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中国・深センに世界最大級スノーリゾート誕生、常夏の南方で“持続可能な冬”を実現

国家のウィンタースポーツ振興モデルとして、9月29日に深セン市宝安区に全天候型スノーリゾート複合施設「前海冰雪世界」がオープンしました。世界最大級の屋内スキーセンターでギネス認定も受けており、深センの国際的な観光・スポーツ都市化を推進し、「3億人の冬季スポーツ参加」を目指しています。屋外気温30度の中、マイナス6度の屋内空間を維持し、オープン初期の10日間で約30万人を動員、香港やマカオからの客も多く、国慶節の連休には1日あたり3万人超の来場者が訪れました。
雪の少ない中国南部での屋内スキー人気が高まっており、広東省を含む3省で国内の屋内スキー場の3割を担っています。華発前海氷雪世界はスキー場だけでなくアイスパークやホテル、アウトドアショップを備えた複合施設で、「スキー+買い物+宿泊+イベント」の観光モデルを構築中です。
最新の造雪技術を用いて、天然雪に近いパウダースノーを実現しており、年間を通じてマイナス6度を保ちながら、太陽光パネルによる年間650万kWhの発電と、エネルギー効率12%向上の人工降雪システム、三重断熱構造、氷蓄冷技術など多彩な省エネ対策により従来比43%の炭素削減を達成しています。こうした環境配慮と先端技術で、都市型リゾートとして屋内スキー場が中国の冬季観光の新たな文化拠点となりつつあります。革新的な施設として注目されているこのスノーリゾートは、南方でのウィンタースポーツ需要の拡大と、持続可能な観光開発の目指しています。
詳しくは、こちら https://shenzhenindoorski.com/