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コンシェルジュブログ

コンシェルジュ : 深山 哲夫
【2006年10月14日[Sat]】 海外

アルゼンチンの大地の歌♪リリアナ・エレーロ

風の告白
彼女が現れ、歌い始めるや否や、もう「号泣」だった。

圧倒的な存在感。魂を揺さぶる音楽。

ついに、夢に見た彼女のライブを、
それもこの日本で聴くことができたのだ。

来日公演を企画してくださった方々に感謝!

その母なる深い歌声は、母国アルゼンチンのみならず、海を越え、
この地球に生きる誰もの胸を打つ。

リリアナ・エレーロ(Liliana Herrero)は現在58才。
アルゼンチンの現代フォルクローレ界における国民的歌手でありながら、
国立大学の哲学教授。

伝統の音楽と新しい音楽、様々なものを包み込んみ、
彼女ならではの味わい深い世界をつくり出す。
かの有名な大御所フォルクローレ歌手、メルセデス・ソーサが、
自らの後継者と認めたという。

彼女の音楽を知ったのは、南米旅行中。
お世話になったアルゼンチン人のお宅にCDがあった。
どうしても気になり、同じものを買い求め、旅行中いくどなく聴いた。

目を閉じれば、広大なアルゼンチンの大地の上を、
ふわふわと漂っているような気持になる。
帰国後も、聴く度に南米を思い出しては、胸が熱くなった。

思い焦がれた彼女が私達の目の前で、全身全霊で、
大地と人生を感じさせる歌を届けてくれた。

アルゼンチンにものすごく、「帰りたく」なった夜だった。

♪アルゼンチンのお気に入り音楽♪

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