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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 大成 真知子
【2006年6月5日[Mon] ご出発】 海外

野中 様/湖水地方・コッツウォルズ9日間

こんにちは。この度はいろいろお世話になりました。

全くトラブルもなく無事に楽しんで帰ってきました。
遅くなってしまいましたが、簡単に旅のご報告を・・・。

まず、初日は夕方シェイクスピアホテルに着き、チェックイン後すぐに地下鉄でボンドストリートに行き、軽くブランドものチェック。
何も買わずにビッグベンとウエストミンスター寺院へ。
ウエストミンスター寺院は最終日に入場の予定だったのですが場所確認の為。
軽く外の写真を撮り、夜9時半頃にはホテルに戻りました。

2日目
朝食を食べていると列車に間に合わないので、朝食を取らずそのまま地下鉄でユーストン駅へ。
そして、定刻通りにウインダミアに着きました。
その日は宿に着いた後、少し落ち着いてからグラスミアまでバスで行き、ジンジャーブレッドのお店やダヴ・コテージなどを回り、再びバスでウインダミアに戻ってきました。

湖水地方オレストヘッドの丘からの眺め
【湖水地方オレストヘッドの丘からの眺め】
夕方6時過ぎだったでしょうか。空はまだ充分明るく、このまま宿に帰るのはもったいないので、少し気になっていたオレストヘットというフットパスに。
丘の頂上に登り360度自然の景色を眺めることができ、素晴らしい体験ができました。
一人だったので途中誰にも会わず怖かったのですが、登って正解!
帰りの下り道にはそれまで誰一人として出会わなかったのに、現地で働いている日本人女性と偶然出会ったんですよ。
この方は、日々パソコンと向き合っているので、時々仕事帰りに一人でこの丘に登ってリフレッシュするんだとお話していました。

3日目
ボウネスの港からボートとバスを利用してヒルトップ、ホークスヘッドまで。
湖水地方ではこのヒルトップのあたりが一番ステキでした。
お天気もよく、のどかで本当に気持ちよかったです。
ポターゆかりの場所をいくつか巡り、景色に魅了され、ボウネスに帰ってからも、きっと子ども向けだろうと思いあまり興味がなかった「ポターの世界」というギャラリーにもちゃっかり入場してしまいました。

4日目
この日はウインダミアからコッツウォルズへ。プレストンまではよかったのですが、この後、チェルトナムスパ行きの列車がなかなか来なくて・・・。
20~25分くらい遅れてやっと列車が来ました。
列車内が混み、それでもきちんと座れたのですが、少し冷や冷や。
イギリスの鉄道は時間に正確じゃないとは聞いていましたが、初めてなるほど、と。

チェルトナムスパ駅からはバスで市内へ。とにかく行けるところまで行ってみよう、と。
市内に着くとツーリストインフォメーションを探し、そこでバイブリーへの行き方を聞きました。
すると、ちょうどサイレンセスター行きが良い時間で発車する、と。
その後もそこからバイブリー行きのバスがある、と。
時刻表を貰い、ちょっと迷いましたが、無事バスターミナルに行き、目当てのバスに乗ることができました。

サイレンセスターにはバスで約40分。
その後わりとすぐに「バイブリー」と書かれた赤い小さなバスがやって来て無事にバスだけでバイブリーに着くことができました。
・・・ちょっと恥ずかしいのですが、私、スワンホテルの前から歩いてホテルに入りました。ガラガラとスーツケースを転がして・・・。
ホテルの近所の人に道を聞く際
「歩いてきたの?」
とちょっとビックリされてしまいました!

こういうところはスマートにタクシーでホテルに着きたいものですよね~。
でも、やってしまいました(笑)!

1つ残念だったのは、お目当てのバイブリーコートでのクリームティーはサービスタイムが終了していて体験することができなかったことです。
なにせ、6時を過ぎてしまっていたので・・・。それだけがちょっと残念。
結局クリームティーはボートン・・・でいただいたのですが・・・。

バイブリーコート、泊まったお部屋もすごく良かったです。
そして、ディナーなのですが、到着後にラウンジでティーだけいただいていると、偶然にも一組の日本人の方がラウンジに入って来たんです。
この方たち(親戚の集まりで5人。子育ても一段落し、今回初めて海外旅行を計画したそう)
はもともとディナーを予約していたそうですが、少しお話しているうちに、
「一緒にディナーをどうですか?」と。

