「すみませーん、部屋の鍵が開かないんですけど」海外添乗していた頃この言葉を聞かない時はなかった位、特にヨーロッパのホテルのソレは何故か日本人と相性が悪いようで・・・。「ぐるぐる回しすぎはダメですよ」「自分の方にノブを引きながらキーを回してみて」etc自ら体得したコツのようなものを試してもらううちに、頑固な鍵も「カチッ」と軽快な音をたて、めでたく御開帳とあいなったものでした。添乗の現場を離れ鍵開けコールで呼ばれることもなくなった今、次なる使命は「未知の世界への扉の鍵を開けるお手伝いをすること」。鍵穴にキーをさしこむのは皆さんで私はそのお助け屋。一緒に扉の向こうにある感動を共有できればこんな嬉しいことはありません。せっかくの旅ですもの、「わがままかしら」なんて遠慮しないで「こだわること」に自信を持って・・・・お客様の「旅へのこだわり」を「形」にすべくパソコンを前に東奔西走しますヨ。もちろん幸せそうなお客様の笑顔も思い浮かべながら・・・。