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コンシェルジュブログ

コンシェルジュ : 山本 サユミ
【2006年2月5日[Sun]】

天津の旧正月 味とお土産


天津といえばまず浮かぶのが甘栗。地元の人たちも並んで買うほどの人気店。氷点下の気温にもめげず、しっかり並んで購入。列に並んでいた地元の人たちもびっくりの、メンバー10人で、しめて32袋購入。500g入りで約200円也、安い!できたてのホカホカの味は言うことなし。夕食前にもかかわらず、やめられない止まらない・・・?

◆庶民の朝食はいかに◆
今回は、食品街にある食堂での朝食に挑戦。ここでは、まず専用のコインを購入し、各自好きなものを選んでコインで支払いをするシステム。食堂はすでに人であふれ、椅子取りゲーム状態。とにかく空いたら座らないと永遠に座れないことになる。メニューは餃子や饅頭、スープに麺類と豊富。思わず迷ってしまうが、そんなことをしているとどんどん先を越されてしまうので、思ったものからどんどんチョイス。写真奥はお汁粉の甘くないようなもの、左は豆腐入りスープ、右が多くの人が食べていた平麺にパクチーとラー油を加えたもの。どれもおいしくて、毎日でも食べたいくらい。

◆屋台の味に興味津々◆
    甘栗についでおすすめなのが「サンザシ」。サンザシをくしにさして、その周りを飴でコーティングしたものがよく売られている。飴のパリパリ感とサンザシの甘酸っぱさの組み合わせが絶妙で、これもやみつきになる味。日本に持ち帰れないのが何とも残念!もうひとつは、食品街で見つけた屋台。カップの中になにやら粉(いろいろ種類がある)のようなものを入れて、大きな瓶から一気にお湯を注ぎ込む。好奇心を押さえきれず食べてみると、固めの葛湯のような感じだった。味は無難に杏仁味をチョイス。寒い冬に、身体の芯まで温まるホットなお菓子は大人にも子どもにも大人気。

◆天津の味◆
天津料理のレストランでの一品。鍋の周りに張り付いているのは、とうもろこしの粉て作ったナンのような物。これを鍋の真ん中に入っている魚のスープにつけて一緒に食べる。魚のだしの効いたスープとモチモチ感がベストマッチ。名物というだけあって、気が付くと、ほとんどのテーブルで注文されていた。

こちらは、しゃぶしゃぶの夕食。お店自体が博物館のようになっているレストラン。置いてある物はすべて年代ものばかり。スープは辛口と普通味の2種類で、肉はマトン。野菜もほうれん草・白菜・レタス・大根・瓜とバランスも抜群。タレはしょうゆ味とゴマ味があったが、ゴマ味にパクチーを加えた物がおすすめ。

◆高級なまこ料理が人気?◆
天津最後の夜は、劉さん主催の送別宴会。おいしい料理の数々の中でも一際インパクトが強かったのが、ナマコ料理。この高級食材は、ヘルシーな点でも人気があるとのこと。
    運ばれたお皿の昆布を開くと、ナマコの姿煮が登場(写真左)。これを小さくきり、白米を混ぜ、あわびのソースをかけ(写真右)て混ぜていただく。ナマコのぷりぷりとした感じと、ご飯とソースの濃厚な味が絡み合って絶妙のコンビネーション。これには参った!食は中国にありを再度実感した旅となった。ごちそうさまでした!

◆お土産はスーパーで◆
今回は、庶民に徹する旅ということもあり、友諠商店には行かず、お買い物もスーパーで。食料品は安くて豊富(もちろん日本への持込は加工品のみ)、高級スーパーなら化粧品やアクセサリーなども揃っている。

今回の購入品・・・上段左上から、ミックス花茶(各約200円)。菊やバラの花にクコの実などがミックスされ、一袋ずつに小分けになっているので便利。唐辛子系のお菓子(約100円)これもやみつきになる味。製造元によって味が違うが、おすすめはお姉さんマーク!下段左から、干し梅のお菓子・サンザシの砂糖菓子・ナツメの菓子(低糖!)いずれも50円~80円と格安。

コーヒー党の私が、1週間以上コーヒーを飲まずに中国茶で過ごしている。この事実に自分でもびっくり。はたして、この中国ブームはいつまで続くやら・・・。


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