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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 谷口 洋子
【2010年7月17日[Sat] ご出発】 海外

T様ご夫妻/迷宮都市ヴェネツィアを彷徨ってみる? 8日間

ウェブトラベル谷口様

帰りのヴェネツィア-ローマが遅れただけで、他は順調でした。
実は帰りの飛行機の遅れはあまり気にならなかったの
ですが...。

改めまして、
今回の旅行の手配、本当にありがとうございました。
ベネツィアの正味5日間のことを逐一報告すると
長くなってしまうので要点だけ報告します。

アリタリア航空としては珍しくほぼ時間通りに
ヴェネツィアに到着し、また水上タクシーも順調で
予定より早くホテル前の桟橋に着いたのですが、
桟橋は花火を見に来た人でいっぱいで迷惑そうな顔を
されながらスーツケースを押してホテルに何とか
チェックインしました。(迷惑なのはオレ達だろ!)

部屋に入ってスーツケースから衣服を出し終えたあたりで
花火が始まり、窓から30分ほど花火見学、最後の華やかな
連続打ち上げを見終わったところで、
シャワーで汗を流してその日は就寝。

さぁ、今日から5日間、ヴェネツィアの街を彷徨うぞ、
と起き出して、窓から外を見ると何と雨。
ホテルで傘を借りてまずはサンマルコ広場へ。
今日のメインは、デントーレのお祭りの日にだけ架かる
仮設の橋を渡ってジュデッカ島の教会へ行くことなので、
途中うろうろしながらアカデミアの橋を渡って
ザッカレへ行き、まずは目的達成を目指しました。

アカデミアに着く頃には、朝の雨もどこへやらで
カンカン照りになってきました。
仮設の橋は船の上を歩いているような感じで、
船が通るとよく揺れました。
一旦ホテルへ帰ろうと歩いていると、
洋子さんに教えていただいた「アッラチュゲータ」の前を
たまたま通りかかったので昼食はここでとりました。
(探して行ったわけではなく偶然です)

今日のスペシャリティは「生牡蠣」だと勧められたので、
「初日から食中毒?」という言葉が頭に浮かんだものの
トライしました。
しょっぱかったですが結構おいしかったです。
白ワインとばっちりでした。

あまりに暑かったので、ホテルへ帰って休憩した後、
夕方からリアルト橋の方をウロウロし、夕食は
ウェッブで見て気になっていた「カンティーナ・ド・スパーデ」
というお店に行きました。
ここは「イワシのグリルのポレンタ添え」がおいしかったです。
めちゃウマです。

正味5日間の間、あちらこちらへ彷徨いながら
(実は道に迷いながら)、ヴェネツィアの街を
彷徨い歩くことができ、ありがとうございました。
ヴェネツィアといえばシーフードなので、
2年前のオルビエート~シエアナ~フィレンツエの肉食と違い、
昼は軽めで夜はしっかりの食事を堪能できました。
昼は「エリオ・レ・デル・トラメッツィーノ」という
パニーニとサンドウィッチのお店に3日通いました。
おいしくて安くて、何よりもエリオと奥さんがとても感じのいい
お店で、生ビールもワインもおいしかったです。

今回、事前にあまり予定を決めていなかったのですが、
スキアヴォーニ海岸から造船所、そしてカステッロまで
彷徨った時は、観光客も少なく、のんびりと彷徨うには
ぴったりのコースでした。

3日目にはふらっとブラーノ島へ行ってきました。
小さな島をぶらぶら散歩し、帰りはサン・ザッカリアまで
のんびりと70分ちょっとの船旅をしました。

街を彷徨いながら教会へ寄ったり、
ブランドのお店ではなく地元のお店にふらっと
寄ってお買い物をしたりして充実の5日間を過ごせました。
たぶん、洋子さんが今まで手配されたヴェネツィア旅行では
ありえないと思います
が、有名どころの観光地にはまったく行っていません。
サン・マルコ寺院もドゥカーレ宮殿もアカデミア美術館も
行かなかったなんて信じられないかもしれませんが、
それよりもヴェネツィアの街そのものの方が
ずっと魅力的でした。
このまま住みついてしまいたいと思いました。(お金があれば...)

