1. ホーム
  2. コンシェルジュブログ
  3. イタリアの地図の見かた

コンシェルジュブログ

コンシェルジュ : 山岸 玲子
【2004年8月11日[Wed]】

イタリアの地図の見かた

<まずは地図を入手>

町に着いたら、もしあればホテルで、なければ観光案内所で地図をもらいましょう。観光案内所は、駅構内、もしくは主要駅周辺、ドゥオモなど有名観光スポット近辺にあります。

イタリアでは、大通りから小さな路地まで、すべての道に名前が付いているので、慣れれば日本より住所が分かりやすいです。

VIAは「通り」、VIALEは「大通り」、VICOLOは「小さい道」、PIAZZAは「広場」、PIAZZALEは「大きい広場」、CORSOは「大通り、表通り」という意味です。8~9割ぐらいがVIAとPIAZZAなので、最低でもこの2つだけ覚えておけば大丈夫かと思います。

観光用の地図には、地図の端、または裏面に、アルファベット順のインデックスがあり、ここから目的の道を探します。道の名前は、道の始まりや終わりあたりの、建物の上部壁面に表示されています。

インデックスを見るときに気をつけたいのが、道の名前が人名(名前・苗字)のとき。この時は名前の方ではなく、苗字の方のアルファベットで探します。例えば、VIA ANTONIO GRAMSCI(アントニオ・グラムシ通り)の場合、インデックスには名前の方のAではなく、苗字のGの方に入っています。

<イタリアの番地表示>

番地は道の片側が奇数、もう片側が偶数となっています。普通は黒字で、店舗、アパートなど、一軒、一軒、番地が付いていますが、赤字で書かれた番地もあります。

赤字の番地は、レストラン、ショップなどの店舗で(すべてのレストラン、ショップが赤字で書かれているわけではありません)、赤字の番地の場合、住所に例えば「Via ・・・・ 15R」と書かれています。Rはイタリア語の赤を意味するROSSO(ロッソ)の頭文字です。

ガイドブックに出ているレストランやショップに行きたい場合は、番地にRがついていないかどうか確認して下さい。Rが付いていたら、黒字の番地ではなく、赤字の番地を探します。同じ番地でも、黒字と赤字の両方がある場合があります。
このページのトップへ