあそれもいいかなと思います)

2カ国目のドイツはとっても素敵なところで気に入ってしまいました。
初日はニュルンベルクに行くのを少し遅らせてミュンヘンを散策しました。
夫がどうしてもミュンヘン郊外にあるダッハウ収容所に行ってみたいというので、
足を延ばして行ってきました。
こうやって自由にスケジュールを変更できるのが個人旅行のいいところですよね。

ドイツはやっぱり列車の窓からの景色がとってもきれいで、絵本のような世界でした。
またドイツに来たいなーと思いました。

それからクリスマスマーケットですね。
ニュルンベルクは初日ということもあって人が多く、ただただ圧倒されました。
ローテンブルクは、規模は小さいですが人も多すぎず、ゆっくり見て回れました。
街全体がクリスマスマーケットという感じですね。
やっぱりこの街が一番のお気に入りです。
フランクフルトのクリスマスマーケットは食べ物が充実していて、食べ歩きが楽しかったです。
メリーゴーランドが子供たちに大人気で、本当に楽しい雰囲気でした。
クリスマスコンサートを聴いたのも、旅の最後の夜のいい思い出です。
日本もこんな風だったら毎年楽しみで仕方ないだろうなあと思います。

全体的に駆け足の旅でしたが、そのぶん毎日見どころがたくさんで充実していました。
列車の乗り方や乗り継ぎも特に迷うことなく、スムーズにいくことができました。
また、ホテルも便利な立地で、快適に過ごせました。
特にニュルンベルクのホテルは、朝食の種類が豊富で驚きました。

帰国して日常生活にもどってみると、旅行してたのが夢のように思えてきますね。。
本当に楽しかったです!
和智さんがいろいろと提案してくださったり、
情報提供してくださったおかげで、素晴らしい旅ができました!
本当にお世話になり、ありがとうございました。
また次回旅行するときにはよろしくお願いします。

和智 佳代子 wrote:

N 様
このたびは弊社にご依頼いただき、誠にありがとうございました。
訪問都市がたくさんあり、移動も多かったので、
初めてのヨーロッパ旅行にしてはハードなスケジュールだったと思いますが、
めいっぱい旅を満喫していただけたこと、お聞きできて安心いたしました。

夜行列車も気に入っていただけて嬉しいです!
シャワー付き寝台のある列車はヨーロッパでも数少ないので、
お二人は貴重な体験をされましたね。
それにしてもミュンヘンからダッハウ収容所まで足を運ばれたのには驚きました。
実は私も、もしかしたらミュンヘンご到着後に
少し時間を作って市内を観光されるかな、とは思っていたのですが、
郊外まで行かれるなんて本当に上手に時間をお使いになったのですね。
雰囲気の異なる3つの街のクリスマスマーケットも、
それぞれに楽しんでいただけたようで何よりです。

携帯の件は残念でしたが、大事に至ることなく、
また補償サービスでカバーできて良かったですね。
もちろん、大切に使っておられた携帯の価値は
トレヴィの泉に投げるコインとは比べ物になりませんが、
いつかまたヨーロッパを訪れるためのおまじないだと考えてみるのも
夢があっていいかなあと思います。

南北に細長いイタリア、国土の広いドイツ、そしてもちろん他のヨーロッパ諸国にも、
お二人に見ていただきたい美しい景色がまだまだありますので、
また次回ご旅行される機会がございましたら、ぜひ私までご相談下さいませ。
このたびは本当にありがとうございました。
今後とも弊社をどうぞよろしくお願いいたします。

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~N 様の旅のルート~

今回 N 様のご希望は、10日間の日程で
イタリア(ローマ)ともう1カ国を列車で旅したいというものでした。
「もう1カ国」の候補はいくつか考えられたのですが、11月下旬のご旅行でしたので、
冬の風物詩であるクリスマスマーケットを楽しめる国をご紹介させていただき、
イタリア&ドイツの旅に決まりました。
やり取りを進めていくうち、
イタリアではローマのほかにフィレンツェの散策も楽しみたい、
ピサの斜塔にも上ってみたい、というご希望をいただき、
ドイツではいわゆるハイライトの古城観光よりも
可愛らしい街並みを見ることに重きを置きたい、という旅のイメージを頂戴しましたので、
次のようなルートでご提案させていただきました。

1. 関空→(乗継)→ローマ ローマ泊
2. 終日ローマ滞在 ローマ泊
3. 午後までローマ滞在 夕方ローマ→フィレンツェ フィレンツェ泊
4. 午前フィレンツェ滞在 午後は列車でピサへ(ピサの斜塔見学) フィレンツェ泊
5. 午前ウフィツィ美術館見学 夜までフィレンツェ滞在 夜フィレンツェ→ 車中泊
6. →ミュンヘン(列車乗り換え)→ニュルンベルク 午後ニュルンベルク滞在 ニュルンベルク泊
7. 午前ニュルンベルク→ローテンブルク 午後ローテンブルク滞在 ローテンブルク泊
8. 午前ローテンブルク→フランクフルト 午後フランクフルト滞在 フランクフルト泊
9. フランクフルト→(乗継)→ 機中泊
10.→関空

ローマ2泊→フィレンツェ2泊→車中1泊→
→ニュルンベルク1泊→ローテンブルク1泊→フランクフルト1泊です。

中の移動はすべて列車で、フィレンツェ→ミュンヘン間では
ドイツ国鉄の誇る国際寝台特急シティナイトライン(City Night Line)の
シャワー付き2人部屋個室をお手配させていただきました。

この時期ドイツでは大小あらゆる都市でクリスマスマーケットが開かれますので、
どこに行かれてもクリスマスの雰囲気は楽しめますが、
三大クリスマスマーケットと称されるのは
「世界一有名なニュルンベルク」「世界最大のシュトゥットガルト」
「世界最古のドレスデン」になります。
シュトゥットガルトとドレスデンは方向が違うので無理でしたが、
ニュルンベルクならミュンヘンから列車で約1時間と近いので、
イタリアから移動するのも比較的容易です。
しかも、クリスマスマーケット開催初日には
天使クリストキンドルによる開幕式を見ることができます。

その次のローテンブルクは、ロマンチック街道で一番の人気を誇る
おとぎの国のような中世の町です。
ちょっと辺鄙なところにあるので、
主要都市から列車で移動する際は乗り換えが平均2回入りますが、
ドイツの可愛らしい街並みを楽しむにはもってこいです。
そして最後のフランクフルトですが、クリスマスマーケットの美しさには定評があります。

もともと N 様の「最も行きたい都市」がローマだったのと、
フィレンツェとピサを追加した関係で、イタリア側の滞在時間が長めに必要となり、
そのぶんドイツ側での過ごし方が小刻みになりましたが、
ニュルンベルク、ローテンブルク、フランクフルトと
3つの都市でクリスマスマーケットを堪能できる、
まさに「クリスマスマーケット尽くし」の旅が完成しました。

今回の都市間移動はすべて列車で、長距離国際区間もあったので、
複数国で利用可能な鉄道パス(ユーレイルセレクトパス)をお使いいただきました。
たがいに隣接しあう国を3~5カ国セレクトし、
その国鉄区間で日数分乗り降り自由*となる便利でお得なパスです。
フィレンツェ→ミュンヘン間の夜行列車が途中オーストリアを通るため、
イタリア、オーストリア、ドイツの3カ国セレクトにてご用意しました。
(*夜行列車や各種特急列車はいずれも全席指定制のため、
パスだけではお乗りいただけません。
座席指定券や寝台券にあたるチケットが別途必要です)
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