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火と光があふれる、ベルガの誇り「ラ・パトゥム祭」ユネスコ無形文化遺産の炎の祝祭

スぺイン・カタルーニャ州ベルガの町は、毎年6月の聖体祭の週、火と音楽、伝統が織りなす壮大な「ラ・パトゥム祭」で活気づきます。600年以上の歴史を誇るこの祭りは、ユネスコ無形文化遺産にも登録されており、町の広場を幻想的な舞台に変えます。
メインは木曜と日曜夜の「パトゥム・コンプレタ」。太鼓タバルの重低音が鳴り響くと、4メートルを超える紙製の巨人ジェガンツや、小人ナンスがたいまつの光の中で踊り出します。やがて、火花をまき散らすギテス(ロバ龍)が広場を駆け回り、群衆の興奮は頂点に達します。
クライマックスは「エルス・プレンス(満たされた者たち)」。花火を仕込んだ衣装をまとった悪魔たちが火を放ち、広場を炎と音の渦に包みます。観客は太鼓の振動と火の熱を肌で感じながら、光の海に身を委ねます。
祭りの合間には、ボティファラ・ソーセージやトマトパン、ラム酒入りのパトゥム・ケーキなど地元料理が味わえ、味覚でも祭の興奮を楽しめます。
起源は14世紀の聖体祭の行列にまで遡り、宗教劇から民間信仰や伝承が融合した独自の文化へと発展しました。ベルガの人々にとってラ・パトゥムは単なる祭りではなく、誇りとアイデンティティの象徴。世代を超えて受け継がれ、地域の絆とカタルーニャの精神を今に伝えています。
詳しくは、こちら https://www.lapatum.cat/