【北九州・八幡餃子】
鉄の都として栄えた旧八幡市地域(現:北九州市八幡西区・東区)で提供される餃子が「八幡ぎょうざ」。 宇都宮・浜松に並び日本3大餃子として知られています。庶民派料理として根付いた八幡地域の餃子は、全国的に有名になった「鉄なべ餃子」の発祥地としてだけではなく「ひとくち餃子」「手羽餃子」「スープ焼餃子」「揚げ餃子」など多種多様に進化。そして薬味に「柚子胡椒」を使って食べるのもこの地域ならではの特徴です。

【福岡・博多餃子】
水炊きやとんこつラーメン、もつ鍋などのご当地グルメがひしめく福岡にも、おいしい名物餃子がたくさんあります。福岡・博多餃子の特徴といえば、その種類の多さ。熱々の鉄なべにのった「鉄なべ餃子」を筆頭に、小さなフォルムに旨味がつまった「ひとくち餃子」、ご当地らしく豚骨スープで炊き上げた「炊き餃子」や、手羽先の中に餃子の餡を詰め込んだ「手羽餃子」など、バラエティ豊かな味を楽しめるのが、餃子好きにはたまらない？
鉄なべ餃子は皮がパリパリ！博多の餃子の中でも特に人気の高い、鉄なべ餃子。その魅力はなんといっても皮の食感！鉄なべで焼かれているので、普通の焼き餃子よりもパリパリ感が増しています。

【宮崎・高鍋ぎょうざ】
高鍋町は、小さな町ながら、街なかには、餃子の専門店が数多く点在し「高鍋ぎょうざ」として親しまれています。餃子そのものには「これが高鍋」という決まりはなく、この地に店を構えていれば「高鍋ぎょうざ」であり、それぞれのお店が独自の製法で手作りの餃子を提供。その熱い思いが結集して、2018年からは、宮崎県内を中心に全国の人気店舗が出店する「餃子フェス in 高鍋」も始まり、餃子の町としてますます熱くなりました。