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コンシェルジュブログ

コンシェルジュ : 小宮 俊一
【2009年7月3日[Fri]】 国内

Hm43 真夏の北海道!道北の見どころ ◇ サロベツ原生花園

北海道内に数ある原生花園の中でも、毎年ベスト3に上げられるのが、豊富町にある「サロベツ原生花園」である。

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国立公園案内看板

近年のエコ&花ブームで、全国各地に自然公園や原生花園が見られるようになったが、北海道の原生花園が他都府県の追随を許さないのには、それなりの理由がある。

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ラムサール条約案内看板

まず、雄大なスケール。次ぎに100種類以上の豊富な花。国や道による保護区域の数多くの施策が行き届いている。

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鳥獣保護区案内看板

豊富町のサロベツ原生花園は、面積約2万3千haにも及ぶサロベツ原野の、ほぼ真中に位置している。駐車場と自然教室、レストハウスがあり、観光用に歩きやすい木道が整備されている。

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指定区域外踏査禁止看板

観光客用木道は、1周30分ほどの長距離コースと、10分ほどの短いコースがあり、東側一帯の奥に広がる高層湿原に咲く数多くの植物を観察しやすい。

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木道散策路

5月から9月の観光シーズンにかけ、実に100種類以上の湿原の花が咲き、中でも6月下旬から7月上旬にかけて一面に咲くエゾカンゾウが一番有名である。

道内各地では6月中旬から下旬が見ごろのエゾカンゾウでも、北に位置するサロベツ原生花園では、2週間ほど遅れて見ごろになる。

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エゾカンゾウの花

サロベツ原生花園では、次々と咲くエゾカンゾウ、カキツバタ、コバイケイソウは、今年は数日涼しい日が続いたので、7月の中旬頃まで花が楽しめる。

その他に目立つ花は、北海道の道花、赤いハマナスで、可憐な赤い花があちらこちらで見られ、ツルコケモモの花もピンク色が濃くなり、同じようにかわいい花を咲かせている。

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記念写真用原生花園看板

我々の出発間際には、国道沿いの豊富のビジターセンター駐車場に、次々と観光バスが訪れ、いよいよ夏本番を感じ、慌ただしくなってきている。

ここは、天気がよい日には海の向こうに利尻富士を背景に、海岸に咲き乱れるハマナス、エゾカンゾウ、エゾスカシユリ等の花々がとても美しく感動的である。

またサロベツ原生花園は野鳥の楽園でもあり、他の地域では見られなくなってきたシマアオジが、サロベツ原野では常時見る事ができる。(続)

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