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南米大自然

有名スポットももちろん素晴らしいのですが、まだあまり観光地化が進んでいない小さな町や村を訪れ、大自然とそこに暮らす人々の暮らしを垣間見るのも、南米旅行の楽しみです。
トラベルコンシェルジュ 深山哲夫

パラグアイ独立記念日

今日は2020年5月15日金曜日、ここパラグアイでは209回目の独立記念日で、祝日です。
昨日の5月14日も祝日でしたので、土日とあわせて4連休になっています。

普通であれば、パレードやコンサートなど、さまざまな記念行事が行われるのですが、
今年は新型コロナウイルスの影響で一切なく、寂しい独立記念日です。

ところで、5月14日もなぜ祝日かというと、この日も独立記念日です。
つまり、5月14日~15日が独立記念日なのです。

なぜ独立記念日が2日もあるかというと、この国の独立の過程と関係があります。
スペインからの独立の機運が高まっていた1811年の5月14日、
アスンシオン市内にある一軒の民家に、当時の指導者らが集まりました。
そして、その会合で独立が決まり、翌15日に、彼らは独立を宣言しました。

独立が宣言された日という意味では、5月15日が記念日なのですが、
歴史的会合が持たれた5月14日も、同じように記念日として扱われています。
このあたり、ちょっと律儀な気もしないでもありません。
実際に5月14日が祝日になるかは、その年によって違うのですが、
ここ最近は、14、15の両日とも、祝日になることが多いようです。

独立の舞台となった小さな家は、「独立の家」と呼ばれ、
今もアスンシオン市の中心部に残っています。
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中は当時の家具や調度品が置かれ、
独立当時を感じられる、観光スポットになっています。
例年であれば、この時期は大勢の人が訪れる「独立の家」も、今年は門を閉ざしたままです。
来年の今頃は、より盛大に、210回目の独立記念日を祝えるようになっているとよいですね。


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