図々しくもお言葉に甘えてご一緒させていただき、ホテルのディナーを体験することができました。
35ポンドで3品チョイスというスタイルでしたが、お味も量も大満足。
初めて会った方たちでしたがお話も楽しく、本当においしくディナーをいただくことができました。
この方たちとは旅の後半、ロンドンでもインド料理屋さんでご飯をご一緒させていただきました。
ということで、ディナーは無理かな?と半分諦めていたのですが、本当にラッキーで、ステキな思い出となりました。

意外だったのは、ホテルでは一切チップを受け取りませんでした。
荷物を運んでくれた時も、朝出かける時置いて行ったコインも。
で、もっと、堅苦しい感じがするホテルかと思っていましたが、黒服着ている人は1人で、あとの男性はシャツにチノパンのようなラフなスタイル。
ただ、おもてなしはきちんとしていたと思います。
プラスフレンドリーでした。
どちらにしても、バイブリーコートは選んでよかったです。
お庭の散策もしたいし、お部屋でもしっかり寛ぎたい、それに、アーリントン・ロウにも何度でも行きたいし・・・。
もっと長く滞在したいと思う、バイブリーは本当にステキなところでした。

5日目
カッスルクームも予想通り素晴らしいところでした。
バスは途中、乗り継ぎで1時間くらい間が空いてしまうこともありましたが、そういう時はその町をぶらっと散策。素通りするのではなく、少しでも自分の足を使って町の様子を眺めたりするのが楽しくて・・・。
トイレを探して人に聞き、聞いた道と違う道を自分が歩いていると、教えてくれた人が
「そっちじゃなくて、こっちよ」
と親切に連れて行ってくれたり。
そういうかかわりがすごく嬉しいというか・・・。
バイブリーコートからサイレンセスターまではスワンホテル前から8時半に出るバスがあり、それに乗ることができました。

余談ですが、外国で日本人と会う時、「あなたも旅行ですか?」と気軽に話せる人がいれば、こっちは話しかけようとしているのに、気づかないフリをされたり、ということはないですか?

私は今回カッスルクームで後者の経験(家族連れ)をして、ちょっとだけ・・・な気分になりました。
それでも、自分が一番自分の目で見たいと思っていた景色を見ることができ、満足。
たったあれだけの場所なのですが・・・。

6日目
バイブリーからは初めてタクシーを使ってサイレンセスターへ。
それからはバスでボートン・・・へ。
この日はちょっとした冒険の日でした。

まず、ご心配いただいていたスーツケースのこと。
実は、最初私はボートンの大きめのホテルを探し有料でも数時間預かってもらえないか聞こうと思っていたのですが、その話をバイブリーコートでディナーを一緒にとった方々に話すと、
「ちょうど私たちは昨日ボートン・・・のホテルに泊まったので、そのホテルに行き『Mr.+Ms.○○(名前)がいいホテルだったから、きっと荷物を預かってくれるよ・・・と紹介された』と言ってみたら?」と。

で、その通りにお願いしてみたんです。
すると、あっさり、「数時間ならお金もいらないから、楽しんできてください」と。
こうして無事に身軽に観光することができました。
でも・・・彼らとロンドンで再会した時に判明したのですが、実は私は彼らが泊まったホテルを勘違いし、別のホテルにお願いしたようなんです。
それなのに・・・そのホテルの方は本当にご親切に接してくれました。
そのホテルに限らず、どの村でも出会った人はみな本当に親切で優しかったです。

スーツケースを預けた後は軽く川沿いを散策し、ツーリストインフォメーションに行きました。
実は旅行直前になってロウアー・スローターという村に行けないものかすごく気になっていたのです。
聞いてみると、タクシー利用もいいし、行き帰りどちらか歩いてでも時間内にボートン・・・に帰って来れる、と。

結局行きも帰りもタクシーを利用しましたが、さらにさらに、ロウアー・スローターに着いてのんびり歩いていると、日本人の3人組個人旅行中のご婦人方に会い、アッパー・スローターからフットパスを使って歩いてきたというお話を聞き・・・。

