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*11/6 グアム初開催「インターナショナル・ダンス・フェスティバル」―世界の舞踊と創造が競う2日間
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*11/5 UAE「シャールジャ空港」到着客に無料10GB「ビジターSIM」提供開始
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今回のテーマは
『今後の万博』
先月10月13日、184日に渡って開催された関西万博が閉幕しました。
2557万人が来場し、各種調査での満足度も高かったようです。

後半は混雑も話題となりましたが、行きたいと思いながらも入場券を購入できなかったり、日程の都合が合わなかったり、…で行くことが叶わなかった方も多いのでは?

今回はそんな方のために、万博の開催形態や今後の開催予定など、“万博ロス”の方にもおすすめの情報をご案内してまいります。
そもそも万博とは
「万博」とは正式には「国際博覧会」と言い、国際博覧会条約という国際条約に基づいて、正式に博覧会事務局(BIE)に登録又は認定されたものです。

「二以上の国が参加した、公衆の教育を主たる目的とする催しであって、文明の必要とするものに応ずるために人類が利用することのできる手段又は人類の活動の一若しくは二以上の部門において達成された進歩若しくはそれらの部門における将来の展望を示すものをいう」

文明の進歩や将来の展望を、他の国の人を含めて多くの方に伝えて教える催し、そんな感じでしょうか。

各国が最新の技術や文化を展示し、国際的にアピールする場であるとともに、国際社会における交流の場ともなっています。

登録博と認定博
万博は、「登録博」と「認定博」の2種類があります。

「登録博」は、5年ごとに開催される幅広いテーマを対象とした万博です。
開催期間は6週間以上6ヶ月以内と長く、広大な敷地で大規模に実施される万博です。

1970年の大阪万博、2005年の愛・地球博(愛知万博)、そして先日の関西万博、いずれも登録博としての開催でした。

「認定博」とは、より短い期間でテーマを特定して開催される万博です。
原則として、2つの登録博の間に一度だけ開催されます。

登録博と比べると規模は小さくなりますが、その分、深堀りした内容が多く、登録博とはまた違った役割があります。

1975年の沖縄海洋博、1985年のつくば万博、1990年の花の万博などが認定博として開催された万博です。

最近「GREEN×EXPO 2027」というロゴマークをご覧になった方もいらっしゃるのでは?
2027年に横浜で開催される「GREEN×EXPO 2027」も、国際園芸博覧会区分の認定博となります。

国際園芸博覧会は国際園芸家協会が認定する博覧会で、博覧会国際事務局が認めると国際園芸博覧会区分の認定博となります。

2年以上の間隔を空ければ開催できるので、通常の認定博よりも頻繁に開催されている印象を受けるかもしれませんね。
今後の開催予定
名称 開催地 予定
入場者数
種別
2027年3月19日~2027年9月26日
2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027) 神奈川県横浜市
(日本)
1500万人 認定博(国際園芸博覧会区分)
2027年5月15日~2027年8月15日
ベオグラード国際博覧会 ベオグラード
(セルビア)
270万人 認定博
2029年4月~2029年9月
(2024年4月27日から9月28日から延期)
ウッチ国際園芸博覧会 ウッチ
(ポーランド)
450万人 認定博(国際園芸博覧会区分)
2029年11月10日~2030年2月28日
コーラート国際園芸博覧会 コーラート
(タイ)
260万人~400万人 認定博(国際園芸博覧会区分)
2030年10月1日~2031年3月31日
リヤド国際博覧会 リヤド
(サウジアラビア)
4,000万人 登録博
ベオグラードってどんなところ?
海外で開催される次回の万博は、ベオグラードです。

ベオグラードはセルビア共和国の首都で、ユーゴ解体、コソボ紛争、モンテネグロ・コソボの独立など、過去には紛争の多い地域でしたが、今回西バルカン地域で初の万博開催となりました。

観光旅行の行き先としてはあまり馴染みがありませんが、比較的治安もよく、物価もヨーロッパの中では低めと、旅行しやすい国です。

歴史的な見どころも多く、中世の美しい街並みやドナウ川の雄大な流れなども楽しめます。
万博と合わせて訪れてみてはいかがでしょうか?
リヤドってどんなところ?
次回の登録博は、サウジアラビアのリヤドで開催されます。
関西万博の約4倍もの敷地で、4000万人以上の来場者を見込む、非常に規模の大きな万博となる見込みです。

サウジアラビアは2019年まで、イスラム教徒以外の外国人が観光目的で入国することができませんでした。
2019年9月に観光ビザが解禁され、日本人を含む一部外国人の入国が可能になりましたが、ほどなくしてコロナ禍に突入したため、まだまだ訪れた人は少ない、知られざる国の一つです。

2030年の万博開催に向けて、外国人旅行客の誘致も盛り上がることが見込まれ、これから話題の旅行先になりそうです。

首都リヤドは近未来的な高層ビルが立ち並ぶ一方で博物館や史跡も点在する、現代と歴史が共存する街。
ヨーロッパやアジアとはまた違う、アラビアンな香りを感じにリヤドを訪れてみてはいかがでしょうか?

ベオグラードもリヤドも、名前は聞いたことがあっても、なかなか観光で行ってみたいと名前のあがる都市ではありませんが、少し調べてみただけでも魅力ある都市であることがわかりますね。

いずれの万博も少し先の開催となりますが、開催期間中は混雑が予想されますので、今のうちから旅行の計画をしてみてはいかがでしょうか?
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編集・発行:株式会社ウェブトラベル
発行日:2025年11月12日
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