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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 近藤 昭彦
【2014年7月6日[Sun] ご出発】 海外

I様ご夫妻/カナディアンインディアンの狼煙

カナダインディアンのノロシ
カナダインディアンのノロシ


アサバスカ大氷原バス体験後、レイクルイーズへの帰路に道路北側数キロ離れた山腹にカナダインディアンのノロシを発見しました。
紺碧の空に一筋、しかも数キロの高さの先端は茸傘状に。大胆なノロシでした。

強行突破バスの視界、煙で不良
強行突破バスの視界、煙で不良
煙で太陽も霞む
煙で太陽も霞む


二日後、出発地バンフから途中アサバスカ大氷原も見られるジャスパーへ向かう定期バスでのこと、このバスが妙な行動を起こすのです。途中、予定より遅れて運行しているはずなのに、20分、30分と休み休みゆったりなのです。
挙句の果て、乗車4時間過ぎ、ジャスパーに着く頃になって、バスは通過してきた高速を戻っているのです。数日間レンタカーで数往復し道、流石の私も変だと思いました。
同乗者は、フランスから、オーストラリヤ、ニュージランド・・・地元民はおらず、ざわめきだしました。運転手さんは相当の老人で、余り語らず、ニコニコしているばかりで、大丈夫かな・・・この人は、とも疑い出す始末。

結局バンフのバス営業所に戻って、正式な?英語の説明とたまたまおられたこのバス会社に勤めている日本人の運転手さんの厄介になり、山火事でジャスパーへの山岳観光道路が封鎖されたのこと。午後一杯バスに事情も分からずぐるぐる乗っていたわけです。

木が燻るアイスフィールドパークウエイ
木が燻るアイスフィールドパークウエイ
コロンビア大氷原まで棚引く煙
コロンビア大氷原まで棚引く煙



翌朝早く再度同社の特別仕立てのバスで、昨日の多国籍メンバーだけ載せ、封鎖区間、木の焼けた強烈な匂いのする煙幕の中を強行突破し、特別に?通過させてもらいました。
ジャスパー宿泊をキャンセルせねばならなかったですが、贅沢にも名観光地で他を犠牲にしノロシと大山火事を見たわけです。この為、予期せぬ食堂無しのホテル泊まり、村の小さなお店に夕、いや晩飯用に売れ残りの不味いパンを求めて走ったり。

近藤コンシェルジュ氏の名言、「トラベルにはトラブルが付きもの」を十分に味わいました。スリル十分、これも個人旅行の醍醐味でしょうか!とにもかくにも『最高の旅でした‼︎』
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