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コンシェルジュブログ

コンシェルジュ : 小宮 俊一
【2011年10月22日[Sat]】 海外

Fm4 18世紀以前の芸術作品 ☆ ルーヴル美術館

その日は曇天で今にも雨が降り出しそうな朝でした。我々夫婦は、宿泊ホテルから目の前、徒歩2分のルーヴル美術館に向かいました。

nullこの美術館は、紀元前から18世紀までの世界中の美術、芸術作品が管理、展示されており、現在の画家、彫刻家、芸術家は元より美術愛好者たちのあこがれの地です。




ルーヴルの凱旋門








null現在は、芸術家、美術関係の専門家を初め、世界中の観光客が、毎日のように訪れるフランスの首都、「芸術の都パリ」、その中心地と言えます。

ルーヴル美術館の外郭




nullルーヴル美術館は、その建物自体が美しく、限りなく広く大きく、1日や2日ではとても全てを見学しきれないほどです。

画家の卵やマニアックな人たちは、近隣のホテルに泊まりこみ、納得のいくまで毎日のように通い詰めているのです。

ガラスのピラミッド


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nullルーヴル美術館に所蔵されている芸術作品は、古代ギリシャから原則的には18世紀迄の絵画・彫刻・工芸品などが棟ごと、各フロアごとに展示されています。

館内の表示板に、絵画、彫刻など幾つかのセクション案内が示されており、我々夫婦はまず、彫刻専門の棟に向かいました。



逆さピラミッド






nullさて、ミロのヴィーナスは、古代ギリシャで制作された世界的に有名な彫刻の女性像ですが、ルーヴル美術館で厳重に管理、展示されています。





ミロのヴィーナス








null次に、「サモトラケのニケ」勝利の女神彫像を見に行きました。ニケ像は地上階の中央通路の突きあたりに展示されています。その美しさと迫力に惹かれ、何枚かの写真を撮りました。
サモトラケのニケ


目に付くのは今にも飛び立ちそうな優美な羽とダイナミックな胴体の見事なバランスです。

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館内の喫茶コーナーでの昼食のあと、「16世紀」絵画棟に行きました。階段を上がると展示室が果てしなく続いています。

nullルーヴル美術館の中で、私の1番好きな絵は、イタリアの画家、彫刻家、発明家のレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」です。

この絵には、ある友人の奥方が描かれており、裏話として、ダ・ヴィンチとの不倫の噂がありましたが、大昔の事なのでその真偽は定かではありません。

彼の絵画の特徴は「スフマート技法」と「空気遠近法」であり、独特でミステリアスな雰囲気を醸し出しています。


モナリザ




nullさて、つれあいのお気に入りの絵は、17世紀のオランダ生まれの印象派画家、ヨハネス・フェルメールが描いた「レースを編む女」です。

やたら広い17世紀の絵画フロアをウロウロと探し回り、ようやくフェルメールのコーナーを見つけました。

この絵の特徴は、フェルメールの独特な技法「写実的な迫真性のある画面」や、「綿密な空間構成と巧みな光と質感の表現」が如実に表れています。(続)


レースを編む女


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