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コンシェルジュブログ

コンシェルジュ : 猿田 恵子
【2007年7月12日[Thu]】

ナショナルトラスト会員記録 3回目

最近のイギリスは、雨続き。今週末は、久々に晴れたので、遠出をすることにした。
前日、どこに行こうか、ナショナルトラストマップを猛検証。
どうも、どこもかしこも、遠すぎる気がする。
ようやく気がついたのだけれど、海辺に住むということは、出かけられるのは、3方面に限られるってこと。
南は、海で、行き止まりなのだ。
すっごく当たり前だけど、今まで少し感じていた閉鎖感の理由が分かった。
ということで、北にあるサマーセット方面に進む。
前回、あまりに入場料が高いので、あきらめた「LACOCK ABBEY」にリベンジ。
そう、そこは、ナショナルトラストが村ごと管理するところ。
家から、休憩なしで、約2時間のドライブを経て、やっと村に到着。
いつ来ても、この村は、綺麗だ。
すっごく管理が行き届いている。
夏の日曜日のためか、観光客がたくさんいた。
ABBEYも、列になって、進むようだ。
ハリーポッターの撮影が行われた回廊は、なるほど、良かった。
良い写真が撮れて、大満足。
ABBEYには、かつての住人で、ネガフィルムの開発者であるFOX TALBOTの美術館もある。
最近私は、写真に凝っているので、とっても楽しかった。
村とABBEYと満喫して、14時。
この近くに、「THE COURTS GARDEN」(もちろんナショナルトラスト)があるので、行くことにした。
工場とかもあって、どちらかというと、汚い村に、ある。
しかも、路上駐車だらけで、殺伐とした感じ。
通常、ナショナルトラストというと、広大な敷地に、駐車場完備なのだけれど、ここは、ビレッジホールの駐車場に車を停める。
塀についた小さな洒落た黒鉄の扉が、ガーデンの入り口だ。
扉を開けて、塀の中に入ると、びっくり!!別世界。
すごく素敵なガーデンだった。花は、まさに見ごろ。本格的なカメラを持った観光客でごった返していた。
なるほど、あの路上駐車は、彼らのものだったのか。
小さいながらも、キッチンガーデンや、睡蓮の池、小川、など、色々なテーマの庭がある。
マラケシュにあるイブサンローランのデザインしたガーデンに、以前行ったことがあるが、まさに、ここはデザイナーズガーデンといった感じ。
写真を撮りまくった。
イギリスの庭は、やっぱり良いなぁって、感動。
あっという間に閉館時間になったので、退園。
帰路に着いた。
帰りは、アンちゃんに運転を任せ、私は熟睡。
夏のイギリスは本当に、花盛りで良い。次の休みはどこに行こうかな。




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