唯一、グッゲンハイム美術館へは入場しようと
行ったのですが、結局、美術館へは入らずに
隣のショップでスリッパと天使の羽根のマグカップを
買って帰ってきました。
だけど海の税関の周りは散策しましたよ。
でも、ツアーや他のお仕着せの手配旅行では経験できない、
自分の住んでいる町のように日常的に歩き、ふらっと教会へ
寄ったり、地元のお店で買い物をできたことは何ものにも
代えがたい経験でした(オーナーや店員さんがめちゃくちゃ
格好よくて、ついつい自分の体形を忘れて服を買って
しまいました)。

今回、手配いただいた「ロンドラ・パラス」は
とても素敵なホテルでしたし、最後の夜のディナーは
決まったコースではなく、メニューから自分で選ぶものでした。
(それで戸惑いましたが、それも楽しかったです)
シーフードのミックス・グリルをいただきましたが、
とてもおいしかったです。

今回、食事したお店は、「アッラチュゲータ」、
「カンティーナ・ド・スパーデ」、「アイ・ルステーキ」
(パニーニのお店で、とてもおいしいですが、
場所は分かりにくいです)、
「アエ・スコンテ」(ここも分かりにくい場所ですが、
とてもモダンな感じのお店で、おいしくてスタッフも
気さくで親切でした、2回行きました)、
「エノテカ・サン・マルコ」(ワインがおいしくて、
料理も盛り付けがとてもおしゃれで、味もおいしかったです)、
「エリオ・レ・デル・トラメッツィーノ」(サンドウィッチと生ビール
が最高、お昼に3日も通いました)でした。
今回の食事は、お値段もリーズナブルでしたし、
味もどこもハズレなしでした。
朝からホテルの朝食でプロセッコを飲み、
昼も夜もワインとビールでシーフードを満喫しました。

サン・マルコ広場やリカルト橋は早朝の人がいないときに
のんびりと観て廻り、街を彷徨う時は人のいない方へ行って
本当に迷ってしまったりしましたが、思い描いていた以上に
ゆっくりと充実した時を過ごせました。
たまたま、デントーレのお祭りの日にヴェネツィアへ
行けたことは、今から思うとラッキーでした。

今回は洋子さんに会えずにそれだけが心残りでしたが、
次は洋子さんに会いにイタリアへ行きます。

本当にありがとうございました。

チャオ、グラッツィェ!
チャオ、チャオ、チャオ!!!

S&K・T

谷口 洋子 wrote:

T様

大変親しみ溢れる楽しいご旅行記を
お届け下さり誠にありがとうございました!
充実されたヴェネチア5日間のご滞在、
あっという間であったご様子ですね。

まずはホテル・ロンドラパレスのお部屋から
年に一度の壮麗な花火がご覧いただけて
ヴェネチアの街から【ようこそ!】と
明るく歓迎された旅の幕開けでしたね!

翌朝は雨でしたか。
ちなみにルッカでは1ヶ月近く降雨なしでした。
こちらトスカーナと異なり、北イタリアは
アルプスが近いことから夏も冬もお天気が
崩れやすいのです。夏は夕立や雷雨が多く、
冬も霧に包まれまれる日が多いです。

余談ですが、5月にナポリへ参りました際に
空港内のコテコテのナポリ土産ショップで
「パダナ平野(ヴェネト州、ロンバルディア州
を指します)カレンダー」なるシロモノを
見かけたのですが、
1月から12月までの暦の上に灰色の空の写真
を12枚掲せたのみのブラックユーモア
たっぷりの品でした(笑)。
年間を通してぬける様な青空と美しい紺碧の
海をもつ楽天主義南部ナポリならではの、
経済至上主義北部への対抗意識が露呈されて
いて思わず苦笑してまいました。

さて、本題へ戻りまして、
今回はも旬の味覚をたっぷり愉しまれましたね!
冷えた白ワインと一緒にゆったり海の幸を
満喫されたようで、嬉しく存じます。
教えていただきましたレストラン情報、
早速今後活用させていただきます♪

今回のご旅行で、
赤ワイン(肉):白ワイン(魚)が1:1と
なりましたので、次回は食通であるご夫妻に
その両方をお楽しみいただける街をお薦めさせて
いただこう!と今からワクワクしております。
そして何より、ご夫妻との再会を心より
楽しみにお待ちしております。
その日迄、どうぞお元気にお過ごし下さいませ。

今年も、ご愛顧いただきまして
誠にありがとうございました。
グラッツィエ ミッレ!
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