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精神と文化が息づくトルコの聖地、コンヤを巡る旅

アナトリアとは、古代より多くの文明が交差してきたトルコの「心臓部」とも言われるエリアです。宗教や哲学、伝統が幾重にも重なり、今も世界中の旅行者を惹きつけています。その精神文化を象徴する存在が、スーフィー思想家メヴラーナ・ジャラレッディン・ルーミーです。彼の命日を「神との再会の日」と呼び祝う追悼儀式「シェビィ・アルース(Şeb-i Arus)」は、毎年12月7日から17日まで、ルーミーの眠る霊的中心地コンヤで開催します。
静寂に響く音楽の調べと白衣の修行僧が旋回するセマー(旋舞)は、見る者の心を深く揺さぶります。今年で没後752回を迎える儀式のテーマは「Time for Peace(平和のための時)」。ユネスコ無形文化遺産にも登録されたメヴレヴィー教団のセマーが披露され、詩の朗読、展示、演劇、写真コンテストなど、多彩なプログラムが街を包みます。「シェビィ・アルース」という名は「結婚の夜」を意味し、ルーミーが「神と一体となる喜びの日」と語った通り、悲しみではなく祝福に満ちた祭典として受け継がれています。

精神文化に加え、コンヤは歴史と自然が調和する街でもあります。ルーミーゆかりの「メヴラーナ博物館」では、彼の遺品や手稿が展示され、深い精神世界に触れることができます。青いタイルが美しい「カラタイ・メドレセ(タイル博物館)」や、世界最古級の定住跡「チャタルホユック遺跡」、初期キリスト教の面影残る「シッレ」も必見です。市街地を離れれば、白く輝く塩湖「トゥズ湖」が広がり、鏡のような湖面と澄んだ青空が、生み出す幻想的な風景が旅人を包みます。

味覚の楽しみも欠かせません。挽肉と野菜を薄焼きパンにのせた「エトリ・エキメッキ」や、柔らかく煮込んだ肉を香ばしいパンに重ねた冬の郷土料理「ティリット」など、どれも心温まるコンヤの味です。

詳しくは、こちら https://goturkiye.jp/ja/%C5%9Eeb-iArusinKonya