原始キリスト教の影響を色濃く受け、島国ならではの独自の文化、独自の音楽をつくりあげてきました。
自然災害や大きな戦いの被害を受けていないため、古代の遺跡もいっぱい。
どんなテーマでも楽しめる国、それがアイルランドです。
ダブリン
歴史と文化の宝庫・ダブリン。ギネスビールでCheers!
首都ダブリンがアイルランドの空・海の玄関口。
歴史の旅なら、9世紀より大切に保管されてきたアイルランド装飾写本の傑作『ケルズの書』が収められている、国内最古の名門大学トリニティカレッジや、ヴァイキングの遺品が収められている国立考古学博物館、13世紀築城のダブリン城。
音楽好きなら、ナイトショーでアイリッシュダンスやカントリーミュージック。
食とお酒を楽しみたいなら、テンプルバー、グラフトンストリートでの名物パブやギネス博物館。
どんなテーマも受け入れてくれる、歴史の雰囲気漂う懐の深い街です。
ニューグレンジ
ダブリンから日帰りで行ける、5000年前の遺跡が眠るミステリーエリア
ダブリンから北西へ60km行ったなだらかな丘陵に、5000年前の巨大な墳墓群ニューグレンジがあります。
大小40を超えるこの墳墓群は、どの民族が誰のためにつくりあげたものかわかっておらず、謎の形、謎の渦巻き模様と、多くが謎に包まれていますが、冬至の日に陽光がまっすぐ差すように墓室への通路が作られているなど、すでに高度な技術を持っていたようです。
近くには、アイルランド特有の十字架ハイクロスが見られるモナスターボイスやアイルランド人の聖地タラの丘などもあり、アイルランドの源流を辿る旅ができます。
アラン諸島
ケルト文化の中心、絶海の島々アラン諸島
人口は2000人に満たないですが、25万人もが訪れる人気観光地、ケルト文化に興味のある方は必見です。
コネマラ空港から飛行機で、あるいはゴールウェイから船でアクセスできます。
自然の断崖を利用した古代要塞ドン・エンガスをはじめとして廃城や先史時代の墓、石でできた古代の十字架など、複数の島のあちこちに遺跡が点在しています。
レンタサイクルで遺跡巡りはいかがでしょうか?