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コンシェルジュブログ

コンシェルジュ : 小宮 俊一
【2009年7月20日[Mon]】 国内

Hm50 真夏の北海道!道北の見どころ ◇ 北海道伝統美術工芸村

道北の隠れた観光地として訪れてみたいのは、北海道第2の都市、旭川市内にある北海道伝統美術工芸村である。

旭川市の南の玄関口、丘の上のシンボルとなっている洋館からは、眼下に市内が一望できる。

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旭川市遠望

その施設の中には、北海道旭川市を代表する工芸品「優佳良織(ユーカラオリ)」を制作している「優佳良織工芸館」、また雪をテーマに結婚式などにも使われる「雪の美術館」、さらに日本でも珍しい染織品専門の美術館「国際染織美術館」がある。

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伝統美術工芸村案内板

まず、優佳良織工芸館は、北海道を代表する手織り工芸品「優佳良織」を展示するためにつくられた。

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伝統美術工芸村中庭

北海道で生まれた染織工芸品ということで、建物も北海道の素材にこだわって造られている。床材は、ハルニレやヤチダモの埋れ木、展示室はオニグルミ、オンコ、ミズナラなど、それぞれの展示室が北海道の木でつくられている。

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優佳良織工芸館前庭

さらに外壁に使用されている赤みの強い煉瓦は、北海道内で取れる粘土を焼成して作られたものである。

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優佳良織工芸館正面玄関

大雪山系近くの盆地にある旭川市は、日本で一番寒さの厳しい地域で、最も美しい雪の結晶が降る。そんな旭川の丘の上にある雪の美術館は、建物から展示まで全て雪をイメージしてつくられた美術館である。

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雪の美術館正面玄関

外観は優美なヴィザンチン建築様式を随所に取り入れた中世ヨーロッパの城を彷彿とさせるたたずまいをもち、内装は全て雪をイメージしたオリジナルなデザインになっている。

我々団体観光ツァーは、じっくりと織物の世界と、雪の世界を堪能し、次の観光地、小樽へと向かったのである。(続)

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