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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 谷口 洋子
【2011年2月20日[Sun] ご出発】 海外

松井淳子様/アリボンさんに出会う旅 パリ&ローマ8日間

谷口 様

ただいま帰りました。
この度は本当にお世話になり、ありがとうございました。

ご心配いただきましたアリボンさんのお店でのお買い物は
アリボンさんのあたたかいお人柄に助けられ
無事終えることができました。
本当に素敵な方で、16年前の新婚旅行で訪れたきりで
特に興味を喚起させられなかったフランスという国を
今度はゆっくりと訪れてみたいような気持になりました。

谷口さんにアドバイスしていただき、事前にメールを
しておいたお陰で、お買い物を滞りなく済ませることができ
空いた時間で、ノートルダム寺院と、
サンジェルマンデプレ教会にも足を運ぶことができ
また、その道中、道に迷った際に
地元の方が "May I help you?" と
声をかけてくださったりと、ちょっとしたふれあいもあって
パリってこんなに親切な街だったかしら??と
嬉しい誤算もありました。

また訪れたいと思う街が増えたことは、今回の旅の一番の
収穫だったかもしれません。

そして、メインのローマは、もう当然のごとく大満足。
谷口さんがおすすめくださって予約をしてくださった
ボルゲーゼ美術館は宝石箱の中に入り込んでしまったような
素敵な素敵な空間で、改めてベルニーニの劇的で
ドラマティックな作品に酔いしれました。
また、偶然というか必然というか
ちょうどクラナッハ展が行われていて
ドイツルネサンスの絵画まで同時に堪能でき大興奮でした。

その他、小さな教会や、教会の裏にひっそりと隠れるように
残っているローマの遺跡などを、細い小路をたどりつつ
訪ねて回りました。

そしてオルビエートのチケット購入フォームと
レストランの予約をありがとうございました。
オルビエートは中世のイタリアにタイムスリップしたようで
町全体が魔法にかけられたように不思議な魅力に満ちていて
人々はのんびりと穏やかで親切で
ローマの喧騒を離れて、ホッと一息ついたような
そんな一日でした。

ケーブルカーを降りてちょうど目の前に止まっていた
ドゥオモ行きのバスに乗り、広場の前で降りてすぐの
お土産屋さんに入ると、日本人の女性スタッフが
いらっしゃって、おすすめくださった
エトルリア時代から中世にかけて地底深く掘られた
地下都市に入るツアーに参加し、
ハトの巣やオリーブオイルの工房跡などを見学しました。
ガイドさんは英語を話されるイタリア人の
小柄なお嬢さんで、ゆっくりと丁寧に説明をしてくださって
こちらの、レベルのひく~~~い英語の質問にも
大変な忍耐力と理解を示してくださり
興味深い、また貴重な経験となりました。

それから、すぐに見学したドゥオモの美しかったこと!
これまで見た教会の中で、もっとも印象に残る教会の
一つとなりました。

そして昼食のトリュフは残念ながら主人も母も、そして私も
口に合わず、ちょっとしょんぼりなランチでしたが
「トリュフはこんな味なんだ」と認識できましたした(笑)
遠い国からやってきた観光客を歓迎してくださってか
オーナーの方自ら、黒トリュフとグラインダーを手に
テーブルまでやって来られ、
思いっきりてんこ盛りに削ってくださるのを
三人とも、感謝しつつも
ちょっと恨めしいような気分で見つめておりました。
でも、女性スタッフのお一人が、とっても美人で
キュート、そしてリベラルで知的な感じの方で
大変親切に接してくださり、母は感動して
帰り際に一緒に記念写真を撮らせてもらったほどでした。

昼休みが、やたら長くて、訪ねる教会という教会が
ことごとく閉まっていたり、
帰りの電車の時間もあって、谷口さんがおすすめくださった
ドゥオモのファサードが夕日に映える時間まで
居られなかったりと、ほんのちょっぴり宿題が残りましたが
お会いする方、みなさん本当に親切で
こんなイタリアの小さな町を、時間の許す限り
ひとつひとつゆっくりと訪ねて回る、そんな旅が
いつかできればいいなと思いました。

大きなハプニングや事故もなく、楽しい思い出だけを胸に
無事帰ってこられましたのも、本当に
谷口さんのお陰と感謝しております。

自分で気づいていることなら、自分で気をつけられますが
思いつかないようなトラブルを想定して事前に
いろいろな注意喚起のアドバイスをしてくださったお陰で
適度な緊張感を持ちつつも、安心して旅ができましたし
何かあった時は、「すぐ近くに谷口さんがいてくださる」
ということが、お守りのように感じられ
どれほど心強かったことでしょう。

また、ヨーロッパに旅する時は、ぜひ
よろしくお願いいたします。

本当にありがとうございました。

松井 淳子

谷口 洋子 wrote:

おかえりなさいませ、松井様。

皆様ご体調良く、パリでは待望のアリボンさんとの
出会いを果たされ、二都での観光を予定通り満喫されて、
お元気に旅を締めくくられてのご帰国、
本当に何よりでございます。

16年ぶりの再訪となったパリでの、新たな魅力発見、
永遠の都ローマでの味わい深い石畳と街並み、
そしてベルニーニの大作が広々とした空間に並ぶ
ボルゲーゼ美術館・・・・。

2都市ご滞在に絞られた結果により、ゆっくりした街歩きを
実現していただけとても嬉しく思っております。

お薦めしましたオルヴィエートへの日帰り散策も
大都市とは一味ちがう、旅のポイントとなりまして
お気に召していただけほっとしております。

ただ、名物であるトリュフが残念ながら皆様のお口に
合わなかったとのこと・・・・、さぞかしがっかりな
お昼ご飯のひと時だったことでしょう・・・。
申し訳ございませんでした・・・・。
(トリュフ好きの谷口がお供しておりましたら
一瞬にして笑顔でお助けすることができましたのに。
と、まこと残念でございました・・・笑)

地元の方々とのたくさんの出会いを楽しまれ、
どんな結果もプラスにお捉えいただき、
旅を安全に豊かにご満喫いただけましたのも、
ひとえに松井様、ご主人様、そしてお母様のお人柄の賜物と、
たいへんありがたく、感謝の気持ちが止みません。

この度は、弊社ウェブトラベルならびに
私谷口をご用命いただきまして、
誠にありがとうございました。

松井様の温かいお人柄が伺われるメールを頂戴する度に、
とても嬉しく、密かに仕事のかたわら癒されておりました。
ひと段落となり、一抹の寂しさを憶えますが、またいつか
再びメールのやりとりをさせていただける日を心待ちに
いたしております。

それまで、どうぞ皆様お元気にお過ごし下さいませ。
皆様のご健勝とご活躍をはるかトスカーナより
お祈りしております。

ありがとうございました。
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