アッパースローターに向うフットパス
【アッパースローターに向うフットパス】

私も歩いてみることにしました。この道がすごく良かったです。
青空の下緑のなかをずーっと突き進み本当に気持ちよかった。
アッパー・スローターのロード・オブ・ザ・マナーに着いたらそこからタクシーに乗ろうと思っていたのですが、あいにくタクシーが捕まらず、また来た道を戻ってきたのですが、結果2度幸せな思いができました。
ということで、ロウアー・スローターから携帯でさっきのタクシーの運転手さんに連絡し迎えに来てもらい、無事ボートン・・・まで帰ってきました。

ボートン・・・のツーリストインフォメーションセンタには二人のスタッフの方がいました。
どちらもとても親切で、タクシーを呼ぶのにお金を取られましたが、タクシーが来るところまで連れて行ってくれたり、親切に接してくれました。
ただ、荷物はお金を払うと言っても預かってはくれませんでした。
ロウアー・スローターに行く前に買った品物があり、少しでも軽くして出かけたかったのでそれを預かってくれないか、本当に少しだったのですが頼んでみても、それでもダメでした。

ということで、ボートン・・・から余裕でバスに乗り、モートン・イン・マーシュへ。この駅は無人なのですね。
もう少し大きな駅かと思いましたが、誰もおらず、結構時間があったので、ひとりホームのベンチでのんびり過ごしました。

モートン・・・からの列車は、あともう少しでパディントン駅というところでポイント故障か何かで急遽下車。次に来る列車に乗る替えることに・・・。
それでも、この列車には日本人の年下の男性と一緒になりお話しながら来ていたので、とくに不安なこともなく無事にパディントンに戻ってくることができました。
ですが、ざっと1時間近く、到着が遅れました。

7日目
この日は午前中、ホースガーズとバッキンガム宮殿での衛兵の交替式を見て、午後からオックスフォードへ。

とにかくロンドンは暑くて・・・。コッツウォルズでも28度ありましたが、ロンドンでは衛兵が来るのを待つ間だけでも首筋が真っ赤に日焼けしてしまいました。

オックスフォードについては、クライストチャーチと聖メアリー教会、マートン大学、アリスショップなどを回ったのですが、街中が今ひとつよく分からず・・・。
とにかく迷いました。一番疲れた日だったような気が・・・。

8日目
ウエストミンスター寺院→ロンドン塔→大英博物館→空港と、大忙しの日。
この日も暑さと闘いながら(笑)・・・。

ロンドンについては今回の旅ではおまけのようなものでしたが、欲張りに観光できたのではないかと思います。

飛行機は行きは1時間近く遅れたのですが(搭乗手続きの際、コンピュータトラブルがあったとか)、帰りの便は定刻どおりで、あっという間に成田に着きました。

ということで・・・、大成さんに教えていただいたバスの時間、バッチリしたよ!

1つだけ、6日目。ボートン・・・からモートン・・・に行く際の時刻が10分だけ早いのに乗ったのですが、全く問題なし。
ツーリストインフォメーションで調べてもらったのですが、16:30発というのがなく、16:20発でした。
それ以外は全て合っていました。

それと有難かったのは、私はバスや列車に乗る際、必ず大成さんが作ってくれた日程表をすぐ取り出せるようにし、不安だと
「これに乗りたいんだけれど、合ってる?」
と日程表を見せ、聞いていました。

だから、行き先が英語で書かれていることがすごく助かりました。
私の発音だけでは相手に伝わらないこともあったと思うので(特に「バイブリー」の発音など)・・・。
時刻については、向こうの方も数字を見れば発車時刻のことを言っているんだな、と分かりますしね。

以上、長々と書いてしまいました。
少しずつ思い出しながらなので、抜けていることがあるかもしれません。

帰国して次の日に通常通り出勤。その日は何でもなかったのですが、昨日、一昨日と何だか夜が寝付けず、朝が辛くて・・・。これが時差ぼけというものでしょうか(笑)・・・。

この度は本当にお世話になりました。お陰でとても楽しい思い出ができました。
もうパーフェクトと言ってもいいくらい思っていたことを全てやり尽くしたように思います。

マナーハウスからエコノミークラスのホテル体験。
そうなんです・・・、シェイクスピアホテルに関して言えば、シャワーの排水が詰まってなかなか流れなかったり、トイレの水が流れない時があったり・・・。
でもこれはこれで、エコノミーならではというか、得がたい体験(笑)。今思えば楽しかったです。

ウエブ上での依頼でしたが、気持ちよくご相談することができました。
本当にありがとうございます。
また、機会がありましたらぜひ大成さんにお願いしたいと思います。

それでは、また。
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