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コンシェルジュブログ

コンシェルジュ : 小宮 俊一
【2008年4月6日[Sun]】 海外

Ma13 グヌン・ガデン国立公園

東京ぶんぶん ’02,09,13   サラワク州最西端に位置する国立公園「グヌン・ガディン」は、クチンからワゴン車で西北西へ約2時間半、南シナ海にほど近いルンドゥの町の先にある。

9月の上旬、ぼくは姪のマリと二人でボルネオエコツアーを計画した。クチンを起点に、ジャングルを歩き回る個人旅行で、3日目は、グヌン・ガディン国立公園まで足を延ばして、ラフレシアを探索するスケジュールである。

9月7日の朝7時、昨日からのツァーガイドの陳さんとぼく達は、クチンのムルデカ・パレス・ホテルを出発。グヌン・ガディンまではワゴン車で2時間半余り走り、ようやくルンドゥの町に到着する。

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公園に隣接して、バッグパッカー用の宿泊施設としてロッジ、ドミトリー群が建ち並び、公園本部の入り口にはジャングルの大きな地図入りの道路案内板があり、その下には世界最大の花、ラフレシアのプラスチック製の模造品が置かれ、動植物の資料を展示したインフォメーションセンターが右手に併設されている。

ウツボカズラ等の植生のパネル写真と動物の剥製などが並んだ、センター内を見学した後、ツァーガイドの陳さんが、中年の公園レンジャー2人を紹介してくれる。ぼく達の為に朝早くから公園内を歩き回り、幻の花ラフレシアを探してくれていたのだ。

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早速レンジャーの案内で、ラフレシアの開花地点に向かって歩き始める。この国立公園内では、観光客がラフレシアを探し回っても、見つけるのは殆ど不可能である。レンジャーの案内の下に、ラフレシアを探索するのが賢明だ。途中、左手に絞め殺しの木を見つけた。

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薄暗いジャングルを1時間余り歩き、午前11時過ぎに山の背を越える。すると、レンジャーの1人が、山の斜面の一カ所を指さした。

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フタバガキ科の巨木の根元に、朽ちかけた落ち葉に浮かぶようにラフレシアが咲いている。

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それはセピア色の巨大な花で、さかりを過ぎたバラを大きく拡大したような肉厚の花弁からは、腐りかけたドリアンのような甘い臭いが、プーンと漂ってくる。その臭さに腰を引き気味ではあったが、花の大きさには感動した。

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公園本部に戻り、レンジャーに別れの挨拶をする。陳さんが小声で、チップをと目配せをした。レンジャー1人あたりの謝礼は20マレーシア・リンギットであり、複雑な思いでチップを渡す。これは公務員への賄賂(袖の下)じゃなかろうかと、陳さんに聞いたら、政府公認のシステムであり、彼らの汗と努力の結晶で、貴重な現金収入なのだそうだ。ジャングルの木漏れ日の中、レンジャー達が手を振る。日焼けした笑顔からは真っ白な歯がこぼれ落ちた。 (完)

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