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コンシェルジュブログ

コンシェルジュ : 柳川 ともみ
【2010年8月31日[Tue]】

スイスの列車に感激 ^0^ ビラトス鉄道

鉄道に ‘たしなみのある’ ももたんにはスイスは とっても魅力的な国
  その上大好きなハイキングもできちゃうんだから
  何度でも行きたくなるのがわかるでしょ ^-^

null
今年の夏にスイスで乗った列車は
 ・ 開業100年を迎えたベルリナ線
 ・ 世界一勾配のきついピラトス鉄道
 ・ 2時間30分の間に6回も乗り継いだ
  ミューレンからサースフェーの旅
 ・ 番外編!意外と完璧だった
  イタリア国鉄のローカル線

ピラトス鉄道の駅で
  自分で撮ったんで、どアップ写真 ^-^

他にもあるけど、みんなに紹介したいのはこの4つかな~
  感動したか経験か、プチ・トラブル付き体験だったってこと ^-^

ベルリナ線は、3年連続で乗って
前にもレポートしたから今回は詳しく書かないけど
2008 7 24  サン・モリッツにて (世界遺産成り立てホヤホヤのベルリナ線に乗った!)
今年は開業100周年の記念すべき年だったんだ

記念コインや記念切手が売っていたよ
  ももたん、ついつい買ってしまった
  限定モノの文字には結構弱いかも ^-^
記念切手は、スイスの郵便局で探したら売り切れだったけど
イタリアのティラノの駅で買えた
  窓口のおねーさんは
  この切手はイタリアでは使えなくてスイスだけだよって念を押してたよ
ベルリナ線のティラノの駅は鉄道の管轄としてはスイスだけど
イタリア国内にあるからね

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

世界一勾配のきついピラトス鉄道は
10年ぐらい前にも乗ったことがある
  でもその頃のももたんはまだテツコ初心者だったから
  この列車の凄いコトがちゃんとわかってなかった
で、もう一度乗ってみることにしたんだ ^-^

どれぐらいの勾配かっていうと最大480パーミル(48パーセント)
  横に1000メートル移動する間に
  縦に480メートル移動するってことだよ

ちなみに
ツェルマットからゴルナーグラートに行く登山列車は200パーミル
ユングフラウへの登山列車は250パーミル
氷河特急は125パーミルが最大勾配らしい
どの登山列車も
実際に乗っていると座席からお尻が滑り落ちそうなぐらいの急な坂道なのに
ビラトス鉄道の勾配に比べたらオコチャマだよね ^-^


480パーミルは
分度器の角度で言えば25.6度
  たいした数字じゃないけど
  実際に乗ってみると感動モノ ^-^

特に、山から下りてくるとき
緩やかな勾配から急なトコに変わる時は
まるでジェットコースターで急降下!!

線路脇には勾配を表す看板がある
  ここは480パーミルと450パーミルの切り替わる場所ってコト

ただ、スピードはそんなに速くない
どうやって急斜面を落っこちないようにゆっくり走れるんだろ って思っちゃった
この列車は同じ線路を往復しているのに上りは30分、下りは40分かかるんだよ
  それだけ下りに気を使っているんだね~
  
似たような乗り物でケーブルカーも地面の上のレールを走るけど
  こっちは線路の間にケーブルがあって、
  それで列車を持ち上げたりゆっくり下ろしたりする
登山列車はケーブルの代わりに
歯車をかみ合わせるための3本目のレール、つまりラックレールがあるんだ
  
ラックレールと言えば日本ではアプト式だけど
スイスではそれ以外に3つのラックレールの形がある
  歯車をかむ3本目のレールの形が少しずつ違うんだよ

その中でもピラトス鉄道は
とっても特殊な形をしているんだ

フツーの?ラックレールは
歯車が縦に回転する
  つまり、列車の床と地面の間の空間を
  歯車が地面と垂直に回っている
ピラトス鉄道のは
とっても急な坂道を走るから
歯車が地面と水平な状態で回るんだ
  それもラックレールを挟んで
  歯車が2つ!!
この歯車で
坂道を落っこちないようにしてるんだね

ピラトス鉄道のラックレール見本
  この歯車の両脇に、普通のレールがあるってコトだよ


だけど・・・
こんなヘンテコなラックレールだと
ポイント切り替えのときに困っちゃうのだ
ポイントの部分は
レールが交差する少しの隙間の部分を車輪が通るようにできている

ところがこのラックレールだと少しの隙間じゃ歯車が通らないでしょ
単線で、上りも下りも同じレールの上を行ったり来たりすれば問題ないけど
ピラトス鉄道は、基本は単線だけど途中で列車のすれ違いがある
  ちょうど、ケーブルカーが真ん中あたりですれ違うのとおんなじ感じ
すれ違うには、複線になってないとダメ、
つまりポイントが必要なのだ

null考えたよね~
フツーのポイントは
線路がYの字のように2つに分かれるけど
ピラトス鉄道のポイントは
角度の違う2つの線路が並行にあって
  4本レールとラックレール2本の合計6本
大きなコンクリの板の上に
その6本のレールが乗っていて
コンクリごと並行移動させちゃう
  だからポイント部分の線路の長さは
  列車1両分ぐらいの長ぁ~いポイントなのだ
  20メートルぐらい?

すれ違い部分のポイント
  線路がつながっていない左側の列車がポイント部分を通る時は
  線路全体が右にずれるんだよ
 



ももたんが乗っている右側の列車は
ポイント部分で線路が切れてて
レールの上を走れない

 前にあるポイントが左に動いたら
 列車はGO!





ももたんは運転手さんの後ろにへばりつくように乗り込んで
写真は撮りまくるは、ポイントが動くのを拍手モンで見るはで
大騒ぎ
  一応オトナだし、一人旅でそばに知り合いもいないから
  心の中で ^-^

ポイントが動くトコは、ビデオで撮りたかったなぁ
え、ポイントの話は意味不明?
  状況は理解できるけど別に面白くもなんともない?
それがテツコとテツコじゃない人との違いなのさぁ ^0^
by ももたん
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