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コンシェルジュブログ

コンシェルジュ : 小宮 俊一
【2009年7月4日[Sat]】 国内

Hm44 真夏の北海道!道北の見どころ ◇ 稚内公園・氷雪の門

稚内の代表的な観光地として外せないのが稚内公園である。別名「氷雪の丘公園」とも呼ばれ、観光都市稚内のシンボルともなっている。

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氷雪の門

稚内公園内には、氷雪の門を始め、南極観測樺太犬記念碑・樺太犬供養塔などの様々なモニュメントが建ち並び、稚内市の過去に歩んできた道のりを垣間見る事が出来る。

「氷雪の門」は、稚内公園のモニュメントの中でも代表的な存在である。樺太で亡くなった多くの人々の慰霊と、異国となった樺太への望郷の念を込め、昭和38年に全国からの寄付金により建立された。

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氷雪の門2

設計・制作は彫刻家、(故)本郷新氏によるもので、雪と氷の中でたくましく生き抜いた人々を象徴するブロンズ像と、サハリンに真向かう高さ8mの望郷の門、そして大理石の霊石の三位一体で構成されている。

晴れた日には宗谷海峡やサハリンの島影を見渡す事ができ素晴らしい眺望も魅力である。この公園は冬期間の閉鎖は無く、1年を通して訪れる事が出来る。

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アルメリア花壇

「九人の乙女の碑」は昭和20年8月20日、終戦直後のソ連軍による樺太真岡侵攻の最中、勤務する真岡郵便局の交換台を最後まで守り、青酸カリで自らの命を絶った9人の若き女性交換手を慰霊する為に、昭和38年に建立された。

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九人の乙女の碑

慰霊碑には亡くなった9人の名前、彼女達の最後の言葉となった「皆さん、これが最後です。さようなら、さようなら・・・」の文言が刻まれている。

戦争犠牲者に黙祷を捧げ、我々団体観光ツァーは次の観光地、宗谷岬へと向かったのである。(続)

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